【南面白山〜小東岳】ピストン


- GPS
- --:--
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 1,430m
- 下り
- 1,424m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
面白山高原駅〜南面白山山頂 …ゲレンデ歩きが長いです。駅から舗装道・林道をとおり,しばらくゲレンデの踏み跡沿いに登ります。昭文社地図とは少し違う感じがしますが,そのまま進むと一度登山道に入りますが,再度ゲレンデのぼりとなります。ゲレンデのぼりが終わると,歩きやすいなブナ林をとおり,枯れ沢状の岩場,急登を過ぎると山頂です。 帰りのゲレンデ下りは足に来ます。 面白山山頂〜小東岳 …南面白山下り→1216峰登り→下り→小東岳登りは急坂のアップダウンです。笹の広がる気持ちの良い稜線が続き,展望も良いですが,登降はなかなかしごかれます。特に復路の1216峰ののぼりは黙々と登る急登です。 小東峠分岐から小東岳への登り道は,登山道が藪に覆われていて,藪こぎチックに進む必要があります。やせ尾根なので足元注意です。 |
写真
感想
がっつり登りたいけれど、連続遠出もできないし・・・
そんな時は「面白山へ行こう!」が我が家の合言葉です。
今年の5月下旬に本格的な(?)山スタートをきったのもこの山、5ヶ月で4回も行ってしまいました。
この日は最高の登山日和。もちろん始発で出発。
前夜からの用意はしっかりと(おにぎりとか、行動食とか、昼食とか・・・←食べ物ばかり。でもしっかり防寒・雨対策はしてますよ〜)
「南面白山には山達人ばかり」でした。
すれ違った方、単独行の男性4人のみ。
先輩方は一人としてストックもサポートタイツもはいていなかった。
なのにあのアップダウンの厳しいコースをかなりのスピードでこなしていました。
(なんだかジャージに普通のスニーカーのような初老の方も、これが嘘のように早かった・・・まぼろしか?)
自分、重装備(ダブルストック、サポートタイツ←中には膝サポート着用)にかかわらず、南面白山の急登はぜいぜいでした。
とくに1216、無名の彼はあなどれません。
せっかく登ったのにまた下らせるのか!(怒)と言わんばかりの彼・・・。
ピストンだから当り前だけれど、目の前に立ちはだかる1216氏はなかなかのやり手です。
*実は私たち、この1216を「小東岳」とずーっと思っていました。
南面白山山頂から1216を見て、「コースタイムだと1時間ちょっと、こんなに近くに見えるのに実は遠いんだね〜」なんて話していた。
マヌケです・・・。
今回のコースはブナが美しい!
また眺望がすばらしい!
急登ではありますが危険個所はほとんどありません。
(ただ雨の降った後は登山道が「沢」になるかと思われます。)
小東峠〜小東岳への道がちょっと藪になっている為、足場を気をつければ大丈夫だと思います。
紅葉は本当に始まったばかりですが、稜線にでると目の前に見える大東岳は「のぼせた」ように山頂から赤くなっていました。
ぬけるような青空の下、頭だけちょっと赤いその山姿はとてもかわいらしかった。
南面白山からの景色も澄んだ秋の空気の中、東北の山々が広がりすばらしいもので、特に1216〜小東岳への稜線の風景、1216山頂からの二口山塊が迫力ありました!
「おお!これぞ塊って感じ〜!」と少々興奮。
樋の沢小屋に泊まりたいと思わせる「小屋チラリズム」もあり。
この下にはどんな風景が広がっているんだろう?
お昼を食べた小東岳山頂は狭く展望0でしたが、やっぱり山ごはんはおいしい。
今回はかなり体力を消耗した為、私は旦那よりがっつきました。
(毎回 食事の写真は旦那のもの。私は早々にかぶりつきです。反省)
帰りは来た道をくだって、登って、また下り・・・。
名付けて「もくもく登り」←旦那命名(まんまじゃん!)
何も考えずただひたすら山道を歩くこの感覚、好きです。
日常生活では、まずないと思うこの感じ。体と心が一体化している。
と格好よく書きましたが、その後の「大東岳ポーズ」実はこわれてました。
多分クライマーズハイに突入。わけもなく楽しくなって、旦那にもポーズ強制!
股の開きが足りない!とポーズやりなおしまで命じました。
せっかく真面目登山なのにぶちこわしにしてごめんなさい。
再びの南面白山山頂、本日2度目のコーヒータイム。
(行きも南面白山で一休みしました)
今回の食事係、目玉は「山の神まんじゅう」!
いただいたものを冷凍保存を4個持参。
美里町名物であんこの甘さがちょうどいい。
サイズもぴったりです。
そして「山の神」〜これは行動食の為のまんじゅうか?!
