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Yamareco

記録ID: 8121164
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
朝日・出羽三山

葉山市民荘〜大僧森〜村上葉山〜大僧森〜葉山市民荘(小僧森で撤退)

2025年05月04日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
09:04
距離
6.9km
登り
603m
下り
598m

コースタイム

日帰り
山行
4:08
休憩
1:02
合計
5:10
6:55
25
7:20
7:25
19
市民の森キャンプ場
7:44
7:55
45
林道終点
8:40
8:45
28
1100m地点
9:13
9:14
26
1200m地点
9:45
10:05
20
小僧森取り付点
10:25
10:35
40
1250m地点
11:15
11:25
10
1000m地点
11:35
30
市民の森キャンプ場
12:05
0
葉山市民荘
12:05
ゴール地点
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2025年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
5/3に東北自動車道&山形自動車道経由で寒河江SAでおりて大江町自然公園キャンプ場に移動
大江町自然公園キャンプ場から登山口までの道路には、積雪や凍結箇所は無し。葉山登山口に当たる寒河江市葉山市民荘の駐車場にも雪はない。
コース状況/
危険箇所等
寒河江市葉山市民荘には、トイレがある。
今回は、畑コースで葉山を目指した。
葉山市民荘のすぐ上の携帯電話基地局施設からは、ずーっと雪道が連続している。
市民の森の中にある葉山キャンプ場までは、林道沿いに配電柱が設置されており、林道を進むとキャンプ場の登山口(890m)に至る。登山口からも林道の終点(950m)までは、なだらかな道が続くが、そこから先は、急な登山路となる。1130m辺りまで登ると防火帯と思われる空間に出る。その先は、広い尾根上のブナ林の中の登山路となり、1200mを越えると東側が開けた台形状の尾根道となり、更に登っていくと尾根上の分岐点に到達する(どうだん通り分岐:休憩地)。
ここから登山路は、北西方向に延びて前方に小僧森、大僧森、葉山山頂に連なる山並みが見えてくる。
その他周辺情報 大江町健康温泉館: 0237-83-4126 入浴料 400円
大江町自然公園キャンプ場: 0237-62-5421
ヤマザワ寒河江西店: 0237-83-4111
JAさがえ西村山アグリランド産直センター: 0237-84-7888
寒河江市葉山市民館入口
2025年05月04日 06:48撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
5/4 6:48
寒河江市葉山市民館入口
葉山市民館で登山の準備
2025年05月04日 06:48撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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葉山市民館で登山の準備
長命水
2025年05月04日 06:58撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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長命水
市民の森に至る林道沿いに配電柱が立っている
2025年05月04日 07:08撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
5/4 7:08
市民の森に至る林道沿いに配電柱が立っている
市民の森 キャンプ場が見えてきた
2025年05月04日 07:13撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
5/4 7:13
市民の森 キャンプ場が見えてきた
キャンプ場の建屋が見えてきた。この先で衣服調整を実施
2025年05月04日 07:17撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
5/4 7:17
キャンプ場の建屋が見えてきた。この先で衣服調整を実施
キャンプ場の炊事場の建物横を通過
2025年05月04日 07:25撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
5/4 7:25
キャンプ場の炊事場の建物横を通過
葉山登山(畑コース入口)
2025年05月04日 07:27撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
5/4 7:27
葉山登山(畑コース入口)
林道の終点から急な登りとなった。
2025年05月04日 07:44撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
5/4 7:44
林道の終点から急な登りとなった。
2025年05月04日 07:48撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
5/4 7:48
林道の終点近くでアイゼンを装着
2025年05月04日 07:48撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
5/4 7:48
林道の終点近くでアイゼンを装着
アイゼンを履いたため、ブナ林の中をショートカットして登る
2025年05月04日 08:06撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
5/4 8:06
アイゼンを履いたため、ブナ林の中をショートカットして登る
快調に登る若手メンバー
2025年05月04日 08:16撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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5/4 8:16
快調に登る若手メンバー
登山路には、ツリーホールが点々と空いている。
穴の深さは1m程度
2025年05月04日 08:29撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
5/4 8:29
登山路には、ツリーホールが点々と空いている。
穴の深さは1m程度
ブナ林の中を登る
2025年05月04日 08:37撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1
5/4 8:37
ブナ林の中を登る
平坦地で小休止
2025年05月04日 08:50撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
5/4 8:50
平坦地で小休止
正面にこれから目指す小僧森が見えてきた
2025年05月04日 09:13撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
5/4 9:13
正面にこれから目指す小僧森が見えてきた
標高1200m辺りまで来ると東側が開け、前方にこれから目指す尾根筋が見えてきた
2025年05月04日 09:13撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
5/4 9:13
標高1200m辺りまで来ると東側が開け、前方にこれから目指す尾根筋が見えてきた
東側の雪面が雪切れしてブッシュ帯が覗いているため、この先でブナ林の中の登山道(夏道)を進む
2025年05月04日 09:23撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
5/4 9:23
東側の雪面が雪切れしてブッシュ帯が覗いているため、この先でブナ林の中の登山道(夏道)を進む
標高1300m付近で小休止
2025年05月04日 09:28撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
5/4 9:28
標高1300m付近で小休止
登ってきた登山路を振り返る
2025年05月04日 09:30撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
5/4 9:30
登ってきた登山路を振り返る
尾根筋に出てどうだん通り分岐の近くから小僧森を望む
2025年05月04日 09:41撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
5/4 9:41
尾根筋に出てどうだん通り分岐の近くから小僧森を望む
葉山の北側の稜線を望む
2025年05月04日 09:45撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
5/4 9:45
葉山の北側の稜線を望む
小僧森を正面に捉える
尾根上では十数m/sの強風が吹いている
2025年05月04日 09:46撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
5/4 9:46
小僧森を正面に捉える
尾根上では十数m/sの強風が吹いている
小僧森の右側斜面の壁面の雪は大きく崩落が始まっており、左側の斜面の雪面にも円弧状の雪崩を起こす直前の亀裂が見える。雪面の状況が不安定で、ここまでの所要時間が当初の計画より大幅に押していたため、今回はこれ以上進むことを断念し、撤退とした。
2025年05月04日 09:51撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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5/4 9:51
小僧森の右側斜面の壁面の雪は大きく崩落が始まっており、左側の斜面の雪面にも円弧状の雪崩を起こす直前の亀裂が見える。雪面の状況が不安定で、ここまでの所要時間が当初の計画より大幅に押していたため、今回はこれ以上進むことを断念し、撤退とした。
小僧森手前で記念撮影
2025年05月04日 09:59撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
5/4 9:59
小僧森手前で記念撮影
葉山の北側の山並み。 外輪山を形成していることが良く分かる
2025年05月04日 10:00撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 10:00
葉山の北側の山並み。 外輪山を形成していることが良く分かる
小僧森の雪面状況 右側は大きな崩落面がみえている。
また、左側には雪崩を起こしそうな割れ目が見えている。
2025年05月04日 10:00撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
5/4 10:00
小僧森の雪面状況 右側は大きな崩落面がみえている。
また、左側には雪崩を起こしそうな割れ目が見えている。
残念ながら撤退を決断し、下山の途につく
2025年05月04日 10:00撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 10:00
残念ながら撤退を決断し、下山の途につく
1290m地点まで下って昼食休憩を摂った
2025年05月04日 10:25撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
5/4 10:25
1290m地点まで下って昼食休憩を摂った
1150m地点まで下ってくると、天候も回復し、朝日連峰が見え始めた
2025年05月04日 10:56撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
5/4 10:56
1150m地点まで下ってくると、天候も回復し、朝日連峰が見え始めた
朝日連山 障子ヶ岳〜大朝日岳
2025年05月04日 10:56撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5/4 10:56
朝日連山 障子ヶ岳〜大朝日岳
1000m付近の急坂を下る
2025年05月04日 11:16撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
5/4 11:16
1000m付近の急坂を下る
急斜面を迂回
2025年05月04日 11:16撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
5/4 11:16
急斜面を迂回
急斜面をクライムダウンで下る
2025年05月04日 11:20撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
5/4 11:20
急斜面をクライムダウンで下る
畑コースの登山口まで下ってきた
2025年05月04日 11:34撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
5/4 11:34
畑コースの登山口まで下ってきた
携帯電話基地局まで下山
2025年05月04日 11:47撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
5/4 11:47
携帯電話基地局まで下山
葉山市民館が見えてきた
2025年05月04日 11:48撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
5/4 11:48
葉山市民館が見えてきた
葉山市民館に無事下山し、アイゼン等の登山装備を収納
2025年05月04日 12:05撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
5/4 12:05
葉山市民館に無事下山し、アイゼン等の登山装備を収納

