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Yamareco

記録ID: 8919808
全員に公開
ハイキング
比良山系

赤坂山 〜 秋色とキラキラと、大谷山からススキの道をめぐって

2025年11月08日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 福井県 滋賀県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:10
距離
15.2km
登り
1,013m
下り
1,012m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:51
休憩
1:18
合計
8:09
距離 15.2km 登り 1,013m 下り 1,012m
7:24
7:28
96
9:04
9:05
10
9:15
9:21
12
9:33
9:38
25
10:03
10:12
39
10:51
11:30
53
12:23
12:24
11
12:35
12:45
17
13:02
13:03
9
13:12
34
13:46
36
14:22
14:23
11
天候 文句なしの快晴
過去天気図(気象庁) 2025年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
赤坂山登山者用の駐車場
コース状況/
危険箇所等
危険箇所は特になし。所々に深く掘り割れているところ(特に赤坂山〜マキノスキー場)があり、そこが歩きにくい。
赤坂山の登山者駐車場。ここから下道を歩いて、石庭集落にある大谷山の登山口に向かいます。
赤坂山の登山者駐車場。ここから下道を歩いて、石庭集落にある大谷山の登山口に向かいます。
メタセコイアの並木道。早朝なので、ほとんど人がおらず、静かな雰囲気を味わえました。
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メタセコイアの並木道。早朝なので、ほとんど人がおらず、静かな雰囲気を味わえました。
右手にはこれから目指す稜線。朝日が当たり始めて、ほのかに赤くなります。いい感じに紅葉していそう。
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右手にはこれから目指す稜線。朝日が当たり始めて、ほのかに赤くなります。いい感じに紅葉していそう。
メタセコイアは、わずかに黄色くなりはじめたというところ。
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メタセコイアは、わずかに黄色くなりはじめたというところ。
それでも、直接、朝日が差し込んで来ると… すごい、黄色に輝くトンネルが出来上がりました。山に登る前から、ちょっと感動。
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それでも、直接、朝日が差し込んで来ると… すごい、黄色に輝くトンネルが出来上がりました。山に登る前から、ちょっと感動。
並木道の末端までは行かず、石庭集落へショートカット。こちらも朝日を受けて、木々の秋色が引き立ちます。
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並木道の末端までは行かず、石庭集落へショートカット。こちらも朝日を受けて、木々の秋色が引き立ちます。
集落を抜けると、これぞ、里の秋、という感じでした。
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集落を抜けると、これぞ、里の秋、という感じでした。
その傍らには、これまた朝日のおかげて光り輝くススキの穂。稜線のススキも楽しみですが、綺麗で思わず一枚。
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その傍らには、これまた朝日のおかげて光り輝くススキの穂。稜線のススキも楽しみですが、綺麗で思わず一枚。
柵を空けて、大谷山の登山道に入ります。
柵を空けて、大谷山の登山道に入ります。
初めは植林帯ですが、すぐに広葉樹中心の森に変わります。
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初めは植林帯ですが、すぐに広葉樹中心の森に変わります。
登って行くと、徐々に色付いた木々が現れ始めます。
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登って行くと、徐々に色付いた木々が現れ始めます。
まだ少し緑色が残るブナの葉っぱを通して、秋の光が降り注ぐ感じ。
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まだ少し緑色が残るブナの葉っぱを通して、秋の光が降り注ぐ感じ。
この木たちは、隣どうしで、どうしてこんなにも色付きが違うんでしょう?
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この木たちは、隣どうしで、どうしてこんなにも色付きが違うんでしょう?
秋色に包まれるような道を登って行きます。
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秋色に包まれるような道を登って行きます。
紅葉の向こう側が青空なのも嬉しい。
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紅葉の向こう側が青空なのも嬉しい。
ひと際、鮮やか。
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ひと際、鮮やか。
まさに真っ赤な秋。
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まさに真っ赤な秋。
途中、近道の展望コースと分岐しますが、そのまま真っすぐ行って、白石平を目指します。道は小さな沢を越えて行きます。
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途中、近道の展望コースと分岐しますが、そのまま真っすぐ行って、白石平を目指します。道は小さな沢を越えて行きます。
