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Yamareco

記録ID: 8403892
全員に公開
ハイキング
志賀・草津・四阿山・浅間

八剣山・高標山とニッコウキスゲ探訪(カヤの平起点)

2025年07月12日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:29
距離
14.8km
登り
662m
下り
659m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:37
休憩
0:57
合計
4:34
距離 14.8km 登り 662m 下り 659m
8:40
8:48
37
9:40
9:44
51
10:35
11:15
33
11:48
6
11:57
ゴール地点
下りは所々走っています。
天候 晴れ 時々 曇り
過去天気図(気象庁) 2025年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
カヤの平高原総合案内所前の駐車場に駐車しました。
朝7時過ぎの到着でまだ1台も停まっていませんでした。
コース状況/
危険箇所等
・全体に歩きやすい遊歩道・登山道です。
・ルートは明瞭ですが、分岐から八剣山の区間で一部ヤブがあります。
・クマの目撃が多いエリアのようなので、対策は必要です。
 
その他周辺情報 下山後は麓のホテルセラン遠見の湯(日帰り入浴600円)で入浴しました。
高台にあり、浴槽は露天のみの展望風呂です。
http://www.hotel-selan.com/hotspa/
 
朝、カヤの平高原を出発します。
7時半前ですが、駐車場に車無し。
朝、カヤの平高原を出発します。
7時半前ですが、駐車場に車無し。
入口に案内看板が立っています。
入口に案内看板が立っています。
暫くは気持ちの良いブナ林。
道幅広い緩やかな登り道です。
暫くは気持ちの良いブナ林。
道幅広い緩やかな登り道です。
五叉路。
北ドブ湿原経由で行くことにします。
五叉路。
北ドブ湿原経由で行くことにします。
奥へ進み樹林帯を抜けると北ドブ湿原に出ます。
名前はアレですが、広く見晴らしの良い湿原。
木道に沿うようにニッコウキスゲが群生しています。
奥へ進み樹林帯を抜けると北ドブ湿原に出ます。
名前はアレですが、広く見晴らしの良い湿原。
木道に沿うようにニッコウキスゲが群生しています。
樹林帯の縁にバイケイソウが咲いています。
樹林帯の縁にバイケイソウが咲いています。
ヒオウギアヤメは見頃が続く。
ヒオウギアヤメは見頃が続く。
そして、木道両脇に咲くニッコウキスゲ。
そして、木道両脇に咲くニッコウキスゲ。
足元にはハクサンチドリ。
足元にはハクサンチドリ。
すぐお隣には白花のハクサンチドリも。
すぐお隣には白花のハクサンチドリも。
こちらは華奢なコバノトンボソウ。
1
こちらは華奢なコバノトンボソウ。
奥にはワタスゲが群生し白い絨毯に。
奥にはワタスゲが群生し白い絨毯に。
ニッコウキスゲロードを通り、湿原の奥へ。
ニッコウキスゲロードを通り、湿原の奥へ。
ちょうど雲が抜け始め、朝の陽射しを受けます。
ちょうど雲が抜け始め、朝の陽射しを受けます。
トンボ、休憩中。。
トンボ、休憩中。。
青空と。
お花探しながら湿原を往復します。
数は少ないですがトキソウ。
2
お花探しながら湿原を往復します。
数は少ないですがトキソウ。
予想に反して十分に見応え有りました。
1
予想に反して十分に見応え有りました。
ふわふわのワタスゲも。
ふわふわのワタスゲも。
奥には咲き終わりのコバイケイソウ。
奥には咲き終わりのコバイケイソウ。
ヤナギランは蕾。
ヤナギランは蕾。
同、コオニユリも。
1
同、コオニユリも。
【拡大注意】
湿原の木道歩きを終え、下草生える登山道を抜けると靴にマダニ。
シュルツェマダニかなあ。一応いるみたいなので注意が必要ですよ。
【拡大注意】
湿原の木道歩きを終え、下草生える登山道を抜けると靴にマダニ。
シュルツェマダニかなあ。一応いるみたいなので注意が必要ですよ。
登山道上にはオオレイジンソウ。
登山道上にはオオレイジンソウ。
このあたりはサンカヨウが多いです。
もうこの時期はすっかり実っています。
このあたりはサンカヨウが多いです。
もうこの時期はすっかり実っています。
分岐から八剣山へ。
この先はルートはしっかりしていますが、丈の長いササヤブになります。
分岐から八剣山へ。
この先はルートはしっかりしていますが、丈の長いササヤブになります。
登り切って八剣山山頂。
展望は無く、三角点があるのみです。
登り切って八剣山山頂。
展望は無く、三角点があるのみです。
復路もヤブを抜けつつ。
復路もヤブを抜けつつ。
コブコブのブナの大木にツタウルシが絡みます。
どうしてこうなった!?
コブコブのブナの大木にツタウルシが絡みます。
どうしてこうなった!?
点在するブナの大木に癒されます。
点在するブナの大木に癒されます。
登山道入り口へ戻ってきました。
登山道入り口へ戻ってきました。
広大な放牧地とキャンプサイトのカヤの平へ。
広大な放牧地とキャンプサイトのカヤの平へ。
沢沿いにはオニシモツケ。
沢沿いにはオニシモツケ。
カヤの平を横切り、反対側の高標山へ向かいます。
カヤの平を横切り、反対側の高標山へ向かいます。
ゲートを抜け、最初は林道歩き。
ゲートを抜け、最初は林道歩き。
登山道に入るとこちらもブナの大木。
登山道に入るとこちらもブナの大木。
ブナとササ帯の斜面を登ります。
ブナとササ帯の斜面を登ります。
分岐あたりではヒメカイウ。
ミズバショウより小ぶりで、この時期に咲きます。
1
分岐あたりではヒメカイウ。
ミズバショウより小ぶりで、この時期に咲きます。
林床にはキソチドリ。
林床にはキソチドリ。
樹林帯を抜けると後方に岩菅山。
樹林帯を抜けると後方に岩菅山。
山頂直下はクロヅルの白い花が目を引きます。
山頂直下はクロヅルの白い花が目を引きます。
登り切って高標山山頂です。
登り切って高標山山頂です。
雲が多めですが、手前の高社山と麓の中野市街が見えていました。
風が気持ち良く、山頂で長休憩しました。
雲が多めですが、手前の高社山と麓の中野市街が見えていました。
風が気持ち良く、山頂で長休憩しました。
帰りも所々にあるクマの痕跡に警戒しながら。
帰りも所々にあるクマの痕跡に警戒しながら。
林道へ降りてきました。
林道へ降りてきました。
ギンリョウソウは目玉○ヤジに。
ギンリョウソウは目玉○ヤジに。
カヤの平へ戻ってきました。
カヤの平へ戻ってきました。
管理人さんに熊の痕跡を報告し、この地域のクマの生態について教えてもらいました。
ステッカー貰いました。
管理人さんに熊の痕跡を報告し、この地域のクマの生態について教えてもらいました。
ステッカー貰いました。
帰りがけにホテルセラン、遠見の湯へ。
展望の良い大露天風呂を一人満喫しました。
帰りがけにホテルセラン、遠見の湯へ。
展望の良い大露天風呂を一人満喫しました。
高台に建つホテル。
駐車場からの展望はこの通り。
高台に建つホテル。
駐車場からの展望はこの通り。
中野市内の定食や、ごはん処じょうやで焼きもつ定食。
鉄板焼きで味良し!量良し!お値段も良し!
このご時世でごはん&味噌汁お代わり自由でなお良し!!
お昼時間終了間際にガッツリ食べて、帰りは下道で帰宅しました。
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中野市内の定食や、ごはん処じょうやで焼きもつ定食。
鉄板焼きで味良し!量良し!お値段も良し!
このご時世でごはん&味噌汁お代わり自由でなお良し!!
お昼時間終了間際にガッツリ食べて、帰りは下道で帰宅しました。