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター マフラー ネックウォーマー 毛帽子 ザック アイゼン 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒(保温性) レジャーシート 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

2日目は、朝4時にテント場を出発し、葉山に向かい、現地でHさんと合流した。天気は、夜半から朝方まで降っていた雨が上がり、曇り空ながらそこそこの見通しがある状況だった。
葉山は、葉山市民荘のすぐ先から残雪の中の登山となった。市民の森のキャンプ場までは、林道を登った。市民の森キャンプ場で衣服調整を実施した。葉山登山口からは、急な登山道となり、林道終点から一気に斜度がきつくなったため、アイゼンを装着した。
この先は、雪上のトレースも殆ど消えてしまっていたため、GPSデータを確認しながらの登山となった。アイゼンを付けたため、夏道をショートカットしながら登った。
標高1000mから1200mまでは、防火帯やブナ林の中をツリーホールに気をつけながら登った。葉山の登山路は、尾根が広いため、ガスっていると遭難する恐れがあり、傾斜が急な区間もあり、なかなか手強い山だった。
1200m辺りまで登ると、葉山の外輪山を構成する尾根筋が見えてきて東側の眺望が開けてきた。東側の登山道は、途中で雪切れしてブッシュ帯が覗いていたため、ブナ林の中の夏道をたどり、1300mの開けた平坦地に到達した。この先が畑コースとどうだん通りコースの分岐点だった。尾根筋に出ると、強風が吹き付けてきた。正面に小僧森が見えてきた。
小僧森の山頂への斜面では、右側(北東側)大きな雪面の崩壊があり、左側(南西側)斜面には雪崩を起こす前兆の円弧状の亀裂が入っていた。ここまでの登りで当初計画より大幅に時間がかかっていたため、小僧森の手前で葉山への登頂を断念し、撤退との決断に至った。
1300mの平坦大地は、強風が吹き付けていたため、1250m辺りまで下って昼食休憩を摂った。帰路は、登りで歩いたトレースを辿って下ったが、途中でショートカットした急斜面を避けて夏道を下っていたところ、ルートから外れてしまい、藪漕ぎをして正規ルートに戻った。下りでもGPSデータで現在地とコースを確認する重要性を再認識させられた。
今回は、初めての葉山コースでコース確認に時間を要し、新人訓練も兼ねての山行だったため、小僧森手前で撤退となったが、春山の楽しさと厳しさを経験でき、充実した山行となった。
なお、下りの途中からログの収集が停止したままになっていたようで、手書きで地図を追加したが、おかしなデータになっているので、今後また検討したい。

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