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Yamareco

記録ID: 7764482
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
蔵王・面白山・船形山

スノーモンスターに会いに豪雪の東北へ(蔵王)

2025年02月02日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 宮城県 山形県
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:00
距離
8.2km
登り
425m
下り
405m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:45
休憩
0:38
合計
3:23
距離 8.2km 登り 425m 下り 405m
9:06
1
スタート地点
9:07
9:08
10
9:18
9:19
10
9:29
9:31
21
9:52
9:55
6
10:08
10:25
5
10:30
9
10:39
13
10:57
11:04
20
11:24
20
11:44
11:48
14
12:02
14
12:16
10
12:26
12:27
2
12:29
ゴール地点
天候 くもりのち快晴
過去天気図(気象庁) 2025年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
バスタ新宿〜山形駅(さくら交通)
山形駅〜蔵王高原バスターミナル(山形交通バス) 往復
蔵王ロープウェイ 往復
山形駅〜大宮駅(山形新幹線)
コース状況/
危険箇所等
蔵王ロープウェイ地蔵岳山頂付近で氷点下8度、北西秒速8m(午前9時05分)。熊野岳山頂標で氷点下4度、西北西秒速6m(午前11時45分)。コースはすべて森林限界より上にあり、とりわけ馬の背付近(熊野岳〜刈田岳)は風が強かったため、バラクラバを被った。また南側斜面で風が弱いところでは首まで下げたりと忙しかった。ただし最大風速は、耐風姿勢を取らなければならない秒速30mを超えるほどではなかったので安心だった。
その他周辺情報 蔵王中央ロープウェイ山麓駅の向かいにある、湯の花茶屋 新左衛門の湯が入浴料1000円ではあるが、受付前にリュックサックを置けて、受付案内の人に荷物を見張ってもらえるので安心した。
朝6:20の山形駅。夜行バスが5:50に到着し、バス停向かいの松屋で朝食を取ったあと、身支度を整えて駅に到着したときには、バス停に既に50人ほど並んでいた。バス停の係員によると、山形〜蔵王温泉バスターミナルの臨時直行バスを、今日は数多く出すとのこと。路線バスだと50分かかるが直行バスだと35分で蔵王温泉に着けるので、ありがたい。バス停の列に並びながらゲーターを装着する。
2025年02月02日 06:22撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2/2 6:22
朝6:20の山形駅。夜行バスが5:50に到着し、バス停向かいの松屋で朝食を取ったあと、身支度を整えて駅に到着したときには、バス停に既に50人ほど並んでいた。バス停の係員によると、山形〜蔵王温泉バスターミナルの臨時直行バスを、今日は数多く出すとのこと。路線バスだと50分かかるが直行バスだと35分で蔵王温泉に着けるので、ありがたい。バス停の列に並びながらゲーターを装着する。
めでたく始発1便目の最後の一人となり、バスの補助席の一番前を陣取れた。いの一番にバスから降り、蔵王ロープウェイ山麓駅へ10分歩く。
2025年02月02日 07:14撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2/2 7:14
めでたく始発1便目の最後の一人となり、バスの補助席の一番前を陣取れた。いの一番にバスから降り、蔵王ロープウェイ山麓駅へ10分歩く。
7:20に蔵王ロープウェイ駅に到着。ホームページでは8:15からロープウェイ運行開始となっていたが、7:50ごろに動き始まった。それに合わせて列が進んでいく。
2025年02月02日 07:20撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2/2 7:20
7:20に蔵王ロープウェイ駅に到着。ホームページでは8:15からロープウェイ運行開始となっていたが、7:50ごろに動き始まった。それに合わせて列が進んでいく。
樹氷高原駅の乗り換え待ち。ここまでのロープウェイは7分ごとの往復運転になっているので列が7分ごとにしか動かなかったが、この中間駅から山頂駅のロープウェイは循環式になっているので、小刻みではあるが列がどんどん進んでいく。
2025年02月02日 08:39撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2/2 8:39
樹氷高原駅の乗り換え待ち。ここまでのロープウェイは7分ごとの往復運転になっているので列が7分ごとにしか動かなかったが、この中間駅から山頂駅のロープウェイは循環式になっているので、小刻みではあるが列がどんどん進んでいく。
冬の日本海を渡る季節風が、朝日連峰に多量の雪を降らせ、蔵王連峰で過冷却水滴の雲をつくる。その水滴が枝や葉に着氷し、そのすき間で雪が固まることで樹氷ができる。
2025年02月02日 08:47撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2/2 8:47
冬の日本海を渡る季節風が、朝日連峰に多量の雪を降らせ、蔵王連峰で過冷却水滴の雲をつくる。その水滴が枝や葉に着氷し、そのすき間で雪が固まることで樹氷ができる。
