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Yamareco

記録ID: 605455
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲信越

瑞牆山 残雪が登頂を邪魔する

2015年03月21日(土) [日帰り]
 - 拍手
kitsunai その他2人
GPS
--:--
距離
4.8km
登り
635m
下り
621m

コースタイム

日帰り
山行
4:45
休憩
1:35
合計
6:20
8:30
90
瑞牆山無料駐車場
10:00
10:10
40
富士見平
10:50
11:00
70
天鳥川(桃太郎岩)
12:10
12:20
45
瑞牆山中腹
13:05
14:10
40
富士見平
14:50
瑞牆山無料駐車場
5:30 東京
8:30 瑞牆山無料駐車場
8:52 瑞牆山登山口
10:00 富士見平 10:10
10:50 天鳥川(桃太郎岩)
12:10 山頂手前で撤退
13:05 富士見平 14:10
14:50 瑞牆山無料駐車場
天候 曇り 時々 晴れ のち 霰
過去天気図(気象庁) 2015年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
駐車場までの道には雪がなくなっていて、凍結ヶ所もありませんでしたが、瑞牆山荘から駐車場までの100mは除雪されてなく、轍が凍結していました。
駐車場は広く50台以上駐車可能です。
コース状況/
危険箇所等
登山口からは広々したなだらか部分を登って行くが、赤テープの間隔が長く、次の赤テープが見えず進む方向に悩む所が少しあります。
林道を横切ってからは雪が積もっていて、朝は凍っているため滑り止めは必須です。
富士見平から天鳥川までは山腹を下っていきますが、天鳥川手前の下りがかなり急で、アイゼンを着けていても滑りやすく危険です。
天鳥川からは凍結路とV字に切れ込んだ積雪路を登って行くのだが、雪がシャーベット状で滑りやすく、滑り止めをしていてもよく滑り、下りでは注意深く降りないと危険です。
その他周辺情報 須玉ICに下る途中に塩川ダムがあり、分岐を左へ行くと増富ラジウム温泉がある。富士見平山荘で50円引き券を貰えました。
8:30 瑞牆山無料駐車場到着
2015年03月21日 08:48撮影 by  COOLPIX L320, NIKON
3/21 8:48
8:30 瑞牆山無料駐車場到着
青空が広がっています
2015年03月21日 08:35撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
2
3/21 8:35
青空が広がっています
駐車場から瑞牆山荘までの道は凍っています
2015年03月21日 08:51撮影 by  COOLPIX L320, NIKON
3/21 8:51
駐車場から瑞牆山荘までの道は凍っています
瑞牆山荘は営業していましたが、隣のトイレは冬季使用禁止です
2015年03月21日 08:53撮影 by  COOLPIX L320, NIKON
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3/21 8:53
瑞牆山荘は営業していましたが、隣のトイレは冬季使用禁止です
瑞牆山登山口
2015年03月21日 08:53撮影 by  COOLPIX L320, NIKON
3/21 8:53
瑞牆山登山口
クマさんはまだ冬眠中でしょう
2015年03月21日 08:45撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
3/21 8:45
クマさんはまだ冬眠中でしょう
始めは広い緩やかな登りです
始めは広い緩やかな登りです
霜柱が高いです
青空が気持ちいいです
2015年03月21日 09:06撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
1
3/21 9:06
青空が気持ちいいです
一旦林道に出ます
2015年03月21日 09:16撮影 by  COOLPIX L320, NIKON
3/21 9:16
一旦林道に出ます
林道からは急な登りになります
2015年03月21日 09:17撮影 by  COOLPIX L320, NIKON
3/21 9:17
林道からは急な登りになります
雪が増えてきたので、この辺からチェーンスパイクを装着
2015年03月21日 09:16撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
3/21 9:16
雪が増えてきたので、この辺からチェーンスパイクを装着
山ガールは元気です
2015年03月21日 09:32撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
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3/21 9:32
山ガールは元気です
途中休憩場所から瑞牆山周辺の山が見えてきました
途中休憩場所から瑞牆山周辺の山が見えてきました
段々雪が深くなってきました
2015年03月21日 09:40撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
3/21 9:40
段々雪が深くなってきました
道を外れると膝上まで潜ってしまいます
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道を外れると膝上まで潜ってしまいます
この看板から20mくらい行った所に水場がある
2015年03月21日 09:56撮影 by  COOLPIX L320, NIKON
3/21 9:56
この看板から20mくらい行った所に水場がある
水場は凍らず健在です
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水場は凍らず健在です
10:00 富士見平に到着
2015年03月21日 10:00撮影 by  COOLPIX L320, NIKON
3/21 10:00
10:00 富士見平に到着
ここで瑞牆山と金峰山方面に分岐する
2015年03月21日 10:00撮影 by  COOLPIX L320, NIKON
3/21 10:00
ここで瑞牆山と金峰山方面に分岐する
富士見平山荘は営業中でした。隣のトイレも使用可能(100円)でした。ここで山バッチゲット!
2015年03月21日 10:09撮影 by  COOLPIX L320, NIKON
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3/21 10:09
富士見平山荘は営業中でした。隣のトイレも使用可能(100円)でした。ここで山バッチゲット!
この辺では腰まで埋まります
2015年03月21日 10:09撮影 by  COOLPIX L320, NIKON
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3/21 10:09
この辺では腰まで埋まります
山荘前の広場にはテントも数個設営されていました
2015年03月21日 10:00撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
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3/21 10:00
山荘前の広場にはテントも数個設営されていました
元気な山ガール
2015年03月21日 10:04撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
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3/21 10:04
元気な山ガール
撮影に夢中です
2015年03月21日 10:15撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
1
3/21 10:15
撮影に夢中です
山荘からはトラバースぎみに下って行く
2015年03月21日 10:17撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
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3/21 10:17
山荘からはトラバースぎみに下って行く
目標が見えてきた
2015年03月21日 10:20撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
3/21 10:20
