紅葉終了 線ケ滝からイヌムギ不動・経塚山(荒船山)時計逆周り


- GPS
- 06:37
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 946m
- 下り
- 941m
コースタイム
- 山行
- 5:08
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 6:30
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
線ケ滝の少し上の登山者用駐車場は10時の時点で満車でした。16台位駐車していました。線ケ滝付近の路肩に駐車しました。トイレ、水場ありません。トイレは少し下の星尾集落内にあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
○登山口→威怒牟幾(いぬむぎ)不動 整備された登山道だが、沢の横断箇所は本来の道が崩壊してロープ等が設置されている。特段の危険箇所はない。 ○威怒牟幾不動 水量の少ない威怒牟幾不動滝の水流の裏側に不動像があります。滝脇を直登もできるが、左岸に踏み跡あり。高度感があり滑落注意。 ○威怒牟幾不動→荒船山分岐→経塚山 尾根までは沢の右岸登山道をガシガシ登る。この時期は落葉が多く、足の置場が見えにくいので注意が必要。不動のすぐ先に岩場は落葉がある時期は特にスリップに注意。 尾根に出て立岩からのルートと合流した後、北進する登山道は尾根道だが急斜面の部分が多い。そして小ピークを登って降りてを繰り返す。1350からの短い区間の下りなどで、スリップ・滑落に注意が必要。 巻き道分岐から経塚山山頂までは一気に高度を上げる。岩場の直登区間は転倒注意である。 ○経塚山→星尾峠 経塚山は荒船山の最高峰のため、艫岩からピストンするハイカーも多い。山頂直下は急な下りだが、星尾峠へのルート分岐からは階段などが整備されている。こちらも落ち葉が多いのでスリップ注意。 ○星尾峠→線ケ滝登山口 星尾峠から20m位は広いルートだが、すぐに星尾川へ急降下する(ロープ有り)。威怒牟幾不動との分岐(標高1065m)までは一部崩れている区間を除き、新しい赤テープに従えば歩きやすいルートである。 分岐から先は、星尾川からいったん離脱して、地形図の林道末端(地形図の黒実線)付近を目指す。新しい赤テープは無くなった。林道末端エリアは開けている。途中で地形図ではわかり難いちょっと深い小沢の横断があるが、ほぼ直線で突破した。なお少し上流に行くと通過は容易なようだ。その先、林道を離れる地点は、地形図ルート実際のルートが一部異なり分かりにくい。林道の枝線のような分岐の先にある赤テープと道標がある場所から林道から下る。間違って林道を下らないように注意が必要。この先の登山道は、星尾川支流の左岸を緩やかな傾斜で下る。 今回、標高940m付近の滝でルートをロストした。左岸から右岸に渡渉する地点で、そのまま滝横の土付き斜面を安易に下降してしまった。下降後、明らかにこれまでのルート整備状況と異なることから、急峻な枝沢を30m位登り返して右岸ルートに復帰した。本来のルートは滝の上流で早々に右岸を巻いて登っていたようだが、発見できなかった。 その後、大きな倒木がある崩壊が1カ所がある。新しいクサリが設置されていた。また枝沢横断の木橋は多くが利用できない。新しい鉄橋が設置されている箇所もあるが、多くが沢底に降りての通過となる。新しい鉄橋が流されている地点もあり、総合的なルーファイが必要と感じた。 バリエーションルートではありませんが、初心者だけでの利用はお勧めできない区間です。 |
その他周辺情報 | ○下山後の温泉 登山口に近い「星尾温泉」は、下山者に人気で駐車場所が無かったため、ちょっと遠いが「荒船の湯」を利用しました。大型の日帰り温泉施設で、食事処も午後20時まで営業とハイカーに優しい。JRO割引き有り。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
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感想
荒船山エリアで、登ったことがなかったルートを繋いでみました。ただし、このルートは展望も無く、イヌムギ不動以外は特段歩く理由が見当たりません。特に下山ルートの後半部(星尾川右岸)は、あまり歩かれていないようです。
しかし、星尾から荒船山へのルートとして、右岸又は左岸のルートのどちらかは、きちんと整備して欲しいなと思いました。
ほぼ10時に登山口を出発して、まずは前回素通りしてしまったイヌムギ不動にお参りしました。滝の水流はあったのですが、写真に撮ると水流が写りません。この付近の紅葉は最後のようです。
尾根までの急登を15分で登ると汗が噴き出ます。ここで立岩方面から来たペアに抜かれました。落ち葉が多く歩き難い急な尾根上のルートを登り下りして、1305の標高点に到着すると、さらに汗が出ます。ただし体から湯気は出ないのです。
さらに尾根上のルートを進みます。急斜面をヘロヘロで登っている最中に、上からガサガサと音がしてクマかと思って死ぬほど驚いたのですが人間でした。結局、途中で2組のペアとスライドしました。また巻き道分岐の手前から風が強くなりました。
巻き道分岐で昨年逆コースで撤退した巻き道を探しましたが赤テープが見えただけ。時間も無いので偵察もやめました。とんがりコーンに見える山頂までは真っ直ぐな直登です。へーへー言いながら一気に登ると、経塚山山頂には誰もいません。展望もありません。さっさと下山開始とします。
ランチを艫岩でと思っていましたが、時間がおそくなったので、テーブルマウンテンを1356mの標高点付近まで歩いて風の無い落ち葉の上でランチとしました。フカフカで気持ち良いです。
さてランチ後に下山開始。星尾峠まではサクサク行けますが、その先はあまり情報が無い未踏区間です。星尾峠から一気に谷を下り出すと、出だしは急でしたが、その後は比較的歩きやすいルートです。新しい赤テープに誘導されて、星尾川の左岸ルートとの分岐まではスムーズでした。
分岐を過ぎて、ちょっと地形的に分かりにくい林道終点付近を越えて、林道から下降を再開します。こちらも非常に歩きやすいトレールなのですが、数カ所ルーファイが必要な箇所がありました。なお、分岐以降は新しい赤テープは無くなりました。
沢に滝がある地点では、これまでの左岸側から右岸に渡渉して、滝手前から右岸から大きく巻くようにルートがあるようでしたが、滝横を強引にクライムダウンというか滑り降りてしまいました。その後、枝沢を登り返して右岸ルートに復帰しましたが、靴がビショビショになってしまいました。
その先も、倒木や崩壊地があったり、木橋は全部利用できなかったり、鉄橋が流されていて渡渉するなど、注意する箇所が多数ありました。崩壊等が無い区間は非常に歩きやすいのですが、崩壊地点については復旧整備があまりされていないようでした。道標も朽ちたモノ以外はありません。
結局、星尾峠から2時間ちょっとかけて駐車場まで下りました。想定より時間がかかりました。
星尾温泉は駐車スペースが満車だったので、だいぶ遠回りですが荒船の湯で温泉と食事をとり、下仁田ネギをお土産に購入して帰宅となりました。気温は低くなかったのですが、展望も望めず、下山ルートもやっかいなので、残念ながらお勧めできるルートではなかったです。
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