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Yamareco

記録ID: 73590
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

常念山脈

2010年08月05日(木) 〜 2010年08月08日(日)
 - 拍手
osutomo その他1人
GPS
78:38
距離
45.0km
登り
3,366m
下り
3,301m

コースタイム

1日目:中房温泉6:50-13:30燕山荘
2日目:燕山荘6:20-10:20大天荘(山頂ピストン)11:20-14:30常念小屋
3日目:常念小屋6:30-8:00常念岳-12:40蝶槍-13:30蝶ヶ岳ヒュッテ
4日目:蝶ヶ岳ヒュッテ6:30-10:45徳沢園-12:50上高地BT
天候 5日:霧ときどき晴 6日:霧ときどき晴 7日:霧のち晴 8日:晴
過去天気図(気象庁) 2010年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路:夜行列車ムーンライト信州(新宿23:54〜穂高4:55)
   乗合バス(穂高5:05〜中房温泉5:45)
復路:上高地〜平湯(バス)、平湯〜松本(急行バス)、松本〜新宿(特急あずさ)
コース状況/
危険箇所等
・中房温泉登山口にトイレ、登山ポストあり。
・中房温泉から燕山荘までの尾根は急勾配だが整備されていて歩きやすい。
・燕山荘から大天荘まで、鎖場一箇所(切通岩)。
・常念岳の登り下り、長い岩場が続く。浮石注意。
・蝶ヶ岳から徳沢へ下る長塀尾根、長塀山から先は(近道や深い堀を避けるためか)踏跡多数あり。気付かずに進むと思わず急斜面にでるので、出来るだけ広い道を探して進むといい。
予約できる山小屋
蝶ヶ岳ヒュッテ
中房温泉登山口
6:50中房温泉登山口。登山ポストには用紙も置いてありました。温泉施設が後ろにあります。
2010年08月09日 16:47撮影 by  DMC-FX60, Panasonic
8/9 16:47
6:50中房温泉登山口。登山ポストには用紙も置いてありました。温泉施設が後ろにあります。
7:30第一ベンチ。水場がありますが下るのが面倒くさくて・・・
2010年08月09日 16:47撮影 by  DMC-FX60, Panasonic
8/9 16:47
7:30第一ベンチ。水場がありますが下るのが面倒くさくて・・・
8:30第二ベンチ。
2010年08月09日 16:47撮影 by  DMC-FX60, Panasonic
8/9 16:47
8:30第二ベンチ。
9:15第三ベンチ。
2010年08月09日 16:47撮影 by  DMC-FX60, Panasonic
8/9 16:47
9:15第三ベンチ。
10:15富士見ベンチ。富士山が見えるのは稀らしいです。
2010年08月09日 16:47撮影 by  DMC-FX60, Panasonic
8/9 16:47
10:15富士見ベンチ。富士山が見えるのは稀らしいです。
明日のルートが見えます。あれが表銀座ですよ〜
2010年08月09日 16:47撮影 by  DMC-FX60, Panasonic
8/9 16:47
明日のルートが見えます。あれが表銀座ですよ〜
11:15合戦小屋。やっぱりスイカを買ってしまいました・・・甘かった!麓の町は西瓜の名産地らしいです。
2010年08月09日 16:47撮影 by  DMC-FX60, Panasonic
8/9 16:47
11:15合戦小屋。やっぱりスイカを買ってしまいました・・・甘かった!麓の町は西瓜の名産地らしいです。
12:15合戦ノ頭。晴れていればここから目指す稜線が見えるはずなんですが・・・
2010年08月09日 16:47撮影 by  DMC-FX60, Panasonic
8/9 16:47
12:15合戦ノ頭。晴れていればここから目指す稜線が見えるはずなんですが・・・
13:30霧の中燕山荘に到着。少しすると燕岳が見えました。
2010年08月09日 16:47撮影 by  DMC-FX60, Panasonic
8/9 16:47
13:30霧の中燕山荘に到着。少しすると燕岳が見えました。
小屋の周辺を散策してると雷鳥の親子に出会いました。ほんとに逃げないのねぇ〜
2010年08月09日 16:47撮影 by  DMC-FX60, Panasonic
8/9 16:47
小屋の周辺を散策してると雷鳥の親子に出会いました。ほんとに逃げないのねぇ〜
燕山荘の夜は素晴らしい。オーナーさんの山の話とホルン演奏で明日からの山行に気分が高まります。
2010年08月09日 16:47撮影 by  DMC-FX60, Panasonic
8/9 16:47
燕山荘の夜は素晴らしい。オーナーさんの山の話とホルン演奏で明日からの山行に気分が高まります。
二日目、ドキドキするのは大天井岳のぼり初めの鎖場だけです。
2010年08月09日 16:47撮影 by  DMC-FX60, Panasonic
8/9 16:47
二日目、ドキドキするのは大天井岳のぼり初めの鎖場だけです。
切通分岐点。ここから右に行けば大天井ヒュッテ、そして槍ヶ岳!ちょっと初心者には厳しいコースかなぁ
2010年08月09日 16:47撮影 by  DMC-FX60, Panasonic
8/9 16:47
切通分岐点。ここから右に行けば大天井ヒュッテ、そして槍ヶ岳!ちょっと初心者には厳しいコースかなぁ
大天井岳トラバースして大天荘へ。ここで荷を下ろして山頂をピストンします(片道10分くらい)
2010年08月09日 16:47撮影 by  DMC-FX60, Panasonic
8/9 16:47
大天井岳トラバースして大天荘へ。ここで荷を下ろして山頂をピストンします(片道10分くらい)
大天井岳2921.9m。霧で惜しくも槍は見えず・・・
2010年08月09日 16:47撮影 by  DMC-FX60, Panasonic
8/9 16:47
大天井岳2921.9m。霧で惜しくも槍は見えず・・・
大天荘へ戻ってお弁当。燕山荘のおこわ弁当うまかった〜力つけて常念小屋までがんばるぞっ
2010年08月09日 16:47撮影 by  DMC-FX60, Panasonic
8/9 16:47
大天荘へ戻ってお弁当。燕山荘のおこわ弁当うまかった〜力つけて常念小屋までがんばるぞっ
なだらかな稜線を進み東天井岳の肩で左へ大きく折り返すと、横通岳から常念岳、はるか遠く蝶ヶ岳まで一望できます。