目標が見えてきた
奇怪な山様です
いい写真です。被写体がいいのかカメラマンがいいのか?
2015年03月21日 10:30撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
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3/21 10:30
いい写真です。被写体がいいのかカメラマンがいいのか?
ここまでがトラバースぎみの道
ここからは急で危険な下りです
2015年03月21日 10:38撮影 by  COOLPIX L320, NIKON
3/21 10:38
ここまでがトラバースぎみの道
ここからは急で危険な下りです
雑誌に載りそうな1枚です。腕の良いカメラマンです。
2015年03月21日 10:34撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
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3/21 10:34
雑誌に載りそうな1枚です。腕の良いカメラマンです。
写真ではわかりづらい急な傾斜で雪が滑りやすく危険です
2015年03月21日 10:50撮影 by  COOLPIX L320, NIKON
3/21 10:50
写真ではわかりづらい急な傾斜で雪が滑りやすく危険です
踏み外すとこんな感じになってしまいます
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踏み外すとこんな感じになってしまいます
帰りはこの傾斜を登ることを考えると・・・
2015年03月21日 10:43撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
3/21 10:43
帰りはこの傾斜を登ることを考えると・・・
10:50 天鳥川(桃太郎岩)到着
山荘から40分かかりました
2015年03月21日 10:50撮影 by  COOLPIX L320, NIKON
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3/21 10:50
10:50 天鳥川(桃太郎岩)到着
山荘から40分かかりました
巨大な桃太郎岩
その大きさにビックリです
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巨大な桃太郎岩
その大きさにビックリです
誰が割ったのでしょうか・・・
誰が割ったのでしょうか・・・
しかも小枝で支えています。やりたくなる気持ちはわかります。
2015年03月21日 10:52撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
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3/21 10:52
しかも小枝で支えています。やりたくなる気持ちはわかります。
岩の横の階段を登って行きます
2015年03月21日 10:52撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
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3/21 10:52
岩の横の階段を登って行きます
人と一緒に写るとその大きさが伝わると思います
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人と一緒に写るとその大きさが伝わると思います
山ボーイも興奮ぎみですつ
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山ボーイも興奮ぎみですつ
ツルツルの氷の表面を水が流れています
2015年03月21日 10:59撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
3/21 10:59
ツルツルの氷の表面を水が流れています
ツルツル1
2015年03月21日 11:03撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
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ツルツル1
ツルツル2
苔の緑が深いです
2015年03月21日 11:15撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
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3/21 11:15
苔の緑が深いです
こんな急登が続きます
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こんな急登が続きます
いつまで登っても山頂は見えてきません
2015年03月21日 11:40撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
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3/21 11:40
いつまで登っても山頂は見えてきません
みんな疲れました
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みんな疲れました
まだまだ続く急登とシャーベット状の足元に苦戦して
まだまだ続く急登とシャーベット状の足元に苦戦して
天気も悪くなってきたので、ここで勇気ある撤退を決定!
2015年03月21日 12:09撮影 by  COOLPIX L320, NIKON
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3/21 12:09
天気も悪くなってきたので、ここで勇気ある撤退を決定!
下りは滑ります
2015年03月21日 12:01撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
3/21 12:01
下りは滑ります
かなり危険です
2015年03月21日 12:05撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
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3/21 12:05
かなり危険です
山ボーイは埋もれるのが好きみたいです
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山ボーイは埋もれるのが好きみたいです
途中から五丈岩が見えました
2015年03月21日 12:08撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
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3/21 12:08
途中から五丈岩が見えました
富士見山荘まで戻って昼食
2015年03月21日 13:13撮影 by  COOLPIX L320, NIKON
3/21 13:13
富士見山荘まで戻って昼食
だいぶ冷えてきました
2015年03月21日 13:47撮影 by  COOLPIX L320, NIKON
3/21 13:47
だいぶ冷えてきました
と、思ったら雹が降ってきました
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と、思ったら雹が降ってきました
厚着して下山
林道まで降りてきて、ここでスパイクチェーンを外す
林道まで降りてきて、ここでスパイクチェーンを外す
14:50 駐車場に到着
2015年03月21日 14:52撮影 by  COOLPIX L320, NIKON
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3/21 14:52
14:50 駐車場に到着
帰りは増富ラジウム温泉へ寄って帰ります
2015年03月21日 14:52撮影 by  COOLPIX L320, NIKON
3/21 14:52
帰りは増富ラジウム温泉へ寄って帰ります
山頂まで行けなかったが山バッチゲットです
雪のない季節にリベンジしたいと思います。
2015年03月22日 18:39撮影 by  COOLPIX L320, NIKON
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3/22 18:39
山頂まで行けなかったが山バッチゲットです
雪のない季節にリベンジしたいと思います。

