雷鳥沢〜別山〜立山縦走

- GPS
- 17:59
- 距離
- 25.9km
- 登り
- 2,071m
- 下り
- 2,223m
| 天候 | 終始快晴! |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
登山道には雪渓もほとんどなく、アイゼンなどは不要です。三山縦走の際の稜線歩きでは、滑り落ちたら生きて帰ってこられなそうな斜面が多くありましたので、子供達に注意を促しながら歩きました。 |
| その他周辺情報 | 雷鳥沢野営場から5分程度歩くと雷鳥沢ヒュッテとロッジ立山連峰があります。お風呂は、雷鳥沢ヒュッテは18:00まで、ロッジ立山連峰は16:00まで入浴可能です。ビールが400円で購入可能で、その他、ジュースの自販機などもあります。食事は自炊だったのでわかりませんが、何らかあったようです。 あと、大汝休憩所で食事をしましたが、標高3,000mとは思えない、クオリティの高い食事をいただけます。 |
| 予約できる山小屋 |
|
写真
感想
夏休みを利用して、小1、小3の息子二人と立山縦走にチャレンジしました。
このレコを書くまで、富士ノ折立・大汝山、雄山が立山三山だと思ってました。本当は別山、立山、浄土山・・・。
結果、立山二山縦走となってしまいました。ガックシ。
6時頃立山駅に到着し、立山駅からケーブルカー、立山高原バスを乗り継いで室堂ターミナルへ。
ファミリー切符往復券で大人1人&子供1人で4,310円。
つまり、子供分はタダ!
かなり得した気分で、妻は上機嫌です。
7:50に室堂ターミナルに到着。
雷鳥沢ヒュッテまでは舗装された石畳をみくりが池、地獄谷を横目にゆっくり40~50分程度歩くと雷鳥沢野営場に到着します。
雷鳥沢について、その景色に感動。
奥大日岳から立山三山まで360°の絶景が広がります。
しばし、絶景を愛でた後、設営にかかります。
平日ということもあるのでしょうが、
ハイシーズンにもかかわらず到着した時にはテント場はガラガラでした。
ペグは刺さりやすく、手頃な石もたくさんあるので、
設営には苦労しませんでした。
設営後、奥大日岳に向けて出発。
1日目は、稜線までの最短ルートを選びました。
若干の岩場はあるものの、トラバース気味に緩やかに高度を上げていくので、
子供でも楽に登れると思います。
稜線との出会いからは、剱岳は見えませんが、雷鳥沢野営場から立山まで大きく見渡せ、これまた絶景です。
そこから奥大日岳に向かう間、高山植物がたくさん咲いていて
飽きることがありません(チングルマ以外名前は知りませんが)。
室堂乗越では天気が良ければ剱岳が拝めるのでしょうが、
この日は稜線の北側はガスが多く、あまり展望は良くありませんでした。
歩くこと約2時間、途中から天気が怪しくなってきます。
途中、雷鳴も聞こえてきたので、奥大日岳直前で引き返し、
雷鳥沢野営場に戻りました。
2日目、朝6時半に野営場をスタート。
今日は立山へ登ります。
新室堂乗越経由で登るか、雷鳥沢から劔御前小屋へ登るか迷いましたが、
名前から推測するに、きっと雷鳥に出会えるのだろう!
ということで、雷鳥沢経由をチョイス。
なかなかの急登で、若干の岩場急斜面もありましたが、
子供達(特に次男)も元気に登り切ってくれました。
残念ながら雷鳥さんには出会えませんでしたが・・・
名前の通り、劔御前小屋からの剱岳は圧巻です。
山好きが憧れるのが良く分かる、カッコイイ山でした。
劔御前小屋から別山は、気持ちの良い稜線歩き。
別山からは、子供達に注意を促しながら少し急な岩場を下ります。
別山を降りてから富士ノ折立の取り付き点あたりまでは、
左手に稜線を見ながらトラバースします。
特に狭い登山道ではないので、大人であれば何の問題もありませんが、
何をしでかすかわからない子供を連れた登山では、少々気を使います。
サッカーや野球と同様、子連れ登山も何が起こるかわかりませんので。
富士ノ折立取り付き点(即ち、立山取り付き点)からは、
親としては一気に緊張感が高まりますが、
子供達はアスレチック感覚でグングン登っていきます。
途中すれ違う方々に、「小さいのにがんばるねー」と言われ、
気分を良くした次男は、お父さんがついていくのも大変なスピードです。
(ただし、直登しかできないので、所々でお父さんがルートを補正しないと、
崖を登ることになります。)
富士ノ折立から大汝山まではあっという間。
11:30頃から大汝休憩所でランチです。
家族4人で、ご主人が作ってくれた大汝定食、うどん、カレーをいただきました。
ご主人は、麓のセブンイレブンで買ってきたのを温めただけと
冗談を言っていましたが、なかなかどうして、
とても3,000mとは思えないクオリティで、大満足でした。
休憩所に荷物をデポって大汝山山頂3015mへ。
山頂からは、クロヨンダムが遠望でき、なかなかの眺めでしたが、
午後になりだんだんガスが出てきたので早々に雄山に向かいます。
大汝山から雄山までも数百メートル。
雄山は、一の越から登ってくる人々でいわゆる観光地になっていました。
神主さんに祝詞をあげてもらい、一の越までの急坂を下ります。
16時にはテント場につきたかったので、
もともと計画していた浄土山は断念(この時点で、浄土山が立山三山だとは知りませんでした・・・)。
雷鳥沢ターミナル経由でテント場に帰りました。
最終日、朝からお父さん一人で軽いトレランに出発。
新室堂乗越から劔御前小屋を経由して雷鳥沢を下ります。
新室堂乗越から劔御前小屋までの道程が思いの外きつい登りでしたが、
景色も良く、気持ち良く走ることができました。
はじめて立山まで足を伸ばしましたが、
今まで登った山、泊まったテント場の中でいちばんの山行になりました。
常に絶景の中でテント泊ができます。
また、風呂にはシャンプーもあり、水場は歯磨きの使用も可能なようで、
毎日スッキリ山登りを楽しめます。
本当に、天国と見紛うほどの素敵な場所でした。
ただし・・・
重い荷物を持っての雷鳥沢から室堂ターミナルまでの道程は、
下界に戻る残念感とそれまでの登山疲れに登坂が重なり、かなりつらいです。
また戻ってくることを想像しつつ、汗だくで帰りました。















こんにちは。
もしかしたら、剣御前小舎のところから何度かお会いし、翌日は雷鳥沢で子供たちが一緒に遊んでいただいたかもしれません。ありがとうございました〜。
(違ったら大変申し訳ありません)。
いいお天気で素晴らしい日でしたね〜。
お子さんたちの元気ぶりと楽しそうな笑顔が印象的でした!
先日はお世話になりました。mmkkさんのレコも拝見しました。まちがいないですね!
こちらこそ、子供達がお邪魔してしまって、ありがとうございました。
本当に、終始天気が良くて気持ちよかったですね!
ご家族皆さんで山を楽しんでいらっしゃって、こちらも楽しくなってお声がけしてしまいました。
お住まいも近いようなので、もしよろしければ、2家族で登山も楽しそうです。
やっぱりそうでしたか〜♪
子供達はすっかり楽しそうに遊んでましたね(^^)
うちはゆるゆる山行ばかりですが、よろしければいずれご一緒しましょう〜!
そうですね。子供たちは、「完全に仲良くなったよ〜」などと言っていました。
あるもので工夫して遊ぶのも良いですね。
山行、機会があればよろしくお願いしますー(^^)
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