大和葛城山《高原を染めるヤマツツジ》
- GPS
- 04:52
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 844m
- 下り
- 831m
コースタイム
- 山行
- 3:50
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 4:32
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
・近鉄御所駅 〈バス停〉 ・近鉄御所駅前〜葛城山登山口(奈良交通バス) |
コース状況/ 危険箇所等 |
〈道の状況〉 (上り)・北尾根コースは登山口から急傾斜の道 ・研究路コースは緩やかな歩き易い道 (下り)・櫛羅コースは登山道が崩れた所あり荒れている 特に昨晩は大荒れの天候で雨風が強く、滑り易く下山は要注意 |
写真
感想
近鉄御所駅前から葛城山ロープウェイ葛城登山口駅までバスを利用する。
平日でも臨時便が出るほど駅前は登山者で賑やかだ。
その途中の車窓から「櫛羅」の地名が飛び込み不思議な漢字だと思う。
古都奈良には読み方の難しい外来語が多く、多分それかな?と想像する。
今日の下山は「櫛羅コース」、途中に「櫛羅の滝」がある。
櫛羅の地名の由来が気になりますね?
調べてみると
「弘法大師が葛城山中腹にある滝を訪れたが、それが天竺の「クジラの滝」によく似ていたため、「供尸羅」と名付けたのを起源とするもの。 後に「供尸」の字は「供に屍」と書くのはいけないとあって、領主の永井信濃守が供尸の二字を櫛と改めたという。」
少し納得する。
4/27ニリンソウの群生地「金剛山カトラ谷」へ、今日は金剛山に隣接する葛城山「葛城高原自然ツツジ園」にヤマツツジを見に来ました。
今回は里山の花巡り、平均年齢79才後期高齢者4名のゆったり登山です。
葛城山ロープウェイ葛城登山口駅はバスやマイカーを利用した登山者で溢れています。
その殆どの人はロープウエイに乗り換え山頂に行きます。
僕たちはゆっくり登山で「北尾根コース」から山頂を目指す。
北尾根登山口から北尾根分岐まで約1時間の急坂が続く。昨晩の荒天で登山道は雨で滑り易く、強風でキリやフジそしてツツジの落ちた花弁が散乱している。そんな急坂の北尾根は闘病中の僕にとっては簡単ではない。
「北尾根分岐」から「自然研究路」へ。
山頂に続く自然研究路は緩やか道、豊かな植生と新緑の森が拡がり、鳥の囀りが聞こえる心身ともに癒される道だ。
山頂直下で「ダイトレ」に合流する。
付近は気温が低く強い風が吹き、汗ばんだ身体が一瞬にして冷えて寒い。一枚重ね着をして山頂に進む。
「葛城山」山頂は平坦で広く、南には大きな金剛山が目の前に拡がっている。
山頂はダイトレのピークとして踏んでいるが、ヤマツツジを見たことがないので楽しみだ。
山頂から「葛城高原ロッジ」に歩き出すと間もなく、鮮やかなヤマツツジが出現する。
自然の爽やかなヤマツツジが次から次へと押し寄せてくる。
ヤマツツジは葛城高原の斜面を津波のように駆け下り、駆け上がり波打ちながら美しい曲線を描いている。想像をはるかに超えた壮大で魅力的な美しい自然の花だ。
ヤマツツジを堪能して「櫛羅コース」から下山を開始する。
このコースも急坂、オーバーユースと長い歳月の風雨に晒され登山道はあちこちで崩落し荒れている。環境の整備、登山道の整備が急務となっている。
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