唐松岳

- GPS
- 07:11
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 1,116m
- 下り
- 962m
コースタイム
- 山行
- 6:04
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 7:11
| 天候 | 晴のち曇り |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
黒菱駐車場(無料) トイレ有 白馬村和田野地区から林道を20分ほど登る ◆黒菱第三ペアリフト(黒菱駐車場〜黒菱平) ◆グラートクワッドリフト(黒菱平〜八方池山荘 ※下りのみ) 上記のリフトが「早朝トレッキング券」としてセットになっている 大人1人/2,000円(期日限定) クレジットカード、バーコード決済可能 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
◆黒菱駐車場〜黒菱平 この区間はリフトでのみ移動が可能で、登山道はありません 以前はスキー場の連絡路が通れたようですが、通行禁止になっています ◆黒菱平〜八方池山荘 登りでのみ利用 石畳の道ですが狭く、植物がはみだしていて歩きにくい ◆八方池山荘〜八方池 一般の観光客も通る道で、木道で整備されている ◆八方池〜山頂 整備の行き届いた登山道で難所はありません 途中、扇雪渓と丸山ケルンが休憩ポイント 頂上山荘の手前は片側が切れ落ちた崖になっており、慎重に通過のこと |
| その他周辺情報 | 八方池山荘前にてソフトクリーム販売(500円) バニラ/ブルーベリー/ミックス |
写真
感想
8月なので今の時期は北アルプスを登山したいと思うのですが、未踏の山は乗鞍岳を除いてハードルの高い山ばかりになってしまいました。
乗鞍岳は紅葉シーズンにいきたいと思っているのでパス。
燕岳・蝶ヶ岳は昨年快晴の日に登頂したし、爺ヶ岳は熊出没で今は行く気にならないのと、いずれ鹿島槍と同時に登頂したいと思っています。
そこで行こうと思い立ったのは唐松岳です。
唐松岳は2023年9月私が初めて本格的な登山として登頂した第一座目の山で、色々思い入れのある山です。
残念なことにその日は天候に恵まれず、また途中で膝の靭帯が痛み出してしまい、激痛に耐えながら5時間かけて下山しました。
大勢の人がいる中登山道脇に座り込んだり、非常に情けない思いもしました。
良くも悪くも私に登山の厳しさを教えてくれた山です。
今回はそのリベンジ登山という意味もあります。
黒菱駐車場に到着したのは前日22:00頃で、この段階ではスカスカで好きなところに停めたい放題でした。
道を挟んでスキー場側の駐車場は傾斜がきつく、車中泊には向かないです。
車中泊の方は建物側の駐車場に停めた方が良いです。
この日は4:30リフト営業開始なので、3:45頃列に並びます。
この時間帯は唐松岳への登山者ばかりかと思いきや、装備から八方池までのトレッキングと思われる方々も結構おられました。
なお、この時点でもポツポツ駐車場に空きはありました。
4:00チケット販売開始で、リフトの営業時間も前倒しで4:30には黒菱平に到着できました。
クワッドリフトの営業は7:30からなので、ここから八方池山荘まで暗い中ヘッデン点けて歩き出します。
石畳の道ですが歩きやすくはないです。
徐々に空が明るくなってきて、八方池山荘に着くころには明るくなっていました。
しかし雲が多く嫌な予感がします。
歩き出すと白馬三山や五竜岳、鹿島槍ヶ岳が見えますが、いずれも雲がかかっています。
ちなみにこの日鹿島槍ヶ岳が見えたのは朝のわずかな時間だけでした。
1時間ほどで八方池に到着しましたが、白馬の山々には雲がかかって、定番の逆さ白馬の写真は撮れませんでした。
その後登山道にもガスがかかってきて、今日は天気はダメかと意気消沈モードで登り進めます。
ガスはかかっているものの、高山植物は豊富であちこちにカラフルなお花を咲かせていました。
この時期とくに目立ったのはピンクのねこじゃらしのようなカライトソウです。
チングルマの花がまだ残っている一画があって、どうも近くの雪渓のせいで気温が低く開花が遅れたようです。
その後丸山ケルンに出ると奇跡的にガスが晴れて、白馬三山の絶景を見ることが出来ました。
その後歩みを進めると唐松岳を視界に捉えます。
雲がかかる前に登頂をと亀足に鞭を打ってペースをあげます。
頂上山荘の手前は道幅はあるものの、片側が切れ落ちた崖で慎重に進みます。
おそらく落ちたら助からないでしょう。
頂上山荘に到着すると、青空をバックに美しい唐松岳の姿を見ることができ感激。
こんな美しい山なのに山塊としては小振りなためか、三百名山止まりです。
五竜岳も雲が晴れて、その荒々しい姿を間近に見ることが出来ました。
残念ながら奥の鹿島槍ヶ岳は完全に雲の中で、まったく見えません。
ここからいったん下って登り返して、唐松岳に2回目の登頂を果たすことが出来ました。
登頂後しばらくすると白馬三山側からガスが上がってきて唐松岳もガスに包まれそうな雰囲気になったのでここで下山することにします。
前回訪れたときは膝痛で大変な思いをした下山ですが、今回は膝痛を発症することもなくサクサク下りてくることができました。
下山時は八方池ももちろん、終始曇り模様の中での下山となりました。
八方池山荘に着いたら売店でブルーベリーソフトを購入しました。
激しい運動の後にブルーベリーの酸味が染みます。
その後2つのリフトを乗り継いで楽々下山。
いつものように糸魚川のラーメンショップで昼食を取って帰宅しました。
今回の登山で2年前のリベンジは果たすことは出来たと思います。
でも良い山なので3度目もいつか登りたいですね。
manbei












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