広島県 三倉岳クライミング遠征

コースタイム
11月1日:裏六甲烏帽子岩→広島県大竹市
11月2日:宮島観光
11月3日:三倉岳クライミング
11月2日:三倉岳クライミング
11月3日:三倉岳クライミング→静岡
天候 | 1日:曇りのち豪雨 2日:豪雨のち晴れ 3日:晴れ 4日:晴れ 5日:晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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写真
感想
11月頭の連休を利用して、広島県の三倉岳に行ってきました。三倉岳と言えばフリークライミング、特にワイドクラックの聖地。自分は3年前に一度訪れましたが、易しいグレードのクラックでもたくさん落ちてしまい、いつかはリベンジをと思っていた岩場です。
こういったトラッド、しかもワイドが主体の岩場では、パートナーを見つけるのも大変。今回はよく瑞牆山で一緒に登っているTNGさんに声をかけ、5日間の日程で行ってきました。静岡在住の私には簡単に行ける場所では無いので、下記、登ったルートとコメントをメモしておきます。
●上ノ岳正面壁
・ノーマルチムニー(2P, 5.8)
休憩所からも目立つ、上ノ岳正面壁に一直線に切れ込むチムニー。
チムニーの入り口でピッチを切って、2ピッチで登ることになるでしょう。
ずっと6番より広いサイズだが、側壁のクラックや挟まった石でプロテクションは取れる。
・スーパーチムニー(4P, 5.10b)
ノーマルチムニーと並行するように伸びるOW。
特に1ピッチ目は岩の硬さ、美しさ共に一級品で、このピッチだけでも十分に登る価値がある。
2ピッチ目以降はボルトに導かれながらスラブを登り、上ノ岳山頂へ。
●青白ハング
・モスクラック(5.10b)
青白ハングをてっぺんまで抜ける、同エリアの看板ルート。
長いうえに後半がハングで、見上げる迫力は凄まじい。
ワイド技術と壁の形状を組み合わせて登る感じで、内容も面白い。
●グレータワー
・スカイチムニー(4P, 5.10b)
2P目に間違えてボルトルートのベッサムムーチョに入り込み、途中敗退。2P目はボルトラインには合流しないで、そのまま水平クラックを大きくトラバースして壁を回り込み、ワイドに合流しないといけなかったようだ。
・ベッサメムーチョ(4P, 5.12a)。
敗退(というより迷い込んだだけ)
スラブ4Pのマルチのようだが、ルートのクオリティーは非常に高そうだったので、寒い季節にリベンジしたい。
●下ノ岳東壁
・パインツリートラップ(4P, 5.10b)
濡れていて敗退。
常連さんに聞いたところ、やはり雨上がりは乾きが遅い(染み出しが止まらない)とのこと。
●下中のコル
・東壁チムニー(2P, 5.10a)
中ノ岳と下ノ岳のコルに面する側壁の、顕著なクラックを登るルート。
1P目の岩が脆いのが惜しいところだが、自然なラインで面白い。
ちなみに今回ご一緒したTNGさん、ボルダー3段、スポーツクライミング5.13後半、トラッドも手広くこなす凄い女性です。上記のルートもリードで取り付いたものは全てオンサイトしてました( ゜Д゜)スゲー
5日間ありがとうございました!また遊んでください〜
✓周辺情報メモ
裏六甲烏帽子岩:神戸フルーツ・フラワーパーク大沢,ラーメン・さば寿司 大正
広島県三倉岳:サンホテル大竹,youmeタウン大竹,べにまんさくの湯
11月ながらキャンプ場は蚊が多かった。次は虫除け対策したい。
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