前穂高岳 奥明神沢前穂ダイレクト
長野県
アヒル班長
体力度について
- GPS
- 08:58
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 1,815m
- 下り
- 1,816m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 7:24
- 休憩
- 1:34
- 合計
- 8:58
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2024年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス 自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
奥明神沢は落石、雪崩、滑落に注意 |
写真
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感想
GW課題の扇沢滑降に向けた偵察と、まだ登った事のない残雪期の前穂高岳、2つの目的をもって出発。
かなり寡雪のシーズン、岳沢も相当上まで行かないとスキーは履けないと事前情報にあったのでローカットのアプローチシューズで。当然板もブーツも背負うことになりザックが肩にのしかかる。
仕事で3週間ぶりの休み、2カ月ぶりの山、息を上げないようゆっくり登っていく。
踏み抜きでローカットではあっという間に靴下がビチョビチョ。まあ日帰りだし気温は高いので問題ない。適当な所で河原におりスキーを履く。一気に荷物が軽くなった。
小屋開け作業中の岳沢小屋辺りで一息、先行者2名はそれぞれ単独、速い。さすがこの時期に前穂を目指すだけはある。一方自分はゆっくり高度上げ。奥明神沢が狭くなる前にシートラへ。以降先行者のトレースを辿る。
そもそも山自体久しぶりなのに3000m近い山を登る、当然心臓バクバク、ペースは全く上がらない。時間切れ敗退も頭をよぎるが、トレースに助けられひたすら我慢の登り。
予定より大分遅れたが何とか13時前に前穂山頂到達。先行者達は既に滑降準備を終えていた。自分の登り待ちだったかも・・（汗）トレースのお礼を言い滑降を見送る。
初めての残雪期前穂高岳。雄大な景色に見とれる。快晴微風で暑いくらい。ガラナを飲みしばし景色を堪能。扇沢は・・行けそうに見えるがノドの部分は良く分からない。やはり行ってみるしかないか。
ひとしきり景色を堪能してから滑降開始。上部〜奥明神沢合流まではナイスザラメ、斜度は45度くらいの快適滑降。時間遅かったので滑りは期待していなかったが嬉しい誤算。
奥明神沢に入るとデブリと重たい雪、まあこの時期はこんなものと落石、スラフに気を付けながら高度を落としていく。狭い部分を抜け岳沢小屋手前まで最後の大回りラン。
ブーツシートラなのでギリギリまで雪を繋ぎ、アプローチシューズに履き替え上高地まで下山。シーズン中の上高地の人の多さは本当に半端ではないが、GW前ということもあり比較的静かな上高地、バス待ちもそうでもなく助かった。
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