火打山 BC 今年も無念の敗退。。。


- GPS
- 13:23
- 距離
- 19.7km
- 登り
- 1,237m
- 下り
- 1,302m
コースタイム
天候 | 晴れのち雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
賽の河原までが非常に長いロングルート。 第一ゲートの上部蛇行道は積雪によって慎重に横断。 賽の河原は広いのでホワイトアウトすると方角不明瞭になるのでこまめにGPS等で位置確認が必要。 雪質は深夜〜午前にかけてトレースありのザラメで程よい感じだったが、午前より雪が本降りしたので今はパウダーで滑りは良いと思うが今後気温上昇に伴い雪崩に注意が必要 |
その他周辺情報 | 笹倉温泉、ひすいの湯 |
写真
写真の視界だと気付けるところ、ホワイトアウトで全く気付けない。これがもっと深かったらと思うとゾッとする。
はい、ここで撤退決断。正面奥を登るみたいだけどこれ、俺にには登れるのか?と思ってしまった。
もちろんシートラ、アイゼン換装でピッケルですよね?
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
バラクラバ
ブーツ
ザック
ビーコン
スコップ
ゾンデ
アイゼン
ピッケル
地図(地形図)
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
ゴーグル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ビンディング
スプリットボード
シール
|
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感想
どうも火打山とは相性が良くないのか、今年も嫌われてしまいました。
昨年との振り返りと今回の考察長文です。
・昨年の装備とコンディション
スノーシューでボード担いでの登攀、雪質は前日大雪の膝ラッセル激パウ、トレースなし
・今年
スプリットボードでの登攀、雪質はザラメでトレースあり
登りは装備もコンディションも違っていたので昨年到達出来なかった賽の河原まで順調に歩を進める事が出来た。
何よりトレースのありがたさとスプリットの推進力、背負う重量の軽さで体力を確実に温存出来ました。
降雪、ホワイトアウトからは悪夢の連続。
U字谷の渡りポイント探し、稜線取り付きまでのルート不明瞭で彷徨い一気に時間をロスしてしまった。
第二のU字谷でクラックに滑落したときに登頂は断念、もし板が破損していたら下山は不可能でビバーク確定だったと思う。
そこからは次回に向けての情報収集で行けるとこまで目指すことに。大規模雪崩のデブリの先に見えた急登の稜線取り付きが見えた時、シートラ装備で登攀出来る体力があるか、何よりソロで切り抜ける勇気が自分にあるか、そう思ってしまう程の恐怖を感じた。
パーティ組みたいなぁ。。。
歩行についてはホワイトアウトしたことで行先の起伏が完全に見えなくなったことで平衡感覚を失う程困難だった。歩いてもコケるし、もちろん滑ると尚更コケまくった。GPSがなかったら最近は読図もしていないので遭難していたかもしれない。
谷に落ちたからか先に見える木々との間にはどうしても谷の幻覚が見えてしまって、より時間をかけて慎重に進まざるを得なかった。
コンディションへの対応力、時間の使い方、気持ちの面においてもまだ未熟なのかもしれない。
それでも何とか下山出来た経験は活きると信じたいところ。昨年よりは成長してるはず!
こんな目に合っても雪山はやっぱり面白い(笑)
百名山登頂を始めてから昨年初めて撤退した山だから余計に思い入れ深い山になりました。
火打山はこのルートで、BCで登れるまで何度でも挑戦します!
でも正直パーティに混ぜてくれる人いたらお願いします(笑)
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