初めての立山、雲と風に従い、ぐるぐる高原歩き

- GPS
- 15:35
- 距離
- 20.3km
- 登り
- 1,617m
- 下り
- 1,646m
コースタイム
- 山行
- 0:49
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:49
- 山行
- 7:13
- 休憩
- 1:57
- 合計
- 9:10
| 天候 | 8/14曇り時々雨と晴れ、8/15晴れのち曇り時々晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
長野駅発扇沢行きバスは空いていた。扇沢発の方が、立山発に比べると並ばないで乗れる模様。 ケーブルカーや電気バスなど、随時臨時便あり。 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
非常に歩きやすく整備されている。 劒御前小屋の手前には石の階段。こんな高所にと驚いた。雷鳥沢~一ノ越には植生や地形を維持するための取り組みが随時にみられ、道脇には土壌流亡防止用の網が張られていた。 富士ノ折立は自分のレベル以上と感じたためパス。 雄山から一ノ越までの下りは細かい砂利に滑って尻餅。 |
| その他周辺情報 | 黒部ダムではトンネル貫通とダム建設の歴史を学習。ひっそりと建つ171人の犠牲者を悼む碑と祭壇に感謝の拝礼、焼香。 黒部平駅2階レストランでカツカレー¥1600-。景色良く12:30なのにガラガラ。ショベル型スプーンが食物を掬うにも大変合理的だった。 室堂では黒い立山そば(季節限定わさび菜入り)¥1200-。玉殿湧水は無料で飲み放題汲み放題。扇沢ではドライフルーツのりんご。いずれもとても旨かった。 雷鳥沢キャンプ場一泊¥1000-、宿泊手続きやトイレは混雑、行列。 雷鳥沢ヒュッテ日帰り入浴¥1000-、生ビール¥700-、魚肉ソーセージ¥100-。内湯は広く7人程度ゆったり入れる。外湯は乳白色の源泉、3人ほどで満杯。しかし野趣興趣あって最高。 ロッジ立山連峰日帰り入浴¥1000-、チューハイ¥400-。キャンプ場に近いので夕方行列。内湯と外湯の広さと泉質は同上。カランは水のみ、お湯は浴槽から掬う方式。 みくりが池温泉日帰り入浴¥1100-。内湯のみで乳白色の源泉。昼前に入ったため最も空いていた。記念品としてオコジョのイラスト入りコースター貰えた。もったいなくて本来の用途には使えなさそう。 |
| 予約できる山小屋 |
|
写真
感想
初めての立山。各施設は大混雑だったけれど、自分なりにゆっくり楽しむことができた。素晴らしい展望と自然だけでなく、これを多くの人が体感できる環境を作り上げ、維持している人の力を知ることができた。
登るからには、できれば晴れた稜線から下界を一望したい。 14日の予報は、午後くらいに晴れ間あるかも、という感じだったが、天気予報と自分のカレンダーを見ながら、雷鳥沢キャンプ場に2泊して、中日の14 日に登る計画を立てた。
13日は室堂に下り立って、みくりが池に出てすぐに雷鳥さんに遭遇。しかし、その後は一度も会えなかった。
翌14日は雷鳥沢キャンプ場を6:30に出て、ゆっくり歩いたが、真砂岳付近で小雨。なお滞在中の気温は、夜のキャンプ場で15℃、昼の稜線の最低5℃。登りは涼しくて良いけれど、稜線は寒いので、細かく脱ぎ着したり、風裏で食べ物をもぐもぐ休憩したりしながら進み、さらに大汝山でもっちりぜんざい¥900-。結構ゆっくり進んで粘ったが、雄山を下りようと立ち上がったところで、ようやく雷鳥沢のほうの雲が晴れ、下山後別山と真砂岳は頂上が顕に。雄山も晴れていたが14時に入るとまた雲に覆われた。大汝山はずっと雲の中だった。
当晩は星空を見られた。翌15日は、まっすぐ室堂方面へ帰るつもりだったが、朝5時前後に山上を見ると、雄山より左の稜線が、くっきりと晴れている。天気予報は、午前中は持つかな、という感じ。
11:00下山予定で龍王岳の方へ登ってみようと思い、6:00に出発。しかし8:00近くに一ノ越近くに着いたら、すぐ稜線に雲がかかり、風も強くなり、手元の温度計は10℃以下。山がもう今日は帰りなさいと言っているように感じ、雲と風の導くままUターン。チングルマの綿毛のお花畑をハイキングして帰った。今日の勝者は7時くらいまでに登頂した人だけかな。
夏は地表が暖められると、すぐ雲ができてしまうのだろう。帰路の中央線からも、車窓の左に、ものすごい入道雲が見えた。山歩きをしていると、本当に学ぶことが多い。
Nobuhiko













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