ロープウェイの中では、幾多のため息と、スマホのカメラの音が鳴り響く。
2025年02月02日 08:47撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2/2 8:47
ロープウェイの中では、幾多のため息と、スマホのカメラの音が鳴り響く。
同じロープウェイの中には、新聞の腕章をつけた記者の方がいた。「今日、これだけ晴れていて、うまく撮れなかったら辞表を出さなくちゃいけないですよ」と冗談を話していた。
2025年02月02日 08:49撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2/2 8:49
同じロープウェイの中には、新聞の腕章をつけた記者の方がいた。「今日、これだけ晴れていて、うまく撮れなかったら辞表を出さなくちゃいけないですよ」と冗談を話していた。
樹氷を巡るツアー客は、伝統的な輪かんじきを手に取り、樹氷を息をのんで見つめて続けていた。木製の輪かんじきは、見たところエゴノキで出来たもののようである。
2025年02月02日 08:49撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2/2 8:49
樹氷を巡るツアー客は、伝統的な輪かんじきを手に取り、樹氷を息をのんで見つめて続けていた。木製の輪かんじきは、見たところエゴノキで出来たもののようである。
樹氷ツアーの山岳ガイドは「2週間に一度の快晴が、これほど見事な樹氷が見られる日に重なるとは、何という幸運だ」とつぶやいていた。
2025年02月02日 08:51撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2/2 8:51
樹氷ツアーの山岳ガイドは「2週間に一度の快晴が、これほど見事な樹氷が見られる日に重なるとは、何という幸運だ」とつぶやいていた。
雲がほとんどない樹氷の上から、見下ろす視点で、ひたすらロープウェイは地蔵山頂駅へ向かっていく。
2025年02月02日 08:52撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2/2 8:52
雲がほとんどない樹氷の上から、見下ろす視点で、ひたすらロープウェイは地蔵山頂駅へ向かっていく。
見渡す限りの樹氷が、山肌を覆い隠す。大きさと形の異様さ、そして深い白色は、まさにスノーモンスター。
2025年02月02日 08:53撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2/2 8:53
見渡す限りの樹氷が、山肌を覆い隠す。大きさと形の異様さ、そして深い白色は、まさにスノーモンスター。
見事な樹氷に、はっと息を呑む。
2025年02月02日 08:53撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2/2 8:53
見事な樹氷に、はっと息を呑む。
近くには月山、遠くには鳥海山が、その山体を良く現わしている。特に鳥海山には雲がかかっているのが常であるので、すべてを見渡せるのは珍しいことだ。
2025年02月02日 08:53撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2/2 8:53
近くには月山、遠くには鳥海山が、その山体を良く現わしている。特に鳥海山には雲がかかっているのが常であるので、すべてを見渡せるのは珍しいことだ。
ロープウェイ地蔵山頂駅の屋上より、樹氷原を見渡す。間近で見てみると、一つ一つに個性があっておもしろい。
2025年02月02日 08:56撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2/2 8:56
ロープウェイ地蔵山頂駅の屋上より、樹氷原を見渡す。間近で見てみると、一つ一つに個性があっておもしろい。
樹氷の見学者が、次々と樹氷の中へ向かって突き進んでいく。
2025年02月02日 08:58撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2/2 8:58
樹氷の見学者が、次々と樹氷の中へ向かって突き進んでいく。
見事な樹氷が、一面に広がっている。
2025年02月02日 08:58撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2/2 8:58
見事な樹氷が、一面に広がっている。
蔵王ロープウェイ地蔵山頂駅の屋上にて、蔵王ロープウエイのロゴを撮る。
2025年02月02日 08:58撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2/2 8:58
蔵王ロープウェイ地蔵山頂駅の屋上にて、蔵王ロープウエイのロゴを撮る。
わかんを履き、ダブルストックを手に取る。コースロープをまたいで、地蔵岳を目指す。気温は氷点下8度、風は北西毎秒8m。厚いが高い雲があるものの、予報では10時には雲は消える、とのこと。
2025年02月02日 09:05撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2/2 9:05
わかんを履き、ダブルストックを手に取る。コースロープをまたいで、地蔵岳を目指す。気温は氷点下8度、風は北西毎秒8m。厚いが高い雲があるものの、予報では10時には雲は消える、とのこと。
徒歩12分で地蔵山の山頂に到着。ここまではトレースがあったものの、ここから熊野岳まではトレースが無くなる。
