記録ID: 8447036
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沢登り
栗駒・早池峰
神室連峰、東荒倉沢1ルンゼ〜八森山
2025年07月20日(日) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 10:30
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 887m
- 下り
- 904m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
アプローチ 駐車地点より橋を渡り刀場沢左岸を歩くが最初は道が有るが直ぐに無くなり藪を漕ぐ、最初の堰堤に降り右岸に渡る、藪を漕いでトラバース東荒倉沢に降り入渓。 東荒倉沢 沢に入り大中小の堰堤を越え335m二俣出合い右俣に進む、ここから本格的な遡行が始まる。少し上る7つの滝の続くゴルジュの入口、小さな高巻きが2ヵ所有ったがほぼ沢沿いに登る、5mの滝を越えると左岸から7mの滝1ルンゼが出合う。 1ルンゼ 出合いの7mの滝を左岸から越えると稜線まで短い区間に3m〜10mの滝が30以上連続(諸説ある)する。ルート図に100m3段の滝が有るが特に意識する事も無く通り過ぎる、数本の高巻きは有ったがほぼ滝身を登る。 510mで出合う10mの滝は両岸立っており高巻きもままならず右岸滝身を登るが上部8m細いバンドに乗ると落ち口までの2mが立っておりフットホールドが高く高度感もありフリーで登るには厳しい、そこで頭上の流水右にハーケン打つ、半分しか入らないが意外と効いておりタイオフでセルフビレーを取る、これだけでは不安なので流水溝の中に挟まっていた小石にシュリンゲを通しビレーを取る。3m程の長めのセルフビレーにして左岸の乾いた岩を手を延ばした所にある不安定な草と岩を掴んでへそ位の位置にあるフットホールドに足を乗せそっと体を引き上げ無事滝上に出る。 その後に続く滝は微妙な所が有ったものの印象的なも滝は無い、詰めはあまり苦しくなく藪の斜面を登り稜線登山道に出て脱渓。水量は以前3ルンゼを登った時よりだいぶ少なく感じた。 下降 よく整備された登山道を薬師原登山口に下る。 |
写真
感想
神室連峰、東荒倉沢1ルンゼを登る。
数年前3ルンゼを登る、その時次にこの沢に来るときを1ルンゼを登ろうと思った。この1ルンゼを「滝しかないような沢」と感想を述べた方がいたがその時は「何を大げさな」と思ったが今回登ってみて自分も「確かにそうだ」と思った。590mで出合う10mの滝には参った最後の2mがすんなりいかない、高巻くにも両岸立っていてそうもいかない、どうしようかと逡巡し2ヵ所でセルフビレーを取って何度もムーブを確かめようやく乗り越えた、緊張で喉がカラカラになり神経がすり減った。
今日は暑かった、沢中の休憩でテルモス450ccの紅茶を沢水で割りながら半分飲み、残りに沢水を足して水を確保(ほかに500cc水を持っている)、稜線に出てテルモスの紅茶を飲み干し、登山口に戻って残りの500ccを一気飲みした。
麓に一泊し沢を登ろうと思っていたが「もう若くはないさ」と自分に言い訳し舟形町若鮎温泉で疲れを癒し帰途に就く。
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