2010年08月11日 11:07撮影 by  KASHMIR3D/8.700, KASHMIR3D.COM
8/11 11:07
なだらかな稜線を進み東天井岳の肩で左へ大きく折り返すと、横通岳から常念岳、はるか遠く蝶ヶ岳まで一望できます。
ゴロゴロっと雷始まった〜急ぎ足で常念小屋へ下ります。
2010年08月09日 16:47撮影 by  DMC-FX60, Panasonic
8/9 16:47
ゴロゴロっと雷始まった〜急ぎ足で常念小屋へ下ります。
下ったところは常念乗越。常念小屋は西側に。行く先には常念岳の急登が。ピークに見えているのは六合目。
2010年08月09日 16:47撮影 by  DMC-FX60, Panasonic
8/9 16:47
下ったところは常念乗越。常念小屋は西側に。行く先には常念岳の急登が。ピークに見えているのは六合目。
振り返ると右が横通岳、向側をトラバースして左のピークから下ってきました。
2010年08月09日 16:47撮影 by  DMC-FX60, Panasonic
8/9 16:47
振り返ると右が横通岳、向側をトラバースして左のピークから下ってきました。
どこよりも大きなアンテナ塔。余談ですが常念小屋は消灯ありません。
2010年08月09日 16:47撮影 by  DMC-FX60, Panasonic
8/9 16:47
どこよりも大きなアンテナ塔。余談ですが常念小屋は消灯ありません。
今回はじめて見れた日の入。日が落ちた直後です。縦にちょっと細い槍ヶ岳。
2010年08月09日 16:47撮影 by  DMC-FX60, Panasonic
8/9 16:47
今回はじめて見れた日の入。日が落ちた直後です。縦にちょっと細い槍ヶ岳。
朝4:30。ツアーが常念岳へ出発します。蝶ヶ岳へ行って横尾に下りるそうです。長い一日になりそうですね。
2010年08月09日 16:47撮影 by  DMC-FX60, Panasonic
8/9 16:47
朝4:30。ツアーが常念岳へ出発します。蝶ヶ岳へ行って横尾に下りるそうです。長い一日になりそうですね。
私達も出発。常念乗越を振り返ります。足元は石ゴロゴロ。山頂に行くほど岩ゴロゴロになります。
2010年08月09日 16:47撮影 by  DMC-FX60, Panasonic
8/9 16:47
私達も出発。常念乗越を振り返ります。足元は石ゴロゴロ。山頂に行くほど岩ゴロゴロになります。
百名山、常念岳2857M。霧の中で何も見えませーん。常念岳の登り下りはアスレチックみたいで面白かった〜浮石には注意です。
百名山、常念岳2857M。霧の中で何も見えませーん。常念岳の登り下りはアスレチックみたいで面白かった〜浮石には注意です。
蝶ヶ岳へ向かいます。急に樹林帯が多くなってきました。
2010年08月09日 16:47撮影 by  DMC-FX60, Panasonic
8/9 16:47
蝶ヶ岳へ向かいます。急に樹林帯が多くなってきました。
アップダウンを繰り返して、ようやくこれが最後の登り。蝶槍が待ってます!
2010年08月07日 12:34撮影 by  DMC-FX60, Panasonic
8/7 12:34
アップダウンを繰り返して、ようやくこれが最後の登り。蝶槍が待ってます!
マウンテンビュー!蝶槍から。これまで霧の中にいた槍穂高連峰が最後に姿を見せてくれました。
2010年08月07日 12:43撮影 by  DMC-FX60, Panasonic
8/7 12:43
マウンテンビュー!蝶槍から。これまで霧の中にいた槍穂高連峰が最後に姿を見せてくれました。
残すは蝶ヶ岳ヒュッテまで約30分。あぁ終わってしまうのかぁ。振り返って奥に大天井岳、常念岳、そして蝶槍。これを歩いてきたんだねぇ。
2010年08月07日 12:54撮影 by  DMC-FX60, Panasonic
8/7 12:54
残すは蝶ヶ岳ヒュッテまで約30分。あぁ終わってしまうのかぁ。振り返って奥に大天井岳、常念岳、そして蝶槍。これを歩いてきたんだねぇ。
小屋で一息ついて蝶ヶ岳山頂へ。山頂は360度の展望。ここで日没を待ちます。
2010年08月09日 16:47撮影 by  DMC-FX60, Panasonic
8/9 16:47
小屋で一息ついて蝶ヶ岳山頂へ。山頂は360度の展望。ここで日没を待ちます。
大キレットに落ちる太陽。
2010年08月09日 16:47撮影 by  DMC-FX60, Panasonic
8/9 16:47
大キレットに落ちる太陽。
翌朝、すばらしい日の出。最後のご褒美。
2010年08月09日 16:47撮影 by  DMC-FX60, Panasonic
8/9 16:47
翌朝、すばらしい日の出。最後のご褒美。
大きな虹がキレットから・・・
2010年08月09日 16:47撮影 by  DMC-FX60, Panasonic
8/9 16:47
大きな虹がキレットから・・・
御嶽山へ。
2010年08月09日 16:47撮影 by  DMC-FX60, Panasonic
8/9 16:47
御嶽山へ。
これが見たくて今回の山行を決めました。ありがとう北アルプス。
2010年08月09日 16:47撮影 by  DMC-FX60, Panasonic
8/9 16:47
これが見たくて今回の山行を決めました。ありがとう北アルプス。
途中のお花畑を愛でながら、徳沢へなが〜い長塀尾根を下ります。長塀山からは踏跡多いです。
2010年08月09日 16:47撮影 by  DMC-FX60, Panasonic
8/9 16:47
途中のお花畑を愛でながら、徳沢へなが〜い長塀尾根を下ります。長塀山からは踏跡多いです。
すっかり飽きた頃にようやく徳沢に出ました。徳沢園のソフトクリームで一息つきますか。
2010年08月09日 16:47撮影 by  DMC-FX60, Panasonic
8/9 16:47
すっかり飽きた頃にようやく徳沢に出ました。徳沢園のソフトクリームで一息つきますか。
上高地まで明神岳を眺めながら、サクサク歩きます。
2010年08月09日 16:47撮影 by  DMC-FX60, Panasonic
8/9 16:47
上高地まで明神岳を眺めながら、サクサク歩きます。
バスの乗り継ぎで息つく暇もなく、気付いたら特急あずさに乗っていた。おつかれさま。
2010年08月09日 16:47撮影 by  DMC-FX60, Panasonic
8/9 16:47
バスの乗り継ぎで息つく暇もなく、気付いたら特急あずさに乗っていた。おつかれさま。

