山行記録: 横岳西壁 大同心正面壁雲稜ルート

記録ID: 8427628

全員に公開

アルパインクライミング

八ヶ岳・蓼科

横岳西壁　大同心正面壁雲稜ルート

2025年07月18日(金) [日帰り]

長野県

tanukigo その他1人

体力度

1泊以上が適当

体力度について

GPS: 08:45
距離: 15.8km
登り: 1,602m
下り: 1,598m

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歩くペース

とても速い

0.6～0.7

ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り

山行: 4:58
休憩: 3:47
合計: 8:45

距離 15.8km 登り 1,602m 下り 1,598m

4:41

5分

赤岳山荘

4:46

33分

美濃戸

5:19

38分

堰堤広場

5:57

6:13

3分

赤岳鉱泉

6:16

6:17

51分

大同心沢（大同心ルンゼ）分岐

7:08

10:30

16分

大同心

10:46

12分

台座ノ頭

10:58

10:59

19分

硫黄岳山荘

11:18

11:20

12分

硫黄岳

11:32

11:35

32分

赤岩の頭

12:07

3分

ジョウゴ沢

12:10

14分

大同心沢（大同心ルンゼ）分岐

12:24

35分

赤岳鉱泉

12:59

22分

堰堤広場

13:21

13:23

3分

美濃戸山荘

13:26

赤岳山荘

天候	快晴
過去天気図（気象庁）	2025年07月の天気図
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写真

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緑の多い大同心

2025年07月18日 07:08撮影 by SH-54D, SHARP

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7/18 7:08

緑の多い大同心

取り付きに向けバンドをトラバース

2025年07月18日 07:28撮影 by SH-54D, SHARP

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7/18 7:28

取り付きに向けバンドをトラバース

1P
岩が取れそうで離陸直後では緊張を強いられる

2025年07月18日 07:59撮影 by SH-53C, SHARP

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7/18 7:59

1P
岩が取れそうで離陸直後では緊張を強いられる

1P終了点

2025年07月18日 08:06撮影 by SH-54D, SHARP

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7/18 8:06

1P終了点

2Pを見上げる

2025年07月18日 08:06撮影 by SH-54D, SHARP

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7/18 8:06

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フォローを迎え入れる

2025年07月18日 08:12撮影 by SH-54D, SHARP

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7/18 8:12

フォローを迎え入れる

2P離陸
頭上の顕著な凹角へ

2025年07月18日 08:22撮影 by SH-53C, SHARP

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7/18 8:22

2P離陸
頭上の顕著な凹角へ

2P終了点

2025年07月18日 08:33撮影 by SH-54D, SHARP

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7/18 8:33

2P終了点

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2025年07月18日 08:33撮影 by SH-54D, SHARP

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7/18 8:33

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3Pは左の草付きからの方が楽

2025年07月18日 08:33撮影 by SH-54D, SHARP

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7/18 8:33

3Pは左の草付きからの方が楽

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2025年07月18日 08:41撮影 by SH-54D, SHARP

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7/18 8:41

フォローを迎え入れる

3P　魚のヒレみたいなピナクル目指し高度を上げる
ロープの屈曲が悪い為、重く感じたら魚ピナクル（25m）でピッチを切る事がお勧め。その場合RCC2本とNP補強になる

