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Yamareco

記録ID: 8933503
全員に公開
沢登り
中国山地西部

二ッ山 吉山川支流 天皇原川左谷

2025年11月13日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:39
距離
8.3km
登り
676m
下り
676m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:28
休憩
0:15
合計
5:43
距離 8.3km 登り 673m 下り 674m
10:29
21
県道71号線戸山CC下
10:50
10:55
18
天皇原川左谷入渓点
11:13
67
堰堤
12:20
12:25
124
二俣
14:29
14:34
46
15:20
52
右俣渡渉点
16:12
県道71号線戸山CC下
天候 くもり
過去天気図(気象庁) 2025年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
県道77号久地伏谷線から、三王原で県道71号広島湯来線に曲がり、戸山CC手前の路肩の広い場所に駐車。県道71号を歩き、天皇原川の左谷が近づいてきたところから土手を下って入渓。
コース状況/
危険箇所等
二ッ山から県道71号へ降りる登山道は、中電巡視路で良く整備されている。県道71号線は、狭いので車に注意する。工事と、ごみ運搬車の交通整理が行われており、峠道の路肩への駐車は困難である。
その他周辺情報 Oishi吉山。
県道71号の新しい護岸を下って天皇原川左谷に入渓する。植林帯の小川だが、岩盤が張ったところもあり、意外と良いかも。川は県道をヒューム管で潜るので、一旦県道に上がって、
2025年11月13日 10:58撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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11/13 10:58
県道71号の新しい護岸を下って天皇原川左谷に入渓する。植林帯の小川だが、岩盤が張ったところもあり、意外と良いかも。川は県道をヒューム管で潜るので、一旦県道に上がって、
堰堤の上から再入渓する。ヒューム管の工事をしているようだった。
2025年11月13日 11:13撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
11/13 11:13
堰堤の上から再入渓する。ヒューム管の工事をしているようだった。
谷を進むと、2m滝の上部に大きなナメ滝が見えてきた。
2025年11月13日 11:24撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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11/13 11:24
谷を進むと、2m滝の上部に大きなナメ滝が見えてきた。
県道の直下に5mの一枚岩の斜滝だ。右から登って、途中で水流を横断して、左を登った。この滝が、「広島県の滝」で紹介されている「天皇原川の滝」と思われる。滝の上ですぐに、県道の橋をくぐる。
2025年11月13日 11:26撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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11/13 11:26
県道の直下に5mの一枚岩の斜滝だ。右から登って、途中で水流を横断して、左を登った。この滝が、「広島県の滝」で紹介されている「天皇原川の滝」と思われる。滝の上ですぐに、県道の橋をくぐる。
しばらく、県道の護岸沿いの平凡な谷を歩く。
2025年11月13日 11:33撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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11/13 11:33
しばらく、県道の護岸沿いの平凡な谷を歩く。
承知はしていたが、県道の新しい護岸工事で、荒れた谷が痛々しい。
2025年11月13日 11:49撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
11/13 11:49
承知はしていたが、県道の新しい護岸工事で、荒れた谷が痛々しい。
県道が離れると、すぐにゴルジュっぽく谷が狭まって、3mの小滝を登る。
2025年11月13日 11:54撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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11/13 11:54
県道が離れると、すぐにゴルジュっぽく谷が狭まって、3mの小滝を登る。
ゴルジュになかなか見栄えのする小滝がかかる。
2025年11月13日 11:58撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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11/13 11:58
ゴルジュになかなか見栄えのする小滝がかかる。
ゴルジュ出口の3段6mを直登する。
2025年11月13日 12:00撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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11/13 12:00
ゴルジュ出口の3段6mを直登する。
二俣には、4mほどの滝がかかっていた。水量の多い、左俣に入る。
2025年11月13日 12:21撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
11/13 12:21
二俣には、4mほどの滝がかかっていた。水量の多い、左俣に入る。
すぐに、9×16mの段滝。
2025年11月13日 12:23撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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11/13 12:23
すぐに、9×16mの段滝。
4mトイ状滝。最後まで段滝で、終わるのかなぁと思っていると、
2025年11月13日 12:27撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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11/13 12:27