装備

備考 12本アイゼンとピッケルの装備の方が良かったようです

感想

前日まで奥多摩の鷹ノ巣山に行く予定でしたが、天気予報が雨だったので、晴れのち曇り予報の前から行ってみたかった瑞牆山に行くことにしました。

中央道は相模湖の辺りでスピードが遅くなったものの停止するほどの渋滞はなく、一般道でも迷うことなく、道路に雪や凍結もなかったため、予定通り8時半に到着しました。

瑞牆山登山口からは広い木立の森をなだらかに登るという印象で、途中から段々急になりいったん林道にでます。ここから雪が増えてきたためチェーンスパイクを装着。

林道からは急な登りが続き尾根状の平坦な所にでます。ここから瑞牆山が見えましたが、山頂は雲に隠れていました。

平坦な場所で小休止したのち、再び急登を進むと程なく富士見平に到着。標識では登山口から富士見平まで30分らしいが、我々は1時間もかかってしまいました。
富士見平でトイレ休憩をした後、瑞牆山に向かって出発しました。

富士見平から桃太郎岩までは山腹を下って行く感じで、途中に大きな岩があるところからは、かなり急な下りとなり、スパイクがズルズル滑って危険でした。
ここを下りきると天鳥川(桃太郎岩)に到着。こんな大きな岩を誰が割ったのかと思う程真っ二つに割れていて、足元を小枝が支えていました。確かに支えたくなる気持ちは分かります。

ここからはツルツルの凍結した川?のような所を登って行き、その後はV字状に切れ込んだ細い急な登りをひたすら登って行くのですが、雪が積もっている分平坦になっているため、夏場よりも冬の方が登りやすいと思うのですが、雪がやや解けてシャーベット状になっているため良く滑るのでかなり苦戦しました。さらに周りは木立に囲まれて展望が全くなく、山頂も見えず気持ちが萎えてしまいました。

予報では2時から天気が悪くなるとのことで、この時点で12時を過ぎてしまったため、山頂に行くと2時までに下山できないと判断し、7〜8合目あたりで撤退を決断し、富士見平まで戻って昼食にしました。

昼食が終わる頃に雪?雹?が降り始め寒くなってきたため、急いで支度をして下山しました。少し下ると雪はやみ、持って行ったビニールシートをソリ代わりにして遊びながら下山しました。

富士見平山荘で山バッチを買った時に頂いた増富ラジウム温泉の割引券を使って、帰りに日帰り温泉に浸かってゆっくりしました。この時点で中央道が八王子から調布までの渋滞だったため、一般道で甲州街道沿いの「小作」でほうとうを食べてから高速に乗ったら渋滞も解消されていて、スムーズに帰宅できました。

今回の山行は、我々のレベルでは行ってはいけない山だったのだと思います。雪のない季節だったら登れたかもしれませんが、ほとんどの登山者が12本アイゼンとピッケルという格好で登っていましたから、我々みたいにチェーンスパイクにストックなしではやはり歯が立ちませんでした。今度は雪のない季節に再チャレンジしたいと思います。
やはり百名山甘くはありませんでした。

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2/5
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2/5

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