このあたりまで来ると、紅葉は終盤といった感じ。葉っぱが落ちて見通しのいい林。とても心地よいです。
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このあたりまで来ると、紅葉は終盤といった感じ。葉っぱが落ちて見通しのいい林。とても心地よいです。
木々の間から稜線が近いことがわかります。
木々の間から稜線が近いことがわかります。
登山口から2時間で、高島トレイルの稜線、白石平に出ました。
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登山口から2時間で、高島トレイルの稜線、白石平に出ました。
眼下には、秋の低い太陽で眩しく光る琵琶湖。
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眼下には、秋の低い太陽で眩しく光る琵琶湖。
ここから大谷山、寒風、赤坂山へと、高島トレイルをプチ縦走します。
ここから大谷山、寒風、赤坂山へと、高島トレイルをプチ縦走します。
ここの稜線は開放的。緩やかなアップダウンを繰り返して進ん行きます。
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ここの稜線は開放的。緩やかなアップダウンを繰り返して進ん行きます。
早速、ススキがたくさん。穂は完全に開き切る前で、ちょうど綺麗な頃ですね。
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早速、ススキがたくさん。穂は完全に開き切る前で、ちょうど綺麗な頃ですね。
青空に手を伸ばそうとするようなススキ。なにか物語が生まれそう。
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青空に手を伸ばそうとするようなススキ。なにか物語が生まれそう。
ススキの中を貫く道を進みます。
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ススキの中を貫く道を進みます。
正面の小高いところが大谷山ですね。
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正面の小高いところが大谷山ですね。
強烈な逆光で、美しく写真に収めるのが難しいですが、たくさん撮りました。
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強烈な逆光で、美しく写真に収めるのが難しいですが、たくさん撮りました。
ちょっと銀色にも見えるようなススキたち。風に緩やかにキラキラと揺れる姿に、なんだか少し感動しちゃいました。
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ちょっと銀色にも見えるようなススキたち。風に緩やかにキラキラと揺れる姿に、なんだか少し感動しちゃいました。
大谷山に到着。
ここからも琵琶湖が眩しいほどに輝いていました。
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ここからも琵琶湖が眩しいほどに輝いていました。
大谷山から下って行きます。正面には目立つのは伊吹山。
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大谷山から下って行きます。正面には目立つのは伊吹山。
風の声が聞こえて来そうな稜線。
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風の声が聞こえて来そうな稜線。
電線がちょっと邪魔だけど、遠くには冠雪した白山の姿も。
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電線がちょっと邪魔だけど、遠くには冠雪した白山の姿も。
ススキ原の向こうには、鮮やかに色付いた紅葉。この組み合わせは見たことないかも。
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ススキ原の向こうには、鮮やかに色付いた紅葉。この組み合わせは見たことないかも。
降りて来た道を振り返って。ススキに埋め尽くされた斜面の幻想感、伝わりますか?
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降りて来た道を振り返って。ススキに埋め尽くされた斜面の幻想感、伝わりますか?
やさしい風に遊ぶススキたち。
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やさしい風に遊ぶススキたち。
写真で切り撮りたい風景がたくさんで、なかなか進みません。
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写真で切り撮りたい風景がたくさんで、なかなか進みません。
ずっとススキ野原ではなく、所々で樹林帯も出て来ます。
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ずっとススキ野原ではなく、所々で樹林帯も出て来ます。
寒風に到着。
ここでお昼にしました。今回はインスタントの「きのこポタージュ」をつかったチーズリゾット。これは大成功。
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ここでお昼にしました。今回はインスタントの「きのこポタージュ」をつかったチーズリゾット。これは大成功。
デザートは柚子くずもち。
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デザートは柚子くずもち。
寒風の裏手は、これまた気持ちのいい疎林。庭園のような美しさがあります。
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寒風の裏手は、これまた気持ちのいい疎林。庭園のような美しさがあります。
まだまだ続く見通しのいい稜線。これなら、どこまでも歩いて行けそう。
