乳頭山

- GPS
- 06:31
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 714m
- 下り
- 724m
コースタイム
| 天候 | 曇〜霧(雲の中) |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
乳頭蟹場温泉そば |
| コース状況/ 危険箇所等 |
山頂手前の広尾根にもクラックが少しあったがまだ危険なほどではない。 杉の周りは、ツリーホール自体よりも風下の風紋がディープでなんとも直進の妨げになる。 概して雪自体は安定していて登りやすく気になることはなかった。 |
写真
感想
誘われて乳頭温泉。宿らしい朝飯を頂いてから蟹場分岐を通って乳頭山へ。
好条件であれば秋田駒ヶ岳縦走の予定だったが……?
田代平へ巻きながら登ると、平の上は風のようで、踊る梢を見上げながらどうしようか相談。いくことに。
湿原で視界不良はモチベーション下がる。しかたなく携帯を見ては進む現代人になる。これがなければほとんど遭難目前だ。
木と木の間隔が空いた場所に出た瞬間、目標物がない。一瞬の晴れ間、小屋が見える。目に焼き付けて直進。目の前にあるはずなのに見えない、と思ったらあった。侵入。
山頂手前は強風。ここまでくると登れば山頂なので気が楽だ。風と視界不良の中黙々と進むのは楽しい。north_aster を置き去りにしそうになって待つと、着実についてくるのがギリギリ見える。合流すると辛そうな表情だがやる気はありそう。
山頂。シュカブラが削られた道が突如現れる。何も吹き飛ばされることなく滑走モードへ。飛ばせないが悪くない。
小屋まで帰ると友人はバタンキュー。待ってる間、入り口のテラスを少し除雪して遊ぶ。
孫六温泉への尾根を探して彷徨う。下りラッセル。
興味本位で沢の入り口を滑ってしまうが、地形図以上に深く見える。温泉が湧いて沢に雪が溜まっていないのか。脱出。まだ目が回ってるnorth_asterも付いてくる。
小鳥の囀りや獣のトレース、生き物の気配を感じながらノートラックなブナ林を登っていくと、ジェット機のような轟音が聞こえてきた。ブナがスギに変わり、田代平に出ると霧と強風で視界不良に。GPS歩行で避難小屋を経由し乳頭山を目指す。なんとかたどり着いた山頂は爆風かつ視程5mのホワイトワールドだった。手早く用意して滑走を始めたものの、進んでいるのか止まっているのか、傾いているのか平らなのかが全くわからず、1分で空間識失調に陥った。ヘロヘロになりながら避難小屋まで降りてくると、一面の樹氷原を見ることができた。再び休止して暫く横になると動けるようになったので、滑走を再開。その後も調子は上がらなかったものの、なんとか下まで降りることができた。
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