針ノ木雪渓から蓮華岳(+塩飴)

- GPS
- --:--
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,448m
- 下り
- 1,433m
コースタイム
| 天候 | 晴れ時々曇り |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特になし、雪渓は良く締っておりアイゼンが良く効きます。スプーンカットの溝がかなり深いので、4本爪アイゼンはほとんど役に立ちません。前爪のあるアイゼンがお勧めです。 |
| その他周辺情報 | 扇沢駅、破砕帯の美味しい水無料。 |
写真
感想
先週は悪天候のため完全休養。天気が今一つはっきりしなかったので、明るくなる5時過ぎまで様子見。何とか晴れそうだが、この時間からのスタートとなると蝶、常念、燕は混雑が予想されるので、比較的好いている針ノ木雪渓から蓮華岳、針ノ木岳を目指す。
大沢小屋までは、樹林帯の中フラットな登山道が続きます。大沢小屋から雪渓取付きまではやや傾斜が急となり、岩の多い登山道となります。8月1日に登ったときと比べると、雪渓取付きはかなり先になっていました。雪渓を歩いているのは6名ほど、やはり針ノ木は空いていました。
雪渓を雪渓の雪は良く締っており、アイゼンがサクサクと刺さります。但し、スプーンカップの段差がかなり深いので、4本爪アイゼンはほとんど役に立ちません。私は、昨年7月初旬針ノ木峠まで雪渓直登の際、6本爪アイゼンがほとんど役に立たなかった苦い経験があるので、針ノ木雪渓ではもっぱら12本爪アイゼンを使用しています。
雪渓尻から針ノ木峠までは,つづら折れザレ場の急登が続きます。針ノ木岳には過去2回登っているので、本日は反対の蓮華岳を目指します。蓮華岳は第1ピーク(この先が本当の頂上)までは急登が続きますが、そこから先は蓮華岳山頂まで縦走路のような緩やかな上りが続きます。傾斜は緩やかですが、距離は結構あります。頂上は貸切状態、但しガスがかなりかかっており眺望は今一つ。下山時すれ違ったのは、3名。とにかく静かです。
天気が良ければ針ノ木岳にも登る予定でしたが、ガスがかなり濃くなってきたのでそのまま下山。ゆっくり登山を楽しみたい方にはお勧めのコースです。本日使用した登山靴はアイゼンを使用するので楽なトレランシューズではなくTNFクンブー、インソールはソルボライト。ソルボライトはスーパーフィート、シダス、ショックドクターといったハイテクインソールのような硬さはなく、値段も1200円程度とリーズナブル。それでもメーカオリジナルインソールと比べると、比べ物にならない位快適です。メーカーオリジナルインソールから、専門インソールを試そうとしている方にはお勧めです。
本日も塩飴と専門インソールで疲れ知らず。来週は天気が良ければ、鹿島槍日帰り登山にアタックする予定です。








はじめまして
毎回yamayamayaさんのレコを楽しんで見させてもらっています
私も以前山行したところとかが出てきますと懐かしく見ています
あと驚くのはyamayamayaさんの山行タイムです
随分とペースが速い人ですね〜
自分の山行タイムと比較して凄いな〜 って驚きです
随分と健脚なかたですね
自分がそれだけ速かったらもっと山行をひろくとれるとおもいます
何かトレーニングしているのですか?(羨ましい)
実は5日の土曜日に一の沢からやはりピストンで大天井までいってきました
yamayamayaさんのレコ見て行きたくなりまして…
で 一応yamayamayaさんのタイムを記入しつつ登りました
常念山荘まで休憩入れつつやはり3時間30分かかり(体調がすぐれないのも多々ありましたが…)
下山はいつもの〜んびりで…
結局なんだかんだと12時間でした(ピストンで)
yamayamayaさんの今回の針ノ木小屋までのタイムにしても驚きです
私はもっとかかったとおもいますよ
すごいですね
わかったことはyamayamayaさんのタイムは凄すぎで私には非常にムリだってこと
レコで参考にさせていただいてます
いろんなシューズ持っているようで
羨ましい 山域によっって、(山行によって)かえられますよね
シューズ、ソールの紹介も参考になりますね
おきをつけて楽しい山行とレコ見せてください
elvisさんコメントいただきありがとうございます。参考になるどうか分かりませんが、私のプロフィールと登山に対するポリシーについて書かせていただきます。現在56歳松本市在住、登山歴20年、ウェイトトレーニング歴36年(現在は週1回)、ジョギング歴27年(雨の日以外は毎日30分4KM程度)、サイクリング歴24年(週1回2時間20KM程度)
この中でも1番効果があるのは、ジョギングです。約4年前から週2回土日のみだったのを、毎日走るようにしました。これにより格段に心肺機能がアップしたように思います。30分のジョギングですが、走っているとかなり苦しいので効果は抜群です。サイクリングは、坂道以外はそれ程苦しくないので、効果はジョギング以下だと思っています。
私が登山の際(特に急勾配の上り)で意識していることは、息の上がらないスピードで歩くこと、この1点です。これを意識すると、水分補給だけでほとんど休憩することなく、同じペースで長時間歩くことが可能となります。私が登山者を見ていつも思うのは、ほとんどの方がオーバーペースであるということです。ちょっとした傾斜になると、ほとんどの方がハーハーゼーゼーと息も絶え絶えに登っています。この歩き方だと途中で休まざるを得ず、スピードアップはできません。
もう一つ大きかったのは、3年ほど前に軽アイゼンとストックを購入し、常念岳の一ノ沢雪渓を歩いたことです。この経験から、12本爪アイゼンピッケルを購入し残雪期の北アルプスから冬季の美ヶ原まで通年登山が可能となり、今では天気さえ良ければ週末は年中どこかの山に登っています。特に雪山をノーアイゼンで登るのは、フラットフィッティングをマスターするのに大きな効果を発揮します。ザレ場、ガレ場特に下りで滑ることなく、ハイスピードで歩くことができるようになります。
夏山にしか登らなかった3年前までは、歩き1流、服装3流と自負しウェア(ユニクロのチノパン+ポロシャツ)、用具には全く気を使わなかったのですが、雪山に上るようになり改めてウェア、用具の重要性を痛感し、現在では用具オタクとなっています。(大半は、楽天のさかいやオンライン、山渓オンラインで購入、通販ですがとにかく良い品が安くて買えます。)
最近は、山行記録でも書いていますが塩飴とインソールにはまっています。塩飴を舐めることにより、これまで夏場の長距離山行で起きていた足の引き攣りが全く無くなりました。インソールの効果については、人によって意見は様々ですが、私の体験から言うと値段相応、高いインソールはそれなりに足の疲労軽減効果があります。
最近思っていることは、本格的登山靴よりトレランシューズのほうが登山には向いていることです。軽く、疲れず、滑らず、安い。トレランシューズで1度山を歩くと病みつきになります。先々週の大天井山行一ノ沢から常念小屋までの濡れた岩の登山道、トレランシューズでは滑ることを気にせず歩けましたが、昨日の大沢小屋から針ノ木雪渓までの濡れた登山道、TNFクンブーのビブラムソールではグリップが利かず、雪渓よりも慎重に歩きました。
とりとめのないコメントとなりました。elvisさんといつかどこかの山でお会いできることを楽しみにしています。
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