熊野古道(小辺路)

フミアキ
その他1人 - GPS
- 24:34
- 距離
- 90.3km
- 登り
- 9,868m
- 下り
- 10,366m
コースタイム
- 山行
- 7:19
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 8:14
- 山行
- 9:34
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 10:42
| 天候 | 1日目 曇り後雨 2日目 曇りのち晴れ 3日目 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り 奈良交通八木新宮線 大和八木駅行 本宮大社11時36分発 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
よく整備されていて歩きやすい 岩場などの難しい箇所はない 伯母子岳直下5分ほどの下り道沿いにキイロスズメバチの巣があり非常に危険 |
| その他周辺情報 | 十津川温泉郷 行者温泉太陽の湯 |
写真
感想
熊野古道小辺路
長い道のり
3日間の行程で
1日目は伯母子峠でテン泊
2日目は十津川温泉で民宿泊
1日目はあいにくの天気となり早々に雨が降り出した
長いアンブレラ山行となる
どうも高野山でゆっくりしすぎたようだ
テント場に着いても雨は降り続き夜半まで止むことはなかった
道は丁寧に整備されており歩きやすい
林道やドライブウェイを挟みながら距離を稼ぐ
伯母子岳への登りは1日目の締めくくりとしては十分すぎるシゴキであった
避難小屋は満員、テント泊とする
天気も悪くやることも無いので早々に就寝
2日目、5時起床6時出立
昨日の雨もあり山頂一帯は雲で覆われている
せっかくなので伯母子岳に登ってはみたものの眺望はない
今日は一旦山をくだり1つ登り返せば後は下道をひた歩く
距離は長いが身体への負担は少ないだろうとこの時は思っていた
伯母子岳を後にし下り始めて間もないとき
100m程先行するソロハイカーが声を上げ一気に視界から見えなくなった
よく理解できないまま先へ進むと
突然体のあちこちに刺すような痛みが走る
スズメバチである
慌てて走り逃げるも執拗に追いかけて攻撃してくる
4,50mほど走るとようやく羽音はなくなり一息
しつこいやつが帽子にへばりついていたのではたき落としてもらう
正体は獰猛なキイロスズメバチだった
ハッキリ分かるだけでも10は刺されたか
バディも同様
もはや病院案件ではと思うが近くを見渡してもそれらしき建物もない
当たり前である
立ち止まっていても事態が変わるわけでもないのでさきに進む
だが痛い、とても痛い、でも進む
幸い呼吸困難などの重篤な症状はなさそうだ
我慢して進む
道中痛みが広がるがそれ以外の症状もなく我慢すればいけるよねとなり
続行
悲観的にならない辺りがバディとのやりやすさだ
そしていい経験になったなどとのたまう
楽観的すぎるところは彼の欠点である
まぁなんとか下山して長いロードの始まり
暑い、暑いので川で水浴びをしたりしながら
ダラダラ進むとようやく本日の宿に到着
熱すぎる温泉につかりゆっくりする
ぼたん鍋や川魚など野趣あふれる郷土料理に舌鼓を打ち就寝
痛みや疲れで時々目が覚めたが概ねゆっくり休めた
3日目晴れ
ハチに刺された痛みはほとんどなくなるが場所によってはまだ痛んだり痒かったりする
早朝出立なので朝飯をお弁当にしてもらう
今日は1つ峠を越えれば良いだけだが
3日続けての山行は初めてなので心配だ
そして荷物が肩に食い込む
スタートしてからのっけの急登
果無峠で会いましょうと
バディには置いてかれて1人ハイク
しばらく登ると果無集落が現れた
朝靄に包まれた辺境の村は幻想的ですらある
ここからは我慢の登山、黙々と進む
脚を動かせばいつかはたどり着くのが登山である
上り詰めた先にバディの姿
再会を果たす
あとは下るだけ、歩調は緩めずズンズン
道の駅でソフトクリームを堪能しながらも予定より1時間以上早く本宮大社に到着
多分昨日のホーネットドーピングのおかげだろう
しっかりお参りを済ませて
日本一長い路線バスに4時間揺られ帰宅
ログの90キロは大嘘である
軌跡がグジャグジャであらぬ方向へ行ったり来たり
音声案内もありもしないルート外れと復帰を自作自演していた
ヤマレコマッチポンプ案件である
距離はせいぜい70キロ位ではないだろうか
GPSの精度は標準ではなく高精度をお勧めする
コメント
この記録に関連する登山ルート
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こんばんは😌
スズメバチの件、お見舞い申し上げます。
不死身、不屈ですね。超人的な記録に脱帽です。
しかしやはり病院案件ではあると思われます。今後の山活のために抗体検査をお勧めします。お大事になさってくださいね。
お疲れ様でした。
こんにちは
決して不死身でも超人でもありません
対応する知識と術を持っていないだけです
少しアナフラキシーについて調べてみました(遅すぎる)
家内にも掛かりつけに相談するように促されています。
経験から色々学べればと思いますが
事前に勉強しておくことの大切さも理解できました。
そして懲りずに山へは向かい続けます!
ご助言大変ためになります、ありがとうございます!
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