薬師岳


- GPS
- 13:11
- 距離
- 22.0km
- 登り
- 1,776m
- 下り
- 1,776m
コースタイム
- 山行
- 7:55
- 休憩
- 2:01
- 合計
- 9:56
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
25座/100名山
薬師岳
元々2泊で薬師岳、黒部五郎岳を登る予定でしたが、パーティの体調を考慮し1泊にしました。
行程をすぐに変更できたのは、テント泊ならではのフレキシブルさと実感しました。
仮に小屋泊だと、キャンセル料を惜しんで無理をしたかもしれません。
結果、取り返しのつかない事になっていたかもしれないのです。
体調不良者がテント場に残る、あるいは先に下山して待つ、などの案がでました。
そうするとパーティは分断されるので、もし、どちら一方に万が一があったら、もうどうしようもありません。ここで無理をしてしまえば、行動不能に陥ります。
幸い深刻な体調不良ではなかったものの、本人の「黒部は行かない」の判断断、決断はキッパリとしており、それに尽きると思います(本人はそれでも大変だったと思います)
こうした判断って意外と難しくて、それぞれんk多少の逡巡はあった、というのは間違いない話です。
さて。
梅雨明け、夏休み初日と重なった三連休。
混雑は予想を遙かに超え、林道ゲート前に午前3時に到着時点で先頭から32台目。。
後続がさらに伸びて目視できないほど。おそらく倍以上はいたと思います。いやはや、、
我々、折立駐車場🅿️を無事確保(でも、臨時)し、
準備を終え、何年か振り、テント担いで初の北アルプステント泊へ。
パーティは初の組み合わせ。
僕の共通の知人。
Ryoさんはトライアスロンやってた時のお友達。
いつものバディYuichとRyoさんは、今回がお初。
折立登山口からしっかりとした登り。
ザックはいつもの倍以上の重さ、慣れるまでが大変です。
樹林帯を登り、展望のひらけたあたりで剱岳の姿がお目見え。
やっぱりカッコいい。
今回の主役薬師岳山頂はまだ望めないけど、後ろは遠く白山を望みます。
太郎平まであと2kmあたりからは、整備された木道と階段が続きます。陽射しが強烈グッタリ区間、なんとか踏ん張り太郎小屋に到着。
テント場の受付(2000円/1泊)して、コーラ(700円!)を、回し飲みして場所確保にテント場へ。
辛くもスペースを確保し、テントを張ってアタックザックに切り替えて、身軽になっていざ薬師岳山頂へ。
これまたなかなかの登り。
久しぶりに10kg超えのテント入りのザック担いで1000m近く登った後でもあり、身軽でも体に堪えます。
途中の薬師平小屋までが遠く感じます。
ようやく辿りついた小屋から眺める山頂、と思っていたのがただの避難小屋と聞いて激しくガッカリ、、
山頂までのザレ場の登りをやっつけて、ガッカリ小屋をスルーし、ようやく、薬師岳山頂登頂。
かかっていたガスも偶然晴れて、360°パノラマ。
黒部五郎、鷲羽、水晶、槍、剱岳、、、
下には雲の平
いつまで眺めていても飽きがきません。
やっぱり、北アルプスが好きですね。形容し難いですが、とにかく好きです。
山頂を後にテント場に戻り、ビールでお疲れ様乾杯。夕飯を済まし、気がついたら寝落ち。
翌朝は下山のみ。
早めに出発し、折立に無事下山しました。
ピストンの下山はどうしても単調になり、集中力が切れてしまいます。
しかも、いつも以上に重い荷物のため足取りも重く、とても長く感じました。
下りは周りが早かったりすると釣られてひとつ飛ばしになりがちで、今回も途中飽きてしまいました。
次回はきちんと下りも休憩を挟んでしっかりと下りないと、いつか怪我をする、と反省です。
下山後、有名なコンビニ、サンダーバードに寄って、市内の回転鮨、ローカルな銭湯で汗を流し、オールフリーの生(これが最高に美味かった)でおつかれ乾杯。
大満足の、初北アルプステント泊でした。
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