火山



- GPS
- 04:35
- 距離
- 5.1km
- 登り
- 350m
- 下り
- 356m
コースタイム
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
火山(ひやま)は荘川町と清見町境にあって、春にはタケノコ採りで人気の山。清見側からだと西ウレ峠や金山谷から入り、隣の傘山まで周遊できるので冬のスノーシューには楽しいコースだ。今回は荘川側からのスノーシューハイクツアーに便乗させてもらい、初めて北側から登る。荘川在住の方を主体としたツアーにガイドさん、地元山岳会員数名、そしてBCスキーヤーお2人。このスキーヤーというのが、私、尊敬してやまないガオロさんとご友人のSさんだった。初めて生ガオロさんに会えてちょっと興奮気味の私、いろいろと聞きたいことがありすぎてまとまらず訳の解らん変なおばさん全開(笑)
ガオロさんの先達で北西の尾根から取付く。スキーで入る時はいつもはもう二つ東側の尾根から取付くんだそうだ。清見側からスノーシューハイクした時にはスキーで滑れる山だなんて思ってもいなかったから、ガオロさん達が火山の北面をよく滑ると聞いてびっくり。コースを教えてもらったので今度来てみたいと思う。
低山ではあるが、流石に中部地区で一番低温を記録する六厩からのスタートとあってさすがに寒い。おまけに北斜面、山頂直下の1300付近からシュカブラが現れてびっくりだよ、風も強い。でも気持ちのよい斜面にブナやミズナラの巨木。清見側から登った時とはまた景色が違って美しい。
山頂でお昼ご飯。ガオロさんが積雪どれくらいあるかな?とプローブ出して計ってくれたら思わぬアクシデント。プローブの中のコードが切れてしまい、ガオロさんとSさんで掘り出すこと20分、2.5mのプローブがほぼほぼ埋まってしまったので掘った穴も2m、なかなか立派なシェルターみたいになった。お疲れ様でした(^_^;)午後からはスキーのお2人とは別れ(私も付いて行きたかった!)、私たちは下山のために真北の尾根へ。実はこの日のツアーにはもう一つ別の目的もあって…
このエリアに産業廃棄物処理場の計画が持ち上がっている。その予定地を実際に見て確かめたいと思った。下山に利用した尾根の両サイドの谷に、埋め立て予定地、残土処理場、廃棄物仮置き場等の予定地が広がっている。その谷を眺めながら、有事の際には埋め立てられた谷がどうなるのかを考え、最終的に富山湾へ流れ込む水はどうなるのかを考え、近隣と全ての下流域の生活には何が起こるのかを考えることが今日の目的の一つだった。自分たちの生活を支えていくうえで廃棄物の処理を忌避することはできない。しかしそれが合理的であるのか安全であるのかを検証することは大切だろう。多くの人に登ってもらって見てもらいたいし判断してもらいたいと思う。
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