という事で、家で完食したいのをぐっとこらえて面白山へのお伴としました。
かなりお勧め(パッケージもかわいいです)
下りは旦那に待ってもらう事しばしばでしたが、山行を重ねるにつれて以前のように心配させることが少なくなったようで嬉しかったです。
以前はひとつひとつ声掛けをしてくれていたので。
最近は多少ほっておいても大丈夫と思ってくれているらしい。
同じ山に何度も行くと、自分の山成長度(って言葉あるかな)が分かりそれもまた楽しいです。
朝の透明感のある光とはまた違った、温かな色の日差しが差し込むブナ林はきらきらととても美しくて、ごろごろ岩の急な下りでも思わず何度も上を見上げてしまいました。
人の少ない面白山だからこその静寂な雰囲気が心地いい。二人でその空間を楽しめる事の贅沢さは最高です。
下山をするときのこ採りかな?と思われる人も何人か。
皆さんザックがパンパンになっていました。
その姿をみて亡くなった祖父が青葉区の自宅から自転車で山へ行き、布のザックに沢山のきのこや山菜を採って来た事を思い出しました。
全くの軽装備で山を自由に駆け回っていたであろう祖父はまさに「天狗」のようだったのではないかな。
その血を引く私もいつの日か「小天狗」位にはなれるのかなぁ・・・なんて思いました。
とても地味な存在の面白山だけれどやっぱり大好きな山です。
この日も定番面白山。
本日はあわよくば14時25分二口温泉発のバスに乗る縦走コースも検討しましたが,時間的に断念。小東ピストンとしました。
日曜は休日出勤のため,今週の山行可能日は土曜日だけでしたが,無事天気に恵まれ,蔵王や飯豊,月山,朝日を望める絶好の山行日和した。
今回も,小東岳まで軽く考えてましたが,急登&直登のアップダウンに久々筋肉痛となってしまいました・・・。(下りも足にきます。)
途中,駅〜大東岳周回の長靴の方や,駅〜二口までのちょっと高齢の方などに抜かされるなど,まだまだ自分たちの未熟さを痛感した次第です。
山で出会った方4人。山頂付近が色づき始めた中で,静かな山歩き。いつもながら「あ〜楽しかった。」です。
コメント
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こんにちはkeen2さん、ma-kuroさん
生ハムサンドとコーンスープ,ラディッシュ。思わずよだれが出てきそうなお昼のメニューですね。さぞかしおいしかったことと思います。
お天気もよくて、蔵王連峰、朝日連峰が見渡せ
これも電車利用だからできる楽しみ
こんばんはkajyukiさん。
いつもワンパターンなお昼ですが,山で食べるご飯は「5倍増し」で美味しいですね。(ビールも)
今回の参考はkajyukiさんの2003年の記録を参考にさせてもらいました。小東岳への道は少し藪っぽくなっており,山頂の様子もkajyukiさんの記録や分県ガイドの写真・記述とちょっとちがって,人があまり来ていないのかな?という感じでしたが,これもまた二人には楽しく,充実の登山でした☆
今月、ma-kuroさんは休日出勤が多いと拝見していたので、keen2さんの単独山行か!と思っていたら、お二人でお出掛けになったんですね。
実は、
ma-kuroさんの仕事都合でkeen2さんが朝早く面白山に出掛け、仕事を終えたma-kuroさんが現地へ向かう
冗談が過ぎました。済みません
1216峰からの大東岳とお二人の大東岳ポーズの写真、とても良かったです。
残り少ない夏山(秋山?)シーズン,チャンスも少ないですが,「二人で楽しもう!」ということで,またもや二人山行です。
大東岳ポーズ・・ちょっとふざけました(毎回?)。
Keen2さん、こんばんは。
順調に注意報解除してますね。天気も良くて良かったです
私は、9月毎週行き過ぎて、疲れから風邪、お薬で薬疹という悲惨な週末を送ってしまいました
PS:「この1216を「小東岳」とずーっと思っていました」土地勘なく、全くわかりません。1216ってピークの名前ですか?
rikkyさん,おはようございます。
我が家の山切れの常備薬「面白山」です
「1216」は名前のない山なんです。
南面白山と小東岳の間の(独標っていうのでしょうか?)
地元でも登山の山と一般の人には認知されていない山なので「面白山に登山に行ったよ」というと不思議な顔をされたりします・・・。
体調回復されましたか?
私も昨年,原因不明の湿疹に悩まされました。
かなりつらいですよね
今年は紅葉が遅いそうなので,待っていてくれます!
オフ会すごく楽しそうでしたね〜
Keen2さん、こんにちは。
このもくもく登りの真ん中のぽこっとした所のことですね。近くにこれくらいの高さで展望の良い山があるのはいいですねぇ。
薬疹落ち着いたので、金曜日に休みを取り、火打山に行ってきちゃいました。後でアップします。
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