感想

行きたかった常念山脈縦走にチャレンジしてきました。
燕岳から蝶ヶ岳までは危険箇所もなく、霧で眺望はなくても気持ちのいい、素晴らしい山歩きでした。

一番おもしろかったのは常念岳。
体を使って岩を登り、バランスをつかんで岩を下る。
子供の時に遊んだアスレチックみたいでした。
雷を嫌って最後は急ぎ足でしたが、ほんとになが〜い下りでした。

蝶ヶ岳ヒュッテでは日没まで晴れわたる北アルプスを眺めながら、のんびりしました。あぁ、最高〜心も体もリラ〜ックス。
そして翌朝、最後に素晴らしい日の出を見れました。
蝶ヶ岳山頂は、聞いていた通りの360度の展望!
富士山までくっきりでした。





天候は二日目まで霧・雲が多く展望ききませんでした。
それでも雷は落ちるほどの規模はなく、雨にも降られず。
雨具を出すことは一度もありませんでした。
直射日光に晒されることに比べたら、かえってよかったのかもしれません。
最後に素晴らしい眺めを見せてくれたので満足です。

ゆっくりペースで一日平均、約8時間行動。
小屋泊なので荷物も徹底して減らしました。
30代娘と60代母では、疲労度が違うでしょうが、
私達二人には丁度よい行程だったと思います。

出発前に先輩から本をお借りしました。
内田修氏の「北アルプス登山案内南部編」山と渓谷社刊。
ちょうど常念山脈縦走の記事があり、大変参考になりました。
(本では最終日さらに大滝山を下るようになっていますが)

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