2025年02月02日 09:18撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2/2 9:18
徒歩12分で地蔵山の山頂に到着。ここまではトレースがあったものの、ここから熊野岳まではトレースが無くなる。
鳥海山と月山がよく見える。実に気持ちいい気分になり、気分が高揚する。
2025年02月02日 09:18撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2/2 9:18
鳥海山と月山がよく見える。実に気持ちいい気分になり、気分が高揚する。
朝日連峰が北から南まで、すべての山頂をつぶさに見て取ることができる。
2025年02月02日 09:18撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2/2 9:18
朝日連峰が北から南まで、すべての山頂をつぶさに見て取ることができる。
山頂の指導標には、海老の尻尾がまとわりついている。
2025年02月02日 09:18撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2/2 9:18
山頂の指導標には、海老の尻尾がまとわりついている。
これから行く熊野岳を見据えつつ、緩んだワカンの紐を、少しきつめに締めなおした。
2025年02月02日 09:18撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2/2 9:18
これから行く熊野岳を見据えつつ、緩んだワカンの紐を、少しきつめに締めなおした。
遠く、栗駒山を見渡す。
2025年02月02日 09:20撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2/2 9:20
遠く、栗駒山を見渡す。
斜面の少し下に、樹氷が広がっている。兵馬俑のように整然と並ぶ姿形に畏れを抱く。
2025年02月02日 09:20撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2/2 9:20
斜面の少し下に、樹氷が広がっている。兵馬俑のように整然と並ぶ姿形に畏れを抱く。
登山ルートは夏道に沿い、海老の尻尾に覆われた木柱が、15mごとに設置されている。トレースは消えているが、木柱に沿って歩けば迷うことはない。
2025年02月02日 09:20撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2/2 9:20
登山ルートは夏道に沿い、海老の尻尾に覆われた木柱が、15mごとに設置されている。トレースは消えているが、木柱に沿って歩けば迷うことはない。
風と雪の織り成す風紋、シュカブラの文様の複雑さに、思わず息を呑む。
2025年02月02日 09:23撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2/2 9:23
風と雪の織り成す風紋、シュカブラの文様の複雑さに、思わず息を呑む。
動物の足跡を見つけた足跡が2つ並んでいるところを見ると、テンなのだろうか。思わず谷を見下ろした、どこにいるのか影も形も見えない。
2025年02月02日 09:26撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2/2 9:26
動物の足跡を見つけた足跡が2つ並んでいるところを見ると、テンなのだろうか。思わず谷を見下ろした、どこにいるのか影も形も見えない。
いよいよワサ小屋跡に近づいてきた。熊野岳の切れ落ちた西側斜面は、巨人の斧で削り去ったか、鋭い平面を谷に埋めている。
2025年02月02日 09:29撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2/2 9:29
いよいよワサ小屋跡に近づいてきた。熊野岳の切れ落ちた西側斜面は、巨人の斧で削り去ったか、鋭い平面を谷に埋めている。
ワサ小屋跡で雲が散り消える。ヤマテンの予報通り、蔵王は快晴となった。雲一つない青空と、雪面の純白が生み出す色彩の対比が、強風で凍てついた眉に迫る。
2025年02月02日 09:29撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2/2 9:29
ワサ小屋跡で雲が散り消える。ヤマテンの予報通り、蔵王は快晴となった。雲一つない青空と、雪面の純白が生み出す色彩の対比が、強風で凍てついた眉に迫る。
ワサ小屋跡の少し先から木柱を外れ、熊野岳へ直登する。あいかわらず足跡は無く、先行してトレースを刻んでいく。
2025年02月02日 09:29撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2/2 9:29
ワサ小屋跡の少し先から木柱を外れ、熊野岳へ直登する。あいかわらず足跡は無く、先行してトレースを刻んでいく。
蔵王で最高峰の熊野岳に到着。休憩を含まずに40分ほどで到着。
2025年02月02日 09:52撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2/2 9:52
蔵王で最高峰の熊野岳に到着。休憩を含まずに40分ほどで到着。
標識のそばには、発達した海老の尻尾により完全に覆われた蔵王山神社を見た。
2025年02月02日 09:54撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2/2 9:54
標識のそばには、発達した海老の尻尾により完全に覆われた蔵王山神社を見た。
