瑞牆山 残雪が登頂を邪魔する



- GPS
- --:--
- 距離
- 4.8km
- 登り
- 635m
- 下り
- 621m
コースタイム
- 山行
- 4:45
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 6:20
8:30 瑞牆山無料駐車場
8:52 瑞牆山登山口
10:00 富士見平 10:10
10:50 天鳥川(桃太郎岩)
12:10 山頂手前で撤退
13:05 富士見平 14:10
14:50 瑞牆山無料駐車場
天候 | 曇り 時々 晴れ のち 霰 |
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過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場は広く50台以上駐車可能です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口からは広々したなだらか部分を登って行くが、赤テープの間隔が長く、次の赤テープが見えず進む方向に悩む所が少しあります。 林道を横切ってからは雪が積もっていて、朝は凍っているため滑り止めは必須です。 富士見平から天鳥川までは山腹を下っていきますが、天鳥川手前の下りがかなり急で、アイゼンを着けていても滑りやすく危険です。 天鳥川からは凍結路とV字に切れ込んだ積雪路を登って行くのだが、雪がシャーベット状で滑りやすく、滑り止めをしていてもよく滑り、下りでは注意深く降りないと危険です。 |
その他周辺情報 | 須玉ICに下る途中に塩川ダムがあり、分岐を左へ行くと増富ラジウム温泉がある。富士見平山荘で50円引き券を貰えました。 |
写真
装備
備考 | 12本アイゼンとピッケルの装備の方が良かったようです |
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感想
前日まで奥多摩の鷹ノ巣山に行く予定でしたが、天気予報が雨だったので、晴れのち曇り予報の前から行ってみたかった瑞牆山に行くことにしました。
中央道は相模湖の辺りでスピードが遅くなったものの停止するほどの渋滞はなく、一般道でも迷うことなく、道路に雪や凍結もなかったため、予定通り8時半に到着しました。
瑞牆山登山口からは広い木立の森をなだらかに登るという印象で、途中から段々急になりいったん林道にでます。ここから雪が増えてきたためチェーンスパイクを装着。
林道からは急な登りが続き尾根状の平坦な所にでます。ここから瑞牆山が見えましたが、山頂は雲に隠れていました。
平坦な場所で小休止したのち、再び急登を進むと程なく富士見平に到着。標識では登山口から富士見平まで30分らしいが、我々は1時間もかかってしまいました。
富士見平でトイレ休憩をした後、瑞牆山に向かって出発しました。
富士見平から桃太郎岩までは山腹を下って行く感じで、途中に大きな岩があるところからは、かなり急な下りとなり、スパイクがズルズル滑って危険でした。
ここを下りきると天鳥川(桃太郎岩)に到着。こんな大きな岩を誰が割ったのかと思う程真っ二つに割れていて、足元を小枝が支えていました。確かに支えたくなる気持ちは分かります。
ここからはツルツルの凍結した川?のような所を登って行き、その後はV字状に切れ込んだ細い急な登りをひたすら登って行くのですが、雪が積もっている分平坦になっているため、夏場よりも冬の方が登りやすいと思うのですが、雪がやや解けてシャーベット状になっているため良く滑るのでかなり苦戦しました。さらに周りは木立に囲まれて展望が全くなく、山頂も見えず気持ちが萎えてしまいました。
予報では2時から天気が悪くなるとのことで、この時点で12時を過ぎてしまったため、山頂に行くと2時までに下山できないと判断し、7〜8合目あたりで撤退を決断し、富士見平まで戻って昼食にしました。
昼食が終わる頃に雪?雹?が降り始め寒くなってきたため、急いで支度をして下山しました。少し下ると雪はやみ、持って行ったビニールシートをソリ代わりにして遊びながら下山しました。
富士見平山荘で山バッチを買った時に頂いた増富ラジウム温泉の割引券を使って、帰りに日帰り温泉に浸かってゆっくりしました。この時点で中央道が八王子から調布までの渋滞だったため、一般道で甲州街道沿いの「小作」でほうとうを食べてから高速に乗ったら渋滞も解消されていて、スムーズに帰宅できました。
今回の山行は、我々のレベルでは行ってはいけない山だったのだと思います。雪のない季節だったら登れたかもしれませんが、ほとんどの登山者が12本アイゼンとピッケルという格好で登っていましたから、我々みたいにチェーンスパイクにストックなしではやはり歯が立ちませんでした。今度は雪のない季節に再チャレンジしたいと思います。
やはり百名山甘くはありませんでした。
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