腰越城址−小瀬田峠−山の神の峠−官ノ倉山

コースタイム
- 山行
- 2:01
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 2:15
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
標識はあまりありませんが、道は明瞭。危険個所無し。 |
写真
感想
昔は、東秩父村の安戸(やすど)から小川町へ抜ける2つの峠があったそうです。「小瀬田峠」と「山の神の峠」です。
小瀬田峠は、小川高等学校のCD-ROMに「小瀬田峠」という歌が収録されているようで、昔はずいぶんと利用されていたようですが、和紙の里カントリークラブ(会社名は東秩父カントリークラブ)の開発で廃道になったそうです。このゴルフ場開発は、バブルの崩壊で未完のまま終わったそうです。
山の神の峠は、ネットでその峠の祠の写真を見たことがあるのですが、その位置は判然とせず、訪れることは不可能と半ばあきらめていました。
しかし、その祠の写真をヤマレコの別の記録で見つけました。コースは、腰越城址から官ノ倉山へのコース上みたいです。腰越城址から官ノ倉山まで、尾根道が繋がっているとは、考えてもいませんでした。早々に行ってみることにしました。
腰越城址は、旧パトリアおがわの駐車場から直ぐと聞いていましたが、今回は少し先の和紙の里(道の駅)の駐車場に車を止めました。
和紙の里の駐車場から、腰越城址の登り口まで、車道を3.5キロほど。昔なら軽い準備体操として走っていったのですが、今年の初めに腰の手術をして以来、ほとんど走れない体になってしまい、歩いたり、ちょろちょろ走ったりで行きました。
腰越城址入口からは、山道となりやや急な登りを鞍部まで登り、左折してピークに立てば、そこが腰越城址です。
再び鞍部まで戻り、そのまま尾根上の道を進みます。暫く樹林の中の道を行きます。途中で高圧線の鉄塔の下をくぐり、さらに進むと広場のような草地に出ます。この辺りが、和紙の里カントリークラブの予定地のようです。山が削られ、枯れ草が生い茂った無味な土地になっていました。この辺りに小瀬田峠はあったのでしょうか?一応、尾根の鞍部の所は残っていたので、そこを小瀬田峠としました。そこから、再び林の中の道になります。しばらく尾根を行くと、再び峠らしい所に出ました。西と東に峠道が超えているのが分かります。ここが小瀬田峠だ!峠は残っていたんだ。しかし確信はもてません。峠の地蔵でもあればいいのですが、何もありません。自分の中では、ここを小瀬田峠としました。そこからさらに尾根を進むと次の鞍部にあの祠がありました。山の神の峠です。聞いていたように、祠の前と後に峠道が通っています。祠の中には、神様が祀られていますが、よくよく見るとただの石のように見えます。まあ神様と言えば神様かも。あまり追求すると罰があたりそうなのでやめときます。
ここから安戸に下りてみようと思い、少し下ってみました。しかし、荒れた道は途中で不明瞭となったので、峠まで引き返しました。
再び尾根道を進み、最後の坂を登ると、石尊山の西側のピークに出ました。まずは石尊山に行って展望を楽しみました。小川町の中心地が一望でき、遠くには雪をかぶった谷川岳も見えました。それから官ノ倉山に登って、再び景色を眺めてから、官ノ倉峠経由で、安戸に下りました。
<追記>
家に帰って地図で確認しました、小川町の小瀬田から沢筋に辿ると、やはりゴルフ場の跡地辺り(標識のあった場所)に登りつきそうです。やはり小瀬田峠は無くなってしまったのかもしれません。
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