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まだまだ続く見通しのいい稜線。これなら、どこまでも歩いて行けそう。
福井側には日本海も望むことができました。
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福井側には日本海も望むことができました。
逆光のススキが好きすぎて、何回も撮ってしまいます。
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逆光のススキが好きすぎて、何回も撮ってしまいます。
眼下にはメタセコイアの並木道も。
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眼下にはメタセコイアの並木道も。
またまた紅葉全開の斜面が登場です。
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またまた紅葉全開の斜面が登場です。
秋の高く澄んだ空へ登る感じ。
秋の高く澄んだ空へ登る感じ。
ススキと紅葉。
とにかく気持ちがいい。
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とにかく気持ちがいい。
晩秋の落ち着いた色合いも好き。
晩秋の落ち着いた色合いも好き。
時々は鮮やかに残る紅葉も。木々たちにも個性があるんですよね。
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時々は鮮やかに残る紅葉も。木々たちにも個性があるんですよね。
高圧線の鉄塔が大きくなると、鞍部になっている粟柄越はもう少し。奥の鉄塔の向かうにあるピークが赤坂山です。
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高圧線の鉄塔が大きくなると、鞍部になっている粟柄越はもう少し。奥の鉄塔の向かうにあるピークが赤坂山です。
粟柄越からさくっと登って、本日の最終ピーク、赤坂山に到着です。
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粟柄越からさくっと登って、本日の最終ピーク、赤坂山に到着です。
赤坂山から目立つのは三国山。ほとんど落葉していますが、しっかり紅葉していたら、すごく綺麗でしょうね。
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赤坂山から目立つのは三国山。ほとんど落葉していますが、しっかり紅葉していたら、すごく綺麗でしょうね。
日本海方面は、少し霞んで来ました。
日本海方面は、少し霞んで来ました。
少しだけ休憩したら、下山を開始します。ここもススキがたくさん揺れています。
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少しだけ休憩したら、下山を開始します。ここもススキがたくさん揺れています。
スローシャッターで風になびくススキを狙うも、明るすぎて、これが限界。でも、少しは雰囲気、伝わりますかね?
スローシャッターで風になびくススキを狙うも、明るすぎて、これが限界。でも、少しは雰囲気、伝わりますかね?
ススキの野原は風の姿を見ることができる場所。そんなことを思いました。
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ススキの野原は風の姿を見ることができる場所。そんなことを思いました。
登りでは気が付かなかったお地蔵様に挨拶。
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登りでは気が付かなかったお地蔵様に挨拶。
撮り納めのススキたち。なんだか名残惜しいです。
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撮り納めのススキたち。なんだか名残惜しいです。
たくさんのススキに見送られて、稜線を後にします。
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たくさんのススキに見送られて、稜線を後にします。
マキノスキー場へ下る登山道。ここの紅葉もいい感じ。
2
マキノスキー場へ下る登山道。ここの紅葉もいい感じ。
西に傾きかけた陽で透けるようなカエデ。
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西に傾きかけた陽で透けるようなカエデ。
小さな沢がありました。水音が心地よい。
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小さな沢がありました。水音が心地よい。
赤坂山から1時間半とちょっとで、マキノスキー場に下山。キャンパーで賑わっていました。
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赤坂山から1時間半とちょっとで、マキノスキー場に下山。キャンパーで賑わっていました。

感想

琵琶湖の眺めが良く、ススキの揺れる稜線が特徴の北比良・赤坂山へ。稜線歩きを長く楽しみたかったので、大谷山から赤坂山までのプチ縦走を計画しました。

まずは、マキノ高原に車を置き、まずは下道で石庭集落へ。途中、有名なメタセコイアの並木道を通ります。色付きはじめでしたが、朝日が差し込んで来たら、黄色い世界に様変わり。山に登る前から、感動しちゃいました。

大谷山への登山道は、紅葉真っ盛り。誰にも会わない静かな山道で、ひとり紅葉を堪能。低山の紅葉もなかなかいいですね。

白石平で高島トレイルの稜線に出ると、眼下に琵琶湖を一望。そして、やがてススキの茂った道に。これがすごく良かった。風に揺れる度に、風景がやさしくざわめき、風の姿が見えるよう。逆光に輝くススキの穂は、どことなく銀色にも見え、キラキラとなんだか幻想的でもあって。鮮やかな紅葉との組み合わせもあって、唯一無二な感じがしました。

大谷山から赤坂山まで、行き交う人も少なくて、今回は「風とススキの声」を聴きながら歩いた、そんな気分です。

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