2025年07月18日 08:58撮影 by SH-53C, SHARP

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7/18 8:58

3P終了点

2025年07月18日 09:09撮影 by SH-54D, SHARP

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7/18 9:09

3P終了点

4Pのトラバース

2025年07月18日 09:10撮影 by SH-54D, SHARP

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7/18 9:10

4Pのトラバース

フォローを迎え入れる

2025年07月18日 09:29撮影 by SH-54D, SHARP

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7/18 9:29

フォローを迎え入れる

2025年07月18日 09:34撮影 by SH-53C, SHARP

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7/18 9:34

4P終了点

2025年07月18日 09:37撮影 by SH-54D, SHARP

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7/18 9:37

4P終了点

5Pを見上げる

2025年07月18日 09:37撮影 by SH-54D, SHARP

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7/18 9:37

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高度感有るトラバース

2025年07月18日 09:39撮影 by SH-54D, SHARP

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7/18 9:39

高度感有るトラバース

5P
巨大カンテの処理　高度感抜群　更に岩は安定し気持ちの良いピッチ

2025年07月18日 09:45撮影 by SH-53C, SHARP

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7/18 9:45

5P
巨大カンテの処理　高度感抜群　更に岩は安定し気持ちの良いピッチ

5P終了点

2025年07月18日 09:56撮影 by SH-54D, SHARP

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7/18 9:56

5P終了点

小同心

2025年07月18日 09:56撮影 by SH-54D, SHARP

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7/18 9:56

小同心

フォローを迎え入れる

2025年07月18日 10:04撮影 by SH-54D, SHARP

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7/18 10:04

フォローを迎え入れる

大同心の頭は広々した広場

2025年07月18日 10:08撮影 by SH-54D, SHARP

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7/18 10:08

大同心の頭は広々した広場

同ルート下降でなく今回は縦走へ

2025年07月18日 10:37撮影 by SH-54D, SHARP

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7/18 10:37

同ルート下降でなく今回は縦走へ

一般登山道ではコマクサが群生

2025年07月18日 10:45撮影 by SH-54D, SHARP

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7/18 10:45

一般登山道ではコマクサが群生

愛でる

2025年07月18日 10:45撮影 by SH-54D, SHARP

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7/18 10:45

愛でる

硫黄岳までの縦走路は夏全開

2025年07月18日 11:08撮影 by SH-53C, SHARP

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7/18 11:08

硫黄岳までの縦走路は夏全開

久しぶりに硫黄岳の爆裂火口

2025年07月18日 11:19撮影 by SH-54D, SHARP

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7/18 11:19

久しぶりに硫黄岳の爆裂火口

北八ヶ岳への縦走路

2025年07月18日 11:20撮影 by SH-54D, SHARP

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7/18 11:20

北八ヶ岳への縦走路

2025年07月18日 11:20撮影 by SH-54D, SHARP

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7/18 11:20

硫黄岳より望む久しぶりの南八ヶ岳の主峰群
荒々しく美し

2025年07月18日 11:22撮影 by SH-53C, SHARP

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7/18 11:22

硫黄岳より望む久しぶりの南八ヶ岳の主峰群
荒々しく美し

撮影機器：

SH-53C SHARP

SH-54D SHARP

装備

個人装備	TX4 TCプロ
共同装備	50m7.5ダブル2本アルパインヌンチャク10本カム#0.5〜#2 120スリング3本 180スリング1本ナッツ

感想

tanukigo

関東甲信もようやく梅雨明け宣言がされる。　梅雨明け宣言と言っても半ば梅雨明け同然の気象が続いた為何かパッとしないが、やはり気分は良い。
しかし個人的には2日間の日程を確保し目的が有った山行は初日が悪天の為、急遽予定を変更し日帰り可能な八ヶ岳へ夏山を楽しみに行ってきました。
前夜、美濃戸までアクセスし仮眠を取る。平野部では連日30度越の気温から不快な仮眠と思いきや寒さに凍える始末。身を丸くし寒さに耐える様はこの時期としては贅沢なのかと言い聞かせ休息。
日の出と共にアプローチ開始。日が上がれば急激に気温が上昇すると思っていたが的外れだった。予備に持参した長袖に助けられ足を進める。
鉱泉付近にて大同心を望む。黒く威圧する岩壁には緑が所々生い茂り愛着を感じられる雰囲気だった。冬季なら氷の鎧を纏い山屋を寄せ付け来雰囲気をかもし出す。
季節により変化する山を実感する瞬間だ。季節の変動から映る光景は唯一無二の美しさを感じる。
大同心稜へ進路を取り急登に喘ぎ取り付きへ。準備を整え登攀開始。
登攀内容は過去の個人の記録を参照する為割愛

記録は2022，07，20，の記録です
 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4502393.html

大同心の頭にてガチャを整理。今までは同ルートを下降していたが今回の山行は夏山を楽しむのがコンセプトな為、一般道である稜線へ抜け硫黄岳経由にて縦走して下山。
【大同心の頭～一般道の稜線】
大同心の頭からは明瞭な踏み跡が続き迷う事は少ないと感じた。距離的には遠く感じるが足を進めればあっけない距離。仮に積雪時で有ったとしても傾斜は緩いので確保の心配は少ないと感じた。

稜線へ抜ければクライミングの緊張、奮闘から解放され稜線の縦走を楽しむ。
過去には何度も足を運んだ南八の縦走路は思い出深い感覚を蘇らせ楽しかった。山にのめり込む原点は此処に有ったからだろう。
硫黄岳から望む南八の高峰は美しい。アルプスと比較すれば若干閉口するだろうが日帰り可能な、この山域はコスパが良い。
久しぶりに見た青一色の空の山行は気持ち良かった。