感想

7/12土曜日は木島平村の八剣山、高標山へ。
八剣山の途中にある北ドブ湿原(名前…w)はニッコウキスゲの群生地ですが、アクセスが遠くあまり知られてもいないのか結構な穴場のようです。
直近で記録は上がっていませんでしたが、そろそろかなと行ってみることにしました。
朝は4時起床、4時半出発、中野ICから志賀高原経由で7時過ぎにカヤの平へ。
駐車場はどんなものかなと思っていたら、まだ誰もおらず。
カヤの平高原は広大な放牧地とキャンプ場があり、1組のみキャンプしていました。
人がいないならと、先に北ドブ湿原へ向かうことにします。
湿原までは緩やかな登りのブナ林。
ササ帯で見通しは無いですが、所々生えるブナの大木が印象的でした。
樹林帯を抜け広い湿原に出ると、木道の両脇にニッコウキスゲが数多く咲いています。
同時期に名所となる群生地と比べれば数は控えめかもしれませんが、近いところに密集しており、見応えはありました。
また、この時期はニッコウキスゲに隠れがちですが、他の湿原性の植物も多く見ることができました。
北ドブ湿原で折り返す方が多いのでしょうか。
その先、八剣山までは道が悪くなり、下草を抜けると靴にマダニ。
この日見たのは1匹だけでしたが、対策は必要なようです。
分岐から先はササが生い茂り、前日の雨でしっかりと濡れていたので、この区間のみレインウェアが必要でした。
蒸し暑いササ帯を抜けると八剣山山頂。
ここは展望なく、三角点のみ。
暫く休憩しクールダウンしました。
往路とは違う道で降り、カヤの平でひと休みし反対側の高標山へ。
こちらは最初林道を歩き(走り)、登山道に入ってからは単調な登り。
分岐から先は小刻みなアップダウンのササ帯の稜線となり、あたりは真新しいクマの痕跡が多く残ります。
歩く時間帯によっては結構危険な気がしました。
樹林帯を抜けると展望が開け、後方には岩菅山の稜線を望みます。
程無くして高標山山頂に着き、暑さに座り込みます。
雲が多く展望は限定的でしたが、夏本番を思わせる強い日差しと吹き抜ける風。
山頂でご一緒した方々と山談義し、すっかり長休憩しました。
復路は来た道を戻り、足の痛みが出ることなく無事に下山しました。
帰りがけに麓の遠見の湯で入浴し、中野市内の定食屋で遅いお昼を食し、時間に余裕があったので下道で帰宅しました。
翌日もリハビリを兼ねた軽めの調整で野辺山高原のニッコウキスゲを見に行きます。
 

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