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Yamareco

記録ID: 6778678
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

芦沢山・サカリ山・中指山(丹波山村役場バス停〜丹波山温泉バス停)

2024年05月10日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:30
距離
16.0km
登り
1,416m
下り
1,437m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:01
休憩
1:28
合計
8:29
8:12
8:26
102
10:08
10:19
64
11:23
11:37
47
12:24
12:34
17
12:51
12:59
18
13:17
13:19
13
13:32
13:37
12
13:49
13:50
21
14:11
14:27
39
15:06
15:10
9
15:19
15:20
11
15:35
15:35
33
16:08
16:09
16
16:25
丹波山温泉のめこい湯
天候
青梅の最高/最低気温 24.2/6.2℃
爽やかな初夏の一日だった
過去天気図(気象庁) 2024年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
<往路>
青梅 6:04 〜 6:51 奥多摩 JR
奥多摩 7:00 〜 7:54 丹波山村役場バス停 西東京バス 1040円
<復路>
丹波山温泉バス停 18:24 〜 19:16 奥多摩 西東京バス 1040円
奥多摩 19:44 〜 20:20 青梅 JR
コース状況/
危険箇所等
大田和峠までは一般登山道ではない。踏跡不明瞭な所が多い。道標はほぼない。テープ類は結構あるが、登山ルートを示しているとは限らない。しかし、籔がなく見通しが良いので、迷う箇所はあまりなかった。GPSのおかげだが。
マリコ橋〜大丹波峠の通行止めは令和5年10月12日に解除された。
その他周辺情報 のめこい湯は15時以降入浴料600円。
丹波山村役場前を出発
丹波山村役場前を出発
右の尾根を登る。間の谷は貝沢川で、奥に見えるのはサカリ山か?
右の尾根を登る。間の谷は貝沢川で、奥に見えるのはサカリ山か?
ここから入山するはずだが、ぱっと見では道が見つからず(もっと良く見るんだった)、
ここから入山するはずだが、ぱっと見では道が見つからず(もっと良く見るんだった)、
少し先のここから登ってみた。
少し先のここから登ってみた。
丸太で補強された九十九折の道に出たが、すぐ先で崩壊していて続きが分からず、
丸太で補強された九十九折の道に出たが、すぐ先で崩壊していて続きが分からず、
尾根に向かって直登した。
尾根に向かって直登した。
尾根に出た所。ここは1/2.5万地形図の等高線では幅広の尾根に見えるが、実際はかなり細い。
尾根に出た所。ここは1/2.5万地形図の等高線では幅広の尾根に見えるが、実際はかなり細い。
DEM5Aで描いた等高線では、それが良く分る(図は山旅ロガーのスクリーンショット)。
DEM5Aで描いた等高線では、それが良く分る(図は山旅ロガーのスクリーンショット)。
結構な急登が続いた
結構な急登が続いた
傾斜が落ち着いた
傾斜が落ち着いた
明るいナラ林になった
明るいナラ林になった
芦沢山山頂
鞍部まではかなり急傾斜で、立木伝いに下った
鞍部まではかなり急傾斜で、立木伝いに下った
芦沢山と砥沢山の鞍部、貝沢川乗越。唯一の道標だが、倒れていた。
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芦沢山と砥沢山の鞍部、貝沢川乗越。唯一の道標だが、倒れていた。
砥沢山頂
樹間に飛竜山
こちらは大菩薩嶺
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こちらは大菩薩嶺
ブナの巨木。背後はサカリ山。
ブナの巨木。背後はサカリ山。
サカリ山に到着
追分に下って行く途中、ここで右の尾根に移る
追分に下って行く途中、ここで右の尾根に移る
追分。右の「山道」から下って来た。
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追分。右の「山道」から下って来た。
雲取山から石尾根の眺望(写真違っており、入れ替えました)
雲取山から石尾根の眺望(写真違っており、入れ替えました)
中指山に向かう。右は小菅に下る道。
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中指山に向かう。右は小菅に下る道。
樹間に牛の寝通りがチラリ
樹間に牛の寝通りがチラリ
鹿倉山じゃなくて、三頭山のようです
鹿倉山じゃなくて、三頭山のようです
サカリ山だと思う
サカリ山だと思う
中指山最高点の山名プレート
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中指山最高点の山名プレート
三角点「中里」
ここから左、大田和峠に向かう
ここから左、大田和峠に向かう
急傾斜で立木伝いに下った斜面(振り返って撮影)
急傾斜で立木伝いに下った斜面(振り返って撮影)
大丹波峠
マリコ橋への道は、復旧されたとはいえ、かなりの荒れよう
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マリコ橋への道は、復旧されたとはいえ、かなりの荒れよう
丹波山温泉のめこい湯に下山
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丹波山温泉のめこい湯に下山

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ アームカバー ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ モバイルバッテリ 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 保険証 スマホ(GPS) 時計 サングラス タオル ツェルト ストック

感想

 奥秩父の芦沢山・サカリ山・中指山は、地理院地図に山名があるが一般登山道はなく、行くのを躊躇していた。4月に出版された登山詳細図に記載されたことで心理的障壁が下がり、行ってみた。
 出だしでちょっとつまづいた。まず、小学校の裏の道が工事中で通行止めだった。少し迂回してグリーンロードに出て、保安林標識は見つけたが、そこに道があるように見えなかった。その先の傾斜緩めの所を適当に登ってみたら、丸太で補強されたジグザグ道に出た。が、すぐ先で崩壊していて続きが分からず、仕方なくそのまま尾根に直登した。最後は急斜面に浮き出た細い木の根を掴んで登ることになり、疲れた。おすすめできるルートではないので、この間のGPS軌跡はカットした。
 尾根に出たらもう迷う所はなく、とにかく登るのみ。930m付近までは急登が続き、手を使うことも多い。その後は普通の傾斜になり、やがて植林からナラ林に変わり、明るくなった。芦沢山は小広い静かな山頂。鞍部への下りはザレた幅広急斜面で、立木伝いに下った。砥沢山は細長い山頂の南端に出る。馬酔木が多い。休憩の後、北に向かいそうになったが、ここは左にカクンと曲がって南に向かう。ブナの大木が混じるようになり、新緑が美しい。熊さんの好きそうな所なので、ちょっと緊張して歩いたが、その気配は感じなかった。鈍いだけか? 全体として樹林の中で、眺望のないコースだが、サカリ山北峰で大菩薩嶺や飛龍山、雲取山がわずかに見えた。
 サカリ山から追分に下り、それからはやや細い尾根のアップダウンを繰り返す。ここも馬酔木が多い。三角点の一つ手前のピークに中指山の山名プレートがあり、三角点のピークには何もない。昔は見通しが良かったのだろうが、今はこのルート中で一番悪いくらいで、南の尾根を下りそうになった。大田和峠への下りの途中にも幅広急斜面があり、またヒヤヒヤの立木伝い。峠の車道まで降りてホッとした。
 予定より遅くなり、林道を急ぎ足で大丹波峠へ。ここからマリコ橋への登山道は台風で崩壊して通行止めだったが、昨年秋に解除されたというので通ってみた。谷筋は今も酷く荒れており、グズグズの斜面に危うげなトラバース道がつけてあったりして、何度も通りたい所ではなかった。地質図では南西方に鶴川断層が描かれており、この谷はその分枝の破砕帯ではなかろうか。
 山中では誰にも会わず、静かだった。最終バスまでに時間があり、きれいなのめこい湯で入浴と食事をして、ゆっくり帰宅した。

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