少し早めの昼食を取るため、熊野岳避難小屋に来た。避難小屋の中には照明がなく、窓には雪がへばりついているので、ヘッドランプが必要である。既に2人、入って休憩を取っていた方がいた。一人は栃木、一人は千葉から来たとのこと。
2025年02月02日 10:02撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2/2 10:02
少し早めの昼食を取るため、熊野岳避難小屋に来た。避難小屋の中には照明がなく、窓には雪がへばりついているので、ヘッドランプが必要である。既に2人、入って休憩を取っていた方がいた。一人は栃木、一人は千葉から来たとのこと。
熊野岳避難小屋は、通年で開いている小屋で休憩での利用が可能である。ここに限らず、東北の避難小屋は通年開いていることが多く休憩利用可能なところが多い。
2025年02月02日 10:06撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2/2 10:06
熊野岳避難小屋は、通年で開いている小屋で休憩での利用が可能である。ここに限らず、東北の避難小屋は通年開いていることが多く休憩利用可能なところが多い。
火口から1km少しの距離しかない熊野岳では、噴火に注意する案内が避難小屋の中に貼ってある。
2025年02月02日 10:06撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2/2 10:06
火口から1km少しの距離しかない熊野岳では、噴火に注意する案内が避難小屋の中に貼ってある。
小屋は10人が入れるほどの大きさである。毛布が備え付けられている。
2025年02月02日 10:21撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2/2 10:21
小屋は10人が入れるほどの大きさである。毛布が備え付けられている。
石油ストーブもある。灯油も備え付けられている。厳冬期の蔵王は冬型の気圧配置になると連日猛烈な吹雪が続くこともある。非常にありがたいことである。
2025年02月02日 10:22撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2/2 10:22
石油ストーブもある。灯油も備え付けられている。厳冬期の蔵王は冬型の気圧配置になると連日猛烈な吹雪が続くこともある。非常にありがたいことである。
夏は美しいエメラルドグリーンの水を湛える、お釜(噴火口)も、厳冬期になるとすっかり凍って一面真っ白になってしまった。
2025年02月02日 10:42撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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2/2 10:42
夏は美しいエメラルドグリーンの水を湛える、お釜(噴火口)も、厳冬期になるとすっかり凍って一面真っ白になってしまった。
刈田岳に近づく。地蔵山から登る登山者は少なかったが、蔵王ライザワールドスキー場にほど近い刈田岳には多くの登山者が集う。
2025年02月02日 10:53撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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2/2 10:53
刈田岳に近づく。地蔵山から登る登山者は少なかったが、蔵王ライザワールドスキー場にほど近い刈田岳には多くの登山者が集う。
刈田岳の山頂直下より噴火口を望む。
2025年02月02日 10:54撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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2/2 10:54
刈田岳の山頂直下より噴火口を望む。
人の身長の倍ほどはあろうか、という大きさの海老の尻尾に感動する。
2025年02月02日 10:54撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2/2 10:54
人の身長の倍ほどはあろうか、という大きさの海老の尻尾に感動する。
刈田嶺神社に到着する。多くの登山者が記念撮影をしており、非常に混雑している。
2025年02月02日 10:58撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2/2 10:58
刈田嶺神社に到着する。多くの登山者が記念撮影をしており、非常に混雑している。
御社殿が雪にすっぽりと埋まっている。
2025年02月02日 11:00撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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2/2 11:00
御社殿が雪にすっぽりと埋まっている。
刈田岳山頂より、吾妻連峰を望む。
2025年02月02日 11:00撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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2/2 11:00
刈田岳山頂より、吾妻連峰を望む。
刈田岳山頂より、南東方面を望む。
2025年02月02日 11:00撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2/2 11:00
刈田岳山頂より、南東方面を望む。
