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Yamareco

記録ID: 8876984
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ハイキング
妙高・戸隠・雨飾

藪漕ぎ地獄 リベンジ東山

2025年10月31日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
12:18
距離
14.2km
登り
1,208m
下り
1,209m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
11:26
休憩
1:20
合計
12:46
距離 14.2km 登り 1,208m 下り 1,209m
4:48
7
スタート地点
5:18
5:19
10
5:29
47
6:16
6:17
25
6:42
6:43
31
7:14
7:27
97
9:04
9:14
119
11:13
11:37
117
13:35
13:41
80
15:01
15:12
21
15:33
15:40
12
15:53
15:58
45
16:44
7
16:51
16:53
8
17:01
17:02
14
17:36
17:37
4
17:41
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2025年10月の天気図
アクセス
朝焼けが綺麗でした
2025年10月31日 06:07撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
10/31 6:07
朝焼けが綺麗でした
白馬、唐松など北アの山々はもう雪化粧です
2025年10月31日 08:38撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/31 8:38
白馬、唐松など北アの山々はもう雪化粧です
前回は雨でガスっていた東山ですが、本日は良く見えます。
晴れてはいませんが、眺望目的では無いので降らなきゃいい。
2025年10月31日 08:56撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/31 8:56
前回は雨でガスっていた東山ですが、本日は良く見えます。
晴れてはいませんが、眺望目的では無いので降らなきゃいい。
前回の撤退地点。
歩くタイムのラップを取ってみたんですが、薮が濃いところは100mで20〜25分かかります。
2025年10月31日 10:46撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/31 10:46
前回の撤退地点。
歩くタイムのラップを取ってみたんですが、薮が濃いところは100mで20〜25分かかります。
実はこの写真非常にレアなんです。
東山の三角点を無雪期に見た人は少ないと思います。
2025年10月31日 11:15撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
3
10/31 11:15
実はこの写真非常にレアなんです。
東山の三角点を無雪期に見た人は少ないと思います。
山頂は藪藪でした。
ここから先はマジのこんがらがった薮なので、めちゃくちゃ進むのに苦労します。
5mで諦めました。
2025年10月31日 11:16撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
10/31 11:16
山頂は藪藪でした。
ここから先はマジのこんがらがった薮なので、めちゃくちゃ進むのに苦労します。
5mで諦めました。
ようやく東山山頂に到達できました。
久々に登り甲斐のある山でした。
無雪期に行かれる方は十分注意してください。
ようやく東山山頂に到達できました。
久々に登り甲斐のある山でした。
無雪期に行かれる方は十分注意してください。

感想

10月8日に撤退した東山にリベンジしてきました。
前回は雨と薮に悩まされ、ルートロス、道迷いなどで、時間切れ撤退しました。
夢に出るくらい悔しくて、登山口が11/4に閉鎖されてしまうので、今期のラストチャンスでアタックしてきました。
前回より1時間早く行動開始。
天気は午後から雨予報なので、降る前にアタックしたかったのです。
雨は嫌ですが、濃い薮では致命的になる可能性があります。
笹を掻き分ける→それを足で押さえつけて進むのですが、笹は非常に滑るのです。
坂やトラバースで踏みつけて進まなければならないシチュエーションも多いので、トラバース中に雨で滑って滑落の可能性が非常に大きくなるのです。
もちろんチェーンスパイクは履いています。しかし大量の笹はものすごく滑ります。
フルアイゼンも歯が大きすぎるので笹の上では機能しません。
革手にするかテムレスにするか悩みましたが、今回は防寒テムレスを装備しました。
朝の気温が下で4度。
スタート地点(中西山)が600m上で、そこからは稜線歩きになるので結構寒いんです。身体は藪漕ぎで暑いんですが、手先は結構冷たくなります。
さて中西山に到着。
ここでトレッキングポールをデポして進んでいきます。
本当はザックもデポしたいくらいです。
とにかく出っ張っているもの全てに薮が絡みつきます。
メガネも外して進みます。
あれ?思ったより進みが速いぞ?
これは道を覚えているので、ルートロスが減ったことに加え、笹の他につる性植物が行くてを遮って、それを力でぶち切りながら進むのですが、前回それをやっていたので今回はつるを切る必要がないのです。
これは非常にありがたい。
前回の撤退時も既につるは切れていたはずですが、前回はそんなこと全く気づかずに戻っていました。
今回はつるが切れているのが本当に助かります。
実は前回は撤退ではなくルート工作だったのです。
これから行く人は楽でいいなあ。
前回ガスガスで周りはほとんど見えなかったのですが、今回は良く見えます。
北アの雪化粧も見えます。
もちろん目指す東山も良く見えます。
やる気が出ます。
さあ前回の撤退地点に来ました。
前回は巻こうと思っていたんですが、薮が濃すぎてルートを外すことができません。
仕方ないので強引にトラバースに寝ている笹を持ち上げ、反発や笹を踏みつけて滑らないように慎重に進みます。
マジで一歩進むのに数分かかるところもあります。
ラップを取ってみたのですが、濃いところは100m進むのに20〜25分くらいかかっています。
直径1cnほどの笹でも数本十数本となるとウエイトリフティングと同じです。
めちゃくちゃ疲れます。
反動で顔にもビシビシ跳ね返ります。
燃えるぜ!
今日はまだ時間の余裕があるのでじっくりと攻めます。
30分ほどもがいて、ようやく撤退ポイントを通過。
その後も濃い薮が続きました。
途中心が折れそうになりましたが、なんとか登頂に成功しました!
久々に大きな達成感を得られました。
登頂の瞬間、思わず「よっしゃー!」と叫んでしまいました。
想像通り、山頂は薮に覆われていましたが、三角点がありました。
無雪期の三角点を見た人は実は非常に少ないのではないでしょうか。
事実、前回つるを切りながらの前進は、少なくとも今季は誰もこのルートを進んだ人はいないと言うことです。
残雪期には多くの人が来ると思いますが、今回無雪期に登頂できたことは大きな自信になりました。
帰りもやっぱり藪漕ぎ地獄なわけで、疲れました。
前日に献血して、その影響もあるのか、クタクタでの下山となりました。
下の林道に着いたタイミングで雨が降り出しました。
なんとか天気も持ってくれてありがたかったです。
途中堂津岳の方も見てみたのですが、こっちも辛そうな藪漕ぎが待っていそうです(こっちは残雪期に行く予定)。
翌日にこのレポートを書いているんですが、腰の痛みと全身筋肉痛です。
今回も12時間近くの山行でした。
まあ楽しかったからいいや。
自己満足ですいませんのレポートでした。
長々お付き合いいただきありがとうございました。

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