天見駅〜岩湧山〜滝畑ダム

- GPS
- 03:10
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 816m
- 下り
- 778m
コースタイム
- 山行
- 2:44
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 3:11
| 天候 | 晴れ。岩湧山頂上付近は陽射しが強くやや汗ばむくらいでしたが、下山してバスを待っていると少し肌寒い。15時過ぎ12℃@滝畑ダム |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
新今宮-美加の台 11:02-11:32 南海高野線快速急行 美加の台-天見 11:54-11:59 南海高野線区間急行 650円 帰り) 滝畑ダム-河内長野駅前 16:19-17:10 日野・滝畑コミュニティバス 560円 河内長野-なんば 17:15-17:49 南海高野線区間急行 610円 コミバスは南海バス高向線419V系統として運行。ICカード利用可。 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし。よく整備されています。 |
| その他周辺情報 | 滝畑ダムに滝畑湖畔観光農林組合 (食堂)。 逆コースなら、天見駅の傍にあまみ温泉南天苑。日帰りプラン(食事+入浴)あり。高級です。ちょっと歩くとその南天苑の別邸カフェ、山川草膳 久右衛門。こちらはお手頃価格。あとたこ焼き屋。 |
写真
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
携帯
時計
タオル
|
|---|
感想
山と渓谷編集部が2024年に選定した日本百低山、そのうち関西の20座を集めたスタンプラリーがヤマスタにあります。しかし発表された時点で既に16座は登頂済みだったので再訪となると何か特別なことがないと足が向きません。スタンプラリーはその一つなのですが、あともう一つくらい。でススキの季節になってそのあと一つがアドオンされたので、この週末は岩湧山に行ってきたというわけです。
ヤマスタといえばダイヤモンドトレールの終点、槇尾山にもスタンプが設定されているのですが私はダイトレを踏破しながらスタンプは取っていません。なぜなら地権者の施福寺が2014年から最高峰の捨身ヶ岳と蔵岩を立入禁止にしているから。ヤマレコは近くを通っただけで登頂扱いにしてくれたんですけどね。ところがその後、登頂しなくても近くの桧原分岐か五ノ辻でチェックインできることが判ったので、じゃあついでに施福寺まで足を延ばすか、と。大阪50山にも入っている槇尾山が登頂できなくなったために分県登山ガイドでは近くの八ヶ丸山を大阪府の山に入れているのですが、八ヶ丸山自体は公園の中の小さな丘で、コースの核心部は側川渓谷です。私は大阪府の山はコンプリートしましたが、八ヶ丸山だけで側川渓谷はスルーしたので、じゃあついでにそれも、と考えました。今週は忙しかったので金曜の夜になってようやく計画を立てたのですが、ふと気づいたら体力的にも技術的にも結構重めの計画になってしまいました。(側川渓谷は大阪府の山中最高の技術度★3)
これはしっかり準備して万全の体調で臨まないといけないコースなのでは、と思うと自分でもみるみる意気が萎むのがわかります。迷いつつ床に就くと案の定翌朝は寝坊してしまいました。しかし翌日の日曜は高い降水確率でしかも一日中雨の予報、今日行っておかないと明日も出られないと思い、正午ごろ登り始めの岩湧山のみの短縮コースに変更。天見駅から登ってまだ使ったことのない滝畑ダムからのバスで帰ることにしました。はい、長い前置きでしたね、お付き合いありがとうございました。
そんなわけでちょうど12時頃天見駅をスタート。岩湧山の頂上茅場の手前バイオトイレまでで出会ったのは、追い抜きが2人、すれ違いが115人、休憩中が2人でした。うち砥石谷林道ではすれ違い1人のみ。ダイトレの中でも根古峰辺りから急に人が増えた気がします。まあ1年で一番人の多い時季でしょうから。普段あまり山に来なさそうな風体の若い人もちらほら目につきました。
でも頂上付近の茅場は思ったほど混雑していなくて、三角点ピークの少し先にあるベンチや、広場のベンチもまだ空きがありました。お昼過ぎでまだ人の多い時間帯だと思いますが。広場でお昼ご飯にしているグループも多かったですし。
滝畑ダムへの下りは一気に人が減りかつ順行と対向のバランスが変わります。追い抜き15人、すれ違い15人。このデータをどう解釈すればいいんでしょうね。コースによって登山者の脚力に偏りがないと仮定すると (ややナイーブ)、滝畑ダムから入山してピストンまたは紀見峠方面に縦走する人が多い、と言えるでしょうか。確かに私もふつうは行きがバスで帰りが鉄道の方を選びますね、その逆と較べると。え?今日ですか?今日は逆の方が早く着けるから…
滝畑ダムに着いてみるとまだ15時過ぎで、施福寺までは4km足らずと書いてあったので1時間あれば行けるかなという気もちょっと起こったのですが、計画通りここでゴールとしました。16時過ぎに着けたとしても施福寺自体まだ山の上ですしね。そんなに早く着くと思わずこの時間帯の時刻表は憶えてこなかったのでとりあえずバス停に向かって確認すると15時台のバスはありません。でももうバス待ちしてる2人組がいましたね。まだ1時間もあるのに。私は滝畑湖畔観光まで戻って食堂でカレーうどんを頼みました。食べている間に新しく入ってきたお客さんの会話が聞こえたのですが、「15時台のバスがないからこの店はやっていけてるんだって」と話していて、「今の私がまさにそれ」と思ったことでした。食堂はそんなに珍しいメニューはありませんでしたが、今どきお安くて嬉しい。ご飯どきだったら定食がボリュームあってよさそう。
食後ふたたびバス停に向かうと30分前ですが既に私の前に12人並んでいます。その後も続々と増えて、最終的にバスに乗ったのは30人ほどだったでしょうか。コミュニティバスとのことだったので乗り切れるか心配でしたが、やって来たのは普通の南海バスでひと安心。もっともそれでも満員です。キャンプ場と駐車場があるので自家用車利用が多いだろうと思ったのですが意外でした。さらに地元の人の足にもなっているようでサイクルセンターBSあたりからは積み残しが出ていました。増発便がすぐ後ろを走っているようでしたが。意外な人気でしたが、まあ一年でいちばん利用客の多い時季ではあるでしょう (2回目)。河内長野駅から南海電車でなんばに出て、ちょっと歩き足りなかったので寄り道しながら梅田まで歩いて帰りました。
岩湧山は2年ぶり、ススキの季節に限っては4年ぶりでしたがやはりいいですね。関西には他にもススキの名所がありますが、ここは密に生えている感じがするのと大阪平野の展望を一緒に楽しめるのがいいところでしょうか。あとアクセスもいいですね。寝坊したのに貴重な晴れの日を無駄にせずに済んでよかった。いい季節なのにここのところ週末は雨が多いですからね。短い時間でそれなりに縦走できました。六甲全山縦走や雲取山鴨沢ピストンに較べたら軽いのですが、意外と階段が堪えたのか腿の筋肉に疲労があります。でもそれはそれでよく体を動かした感があり満足です。
側川渓谷と槇尾山のスタンプはまたの機会に。あとはススキの名所でいうと砥峰高原はまだ行ったことがないので興味があります。今後の予定に入れていきたいと思います。
〇今日のヤマスタチェックポイント
●天見駅●八幡神社●岩湧山(「金剛山・岩湧山トリビア スタンプラリー」2024終了。スタンプは貰える)
●根古峰(「金剛山・岩湧山スタンプラリー」2022終了。スタンプは貰える)
●岩湧山(日本百低山スタンプラリー〈関西エリア20山〉)
Lunasa















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