北海道遠征 その2 雨竜沼湿原・南暑寒岳(撤退)


- GPS
- --:--
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 335m
- 下り
- 330m
コースタイム
5:30 南暑寒荘出発
6:00 白竜の滝
6:50 雨竜沼湿原入り口
7:27 第二吊り橋
7:32 白竜の滝
8:00 南暑寒荘着
天候 | 晴れのち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
山開き前で 吊り橋の踏み板はまだ外されたまま。 登山道はよく整備されている。 |
その他周辺情報 | 南暑寒荘は 登山時はまだ開いていなかった。 |
写真
感想
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6月2日のフェリーに乗り名古屋を出発し 6月28日苫小牧発のフェリーに乗って30日に名古屋へ帰り着き 長い間夢にまで見た北海道の山々に登ってきた。 持参したパソコンのサブ機が 途中で不調となり 記録は思い出しながら書いておりますので一部間違いや思い違いが有るかもしれませんので あまり参考になさらないでください。
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北海道の朝は早い。 午前3時を過ぎると空が明るくなってきて 3時50分ごろにはもう旭が昇ってくる。
少し遅くなってしまったが 5時ごろ 南暑寒荘に到着。 到着前に暑寒ダムを通ってくるが そこから見える暑寒別岳の異様な山容に期待は高まる。天気も悪くない。 しかし まだ山開き前のようで素晴らしく整備された広い駐車場に他の車は無い。 一体、 北海道の人は山に登らないんだろうかと疑いたくなる。 それにしても 設備が立派に整い、 さぞかし盛期にはたくさんの人が訪れるのだろう。
案内板によれば 南暑寒岳への途中にある雨竜沼湿原はラムサール条約に登録されていて 北海道の尾瀬と云われているとのこと。
支度をして5:30に出発。 この頃になると 残念にも雲が湧いて なんとなく幸先が悪い。 登山口の注意書にも ”雨竜沼湿原には行けません”と書いてある。・・・ままよ、と出かけた。 30分も歩くと 白竜の滝に到着。 なかなか立派な滝だ。 しかし ここまでほとんど人の入った形跡はなく、 しかもだんだん雲雪もあやしくなってきて またもや心細くなり、 ヒグマも出るんではないかなと 鈴とホイッスルを何回も鳴らす。
すぐに少し大きな残雪の雪田が有り(第二)吊り橋につくが 橋の板が まだ外されたまま。 鉄骨の頑丈な作りなので枠の上をサッサと通過。 徐々に登山道に笹がかぶり ますますヒグマの恐怖感が高まるが 獣臭はもちろんそれらしい痕跡も全くないので どんどん進む。 登山道はよく整備されており ひどくなることはなく 全く問題はない。 左手の台地状の斜面には雪がまだたくさん残り 滝もあったりで 雰囲気は良いが 雲はさらに増え、 辺りもガスってきた。 ここまで いろんな花が咲いており 湿原の花が期待できそうであったが、湿原に着いたころには 辺りはガスに包まれ 何も見えなくなった。
このまま登っても仕方がないし、 気味が悪いので 残念だがここで引き返すこととした。
南暑寒荘に帰り着いたのはまだ午前8時で これからでもどこかの山に登れそうだった。 しかし 早朝にチェックした天気予報では どこも良くないらしく 明日は 少し回復するがまた悪くなるという予報で有った。
予定では 6月7日に 利尻島へ渡り 8日に利尻岳に登る計画であったが 8日以降はしばらく好天は期待できそうになかったので 急遽 今日利尻島に渡り あす利尻岳に登ることに変更し 急ぎ出立。
南暑寒荘に帰り着いたときに ソロハイカーが二人到着し、 (釧路からこられたという)一人は誰もいないなら怖いので帰ると言っておられたが、 もう一人の方が 湿原まで行ってくると言われ、 その方に同行して出かけられた。 やっぱり 北海道の人でもひぐまが怖いんだ。
(雨竜沼湿原・南暑寒岳は後日 再トライしました)
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