刈田岳の山頂標識を撮ってから、蔵王岳ロープウェイ山頂駅へピストンで戻る。
2025年02月02日 11:01撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2/2 11:01
刈田岳の山頂標識を撮ってから、蔵王岳ロープウェイ山頂駅へピストンで戻る。
こう山の中へ来て自然の景色に接すれば、見るものも聞くものも全てが面白い。たとえ背中のリュックサックが20kgあろうと、面白いだけで別段の苦しみも心配も感じなくなる。
2025年02月02日 11:10撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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2/2 11:10
こう山の中へ来て自然の景色に接すれば、見るものも聞くものも全てが面白い。たとえ背中のリュックサックが20kgあろうと、面白いだけで別段の苦しみも心配も感じなくなる。
苦しみがあるとすれば足がくたびれて、下山後に全身を金縛りが襲ったかのように疲れが押し寄せることだろう。
2025年02月02日 11:10撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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2/2 11:10
苦しみがあるとすれば足がくたびれて、下山後に全身を金縛りが襲ったかのように疲れが押し寄せることだろう。
しかし苦しみのないのはなぜだろう。ただこの景色を一幅の画として鑑賞し、一編の詩として味読するからであろう。
2025年02月02日 11:10撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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2/2 11:10
しかし苦しみのないのはなぜだろう。ただこの景色を一幅の画として鑑賞し、一編の詩として味読するからであろう。
腹の足しにもならない、給料の補いにもならない、この景色が、景色としてだけ、私の心を楽しませつつあるから、苦労も心配もないのだろう。
2025年02月02日 11:10撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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2/2 11:10
腹の足しにもならない、給料の補いにもならない、この景色が、景色としてだけ、私の心を楽しませつつあるから、苦労も心配もないのだろう。
ハロ現象を見ることができた。自然の力は非常に尊いものである。
2025年02月02日 11:10撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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2/2 11:10
ハロ現象を見ることができた。自然の力は非常に尊いものである。
朝に来た熊野岳山頂に、再び登り返す。
2025年02月02日 11:46撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2/2 11:46
朝に来た熊野岳山頂に、再び登り返す。
朝とは、また異なった快晴の山頂の雰囲気に、心を躍らせる。
2025年02月02日 11:46撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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2/2 11:46
朝とは、また異なった快晴の山頂の雰囲気に、心を躍らせる。
朝にハッキリと見えていた鳥海山は、もうぼやけて見えている。
2025年02月02日 11:46撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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2/2 11:46
朝にハッキリと見えていた鳥海山は、もうぼやけて見えている。
まっすぐと山頂へ向かって木柱の一連に、登山者がただ一人いる風景が美しい。
2025年02月02日 12:01撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2/2 12:01
まっすぐと山頂へ向かって木柱の一連に、登山者がただ一人いる風景が美しい。
楽しませてくれた熊野岳を何度も振り返り、後ろ髪を引かれながらも、どんどん下山を続ける。
2025年02月02日 12:07撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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2/2 12:07
楽しませてくれた熊野岳を何度も振り返り、後ろ髪を引かれながらも、どんどん下山を続ける。
15mごとに続く木柱を見ながらも、まだここにずっといたい、あと木柱が何本残っている、と思う気持ちを抑えつつ下山を続ける。
2025年02月02日 12:07撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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2/2 12:07
