記録ID: 8233283
全員に公開
ハイキング
葛城高原・二上山
竹内街道からササユリが咲き始めた二上山へ(キノコの女王陛下に謁見)
2025年06月01日(日) [日帰り]



体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 05:07
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 590m
- 下り
- 568m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 3:57
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 5:08
距離 12.8km
登り 590m
下り 568m
8:55
11分
聖徳太子御廟前
14:03
当麻寺駅
天候 | くもり時々晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:近鉄当麻寺駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
町中の観光については車に注意してください。 二上山中のハイキング道はよく整備されています。 |
写真
コミュニティバスで聖徳太子御廟前で下車
バス停のすぐ南に西方院があります。
西方院は、聖徳太子の死後に、その乳母3人が墓前にお堂を建立して太子の冥福を祈ったのがはじまりとされています。
落ち着いた感じのお庭がよいお寺です。
バス停のすぐ南に西方院があります。
西方院は、聖徳太子の死後に、その乳母3人が墓前にお堂を建立して太子の冥福を祈ったのがはじまりとされています。
落ち着いた感じのお庭がよいお寺です。
竹内街道に入ります。
大阪と奈良を東西に結ぶ竹内街道・横大路は、日本書紀に、「難波(なにわ)より京(飛鳥)に至る大道(おおじ)を置く」と記された「大道」のルートと重なることから、日本最古の官道(国道)と呼ばれています。
大阪と奈良を東西に結ぶ竹内街道・横大路は、日本書紀に、「難波(なにわ)より京(飛鳥)に至る大道(おおじ)を置く」と記された「大道」のルートと重なることから、日本最古の官道(国道)と呼ばれています。
岩屋
岩を掘って作られた寺「石窟寺院」の跡でとても珍しいものです。1948年(昭和23年)に国定史跡に、2021年(令和3年)7月に日本遺産の構成文化財に追加認定されました。
別名は「二上(ふたかみ)山廃寺跡」です。
岩を掘って作られた寺「石窟寺院」の跡でとても珍しいものです。1948年(昭和23年)に国定史跡に、2021年(令和3年)7月に日本遺産の構成文化財に追加認定されました。
別名は「二上(ふたかみ)山廃寺跡」です。
ササユリは種子で繁殖し、種が球根となり開花するまでには最低でも6〜7年かかると言われています。乱獲のほか、森から木を伐り出すことが少なくなったことにより、自生種が減少傾向にあります。
鹿谷寺跡から上がってきたところとの分岐を5mほど降りたところでで第二ササユリ発見
これは3輪の花がきれいに開いています。
このあたりは、ササユリ群落になっていて蕾もたくさんあります。
これは3輪の花がきれいに開いています。
このあたりは、ササユリ群落になっていて蕾もたくさんあります。
雌岳山頂 474m
雌岳頂上には日時計があり、「太陽の道」にまつわる説明板が建てられています。
淡路島から伊勢まで北緯34度32分の線上に、太陽崇拝と何らかのつながりがある古代祭祀(さいし)遺跡が並んでいるという話が、1980年にNHKの番組で紹介されました。この東西の線は「太陽の道」と呼ばれています。
雌岳頂上には日時計があり、「太陽の道」にまつわる説明板が建てられています。
淡路島から伊勢まで北緯34度32分の線上に、太陽崇拝と何らかのつながりがある古代祭祀(さいし)遺跡が並んでいるという話が、1980年にNHKの番組で紹介されました。この東西の線は「太陽の道」と呼ばれています。
スミレの閉鎖花です。
閉鎖花とは、つぼみの状態のまま自家受粉して種子を作る花です。花弁や雄しべが退化しており、開花することなく種子を形成します。スミレは春に咲く開放花と、夏から秋にかけて咲く閉鎖花の2つのタイプの花を持ちます。
閉鎖花とは、つぼみの状態のまま自家受粉して種子を作る花です。花弁や雄しべが退化しており、開花することなく種子を形成します。スミレは春に咲く開放花と、夏から秋にかけて咲く閉鎖花の2つのタイプの花を持ちます。
キノコの女王 キヌガサダケ
和名の由来は、白いレース状に広げた被膜を、古代の高貴な人の差し掛けた衣笠に見立てたことによります。純白のドレスを纏ったかのような美しい姿から「キノコの女王」とも呼ばれます。
和名の由来は、白いレース状に広げた被膜を、古代の高貴な人の差し掛けた衣笠に見立てたことによります。純白のドレスを纏ったかのような美しい姿から「キノコの女王」とも呼ばれます。
當麻山口神社
大山祇命 天津彦火瓊瓊杵命 木花佐久夜比売命をお祀りする神社です。
大山祇命(オオヤマツミ)は「大いなる山の神」
天津彦火瓊瓊杵命(アマツヒコホノニギギノミコト)は、「天と国を橋渡しする神」
花佐久夜比売命(コノハナノサクヤヒメノミコト)は、「安産や子育ての神」
大山祇命 天津彦火瓊瓊杵命 木花佐久夜比売命をお祀りする神社です。
大山祇命(オオヤマツミ)は「大いなる山の神」
天津彦火瓊瓊杵命(アマツヒコホノニギギノミコト)は、「天と国を橋渡しする神」
花佐久夜比売命(コノハナノサクヤヒメノミコト)は、「安産や子育ての神」
傘堂
郡山藩主本多政勝候の菩提をとむらうため、その影堂として、恩顧の家臣やこの地域の農民たちによって延宝2年(1674)に建立されたものです。いつの頃からか、安楽往生を願う庶民信仰の対象にもなっています。
郡山藩主本多政勝候の菩提をとむらうため、その影堂として、恩顧の家臣やこの地域の農民たちによって延宝2年(1674)に建立されたものです。いつの頃からか、安楽往生を願う庶民信仰の対象にもなっています。
當麻蹶速塚
相撲の始祖として知られる當麻蹶速(たいまのけはや)の塚と伝えられている五輪塔です。垂仁天皇(すいにんてんのう)の時代に當麻蹶速と野見宿禰(のみのすくね)とが力比べをし、これが日本で最初の天覧相撲と伝えられています。
相撲の始祖として知られる當麻蹶速(たいまのけはや)の塚と伝えられている五輪塔です。垂仁天皇(すいにんてんのう)の時代に當麻蹶速と野見宿禰(のみのすくね)とが力比べをし、これが日本で最初の天覧相撲と伝えられています。
撮影機器:
感想
今日は、咲き始めたササユリを見に二上山へ登りました。
いつも、奈良側から登るので、今日は大阪側から、竹内街道を歩き、二つの山頂を経て、当麻寺へ抜けるコースとし、聖徳太子のお墓のある叡福寺や、當麻寺など、竹内街道の沿道の寺社も参拝しました。
今日もヤマレコというよりも観光レコになってしまったことをはじめにお詫びしておきます。
ササユリは、3カ所で咲いている花を見ましたが、もう二三日中に開きそうな蕾は、あちこちにいっぱいありました。来週は、きっとササユリ祭りでしょうね。
下りの祐泉寺の近くでは、キノコの女王キヌガサダケにも出会うことができました。ちょうど、他のハイカーが見つけて写真を撮っているところで、それがなければ気づかす通り過ぎているところでした。
二上山は、本当に自然豊かな山だと感じます。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:424人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
コメントありがとうございます。
たくさんササユリが見れると良いですね。
ササユリ以外にもいっぱい花があり楽しいですよう
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する