15mごとに続く木柱を見ながらも、まだここにずっといたい、あと木柱が何本残っている、と思う気持ちを抑えつつ下山を続ける。
それにしても樹氷が見事である。写真を撮るのに度々立ち止まるので、よい休憩にはなるものの、なかなかペースを上げられない。
2025年02月02日 12:07撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2/2 12:07
それにしても樹氷が見事である。写真を撮るのに度々立ち止まるので、よい休憩にはなるものの、なかなかペースを上げられない。
行きに見たときとは、また違う表情を見せる樹氷。
2025年02月02日 12:14撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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2/2 12:14
行きに見たときとは、また違う表情を見せる樹氷。
蔵王ロープウェイ山頂駅の南側斜面の樹氷群に着く。
2025年02月02日 12:20撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2/2 12:20
蔵王ロープウェイ山頂駅の南側斜面の樹氷群に着く。
名残惜しさを感じながらも、ロープウェイに向けて下山する。
2025年02月02日 12:21撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2/2 12:21
名残惜しさを感じながらも、ロープウェイに向けて下山する。
太陽に照らされて輝きを放つ樹氷群。影による暗さが、その大きさを誇張する。
2025年02月02日 12:21撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2/2 12:21
太陽に照らされて輝きを放つ樹氷群。影による暗さが、その大きさを誇張する。
立派な樹氷群を抜けながら、
2025年02月02日 12:24撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2/2 12:24
立派な樹氷群を抜けながら、
いよいよロープウェイ山頂駅に帰着。
2025年02月02日 12:21撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2/2 12:21
いよいよロープウェイ山頂駅に帰着。
帰りのロープウェイの中でも、樹氷を眺める。
2025年02月02日 12:37撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2/2 12:37
帰りのロープウェイの中でも、樹氷を眺める。
樹氷の中をスキーやボードで滑るのも、さぞ楽しいだろう。
2025年02月02日 12:38撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2/2 12:38
樹氷の中をスキーやボードで滑るのも、さぞ楽しいだろう。
ロープウェイ山麓駅に13:15到着。蔵王温泉で一風呂浴びた後、14:15の臨時直行バスで山形駅に14:50着。ラーメン渓流で辛味噌ラーメン大盛をいただいたあとは、家族や職場へのお土産を購入。
2025年02月02日 15:11撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2/2 15:11
ロープウェイ山麓駅に13:15到着。蔵王温泉で一風呂浴びた後、14:15の臨時直行バスで山形駅に14:50着。ラーメン渓流で辛味噌ラーメン大盛をいただいたあとは、家族や職場へのお土産を購入。
帰りは、牛肉ど真ん中弁当と玉こんにゃくを食べて日本酒を呷りつつ、大宮駅まで熟睡。よい一日でした。
2025年02月02日 16:54撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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帰りは、牛肉ど真ん中弁当と玉こんにゃくを食べて日本酒を呷りつつ、大宮駅まで熟睡。よい一日でした。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖フリース 長袖インナー(ミズノブレスサーモ) ハードシェル上下 タイツ(ミズノブレスサーモ) フリースズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター ネックウォーマー 毛帽子 ザック 輪カンジキ アイゼン スノーシュー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒(保温性) 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック コッヘル スプーン ガソリンストーブ ライター

感想

2週間に1度の快晴の蔵王、そして高くそびえ立ち並ぶ樹氷に、ただただ圧巻され続けた一日でした。ただし、旧正月で海外からの旅行客が多く、かつ日曜日であったため、夜行バスもしくは山形駅周辺のホテルで、山形駅のバス停に6:15には並べるよう心掛けておくと、ロープウェイには8時台に乗れて山頂には9:30までには到着できるため、後の山行が円滑です。また、地蔵岳から熊野岳の間は一番乗りだったため、ワカンを持っていなければ足が膝まで埋まる様子でした。樹氷の間を散歩するときもワカンがあったので足が埋まることなく心強く感じました。

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