4mトイ状滝。最後まで段滝で、終わるのかなぁと思っていると、
谷が開けて、2段10mの素晴らしいスラブ滝だ。
2025年11月13日 12:39撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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11/13 12:39
谷が開けて、2段10mの素晴らしいスラブ滝だ。
大きな一枚岩の、上の滝は、左の灌木沿いを登ることができ、高巻きせずにすんだ。
2025年11月13日 12:41撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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11/13 12:41
大きな一枚岩の、上の滝は、左の灌木沿いを登ることができ、高巻きせずにすんだ。
スラブ滝の上部には、一枚岩の3m斜滝。
2025年11月13日 12:45撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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11/13 12:45
スラブ滝の上部には、一枚岩の3m斜滝。
岩が幅広にえぐれて、面白い形の小滝の上には、黄葉が美しい。
2025年11月13日 12:56撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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11/13 12:56
岩が幅広にえぐれて、面白い形の小滝の上には、黄葉が美しい。
5m斜滝は倒木が惜しい。
2025年11月13日 13:01撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
11/13 13:01
5m斜滝は倒木が惜しい。
たいらで長いナメがひろがる。赤っぽいのは鉄分があるのだろうか。
2025年11月13日 13:03撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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11/13 13:03
たいらで長いナメがひろがる。赤っぽいのは鉄分があるのだろうか。
幅広の5m滝からの流れで下の岩盤がトイ状にえぐれていた。右岸の岩より小さく巻いた。
2025年11月13日 13:05撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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11/13 13:05
幅広の5m滝からの流れで下の岩盤がトイ状にえぐれていた。右岸の岩より小さく巻いた。
上には、赤い2m滝があり、
2025年11月13日 13:09撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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11/13 13:09
上には、赤い2m滝があり、
さらに、堂々の幅広10×20mの斜滝が続いた。これは、水流を直登できた。
2025年11月13日 13:11撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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11/13 13:11
さらに、堂々の幅広10×20mの斜滝が続いた。これは、水流を直登できた。
谷幅が狭まってゴルジュとなり、段滝10mが落ちるが、水流を登ることができた。
2025年11月13日 13:16撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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11/13 13:16
谷幅が狭まってゴルジュとなり、段滝10mが落ちるが、水流を登ることができた。
左岸に高い岩塔のある7mの滝は、丸い岩の手前から右側を小さく巻けた。
2025年11月13日 13:24撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
11/13 13:24
左岸に高い岩塔のある7mの滝は、丸い岩の手前から右側を小さく巻けた。
トイ状5mは直登した。しばらく、歩くと、
2025年11月13日 13:28撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
11/13 13:28
トイ状5mは直登した。しばらく、歩くと、
再びゴルジュとなった。左岸の枝沢から滝となって落ちる水のほうが多い面白いゴルジュを直登して抜けると、水量も減り、左岸に近づいてきた登山道に抜けた。
2025年11月13日 13:44撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
11/13 13:44
再びゴルジュとなった。左岸の枝沢から滝となって落ちる水のほうが多い面白いゴルジュを直登して抜けると、水量も減り、左岸に近づいてきた登山道に抜けた。
登山道は、急な斜面を縫って登っていく。眼下の植林越しに20mの斜滝が見えた。
2025年11月13日 14:04撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
11/13 14:04
登山道は、急な斜面を縫って登っていく。眼下の植林越しに20mの斜滝が見えた。
東郷山からの縦走路に合流し、右にたどって二ッ山の三角点に到達した。山頂の東方向は、紅葉が明るくきれいだったが、尾根筋はほとんどが植林地で暗かった
2025年11月13日 14:27撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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11/13 14:27
東郷山からの縦走路に合流し、右にたどって二ッ山の三角点に到達した。山頂の東方向は、紅葉が明るくきれいだったが、尾根筋はほとんどが植林地で暗かった
暗い植林地に映えるカエデの大木の紅葉。
2025年11月13日 14:37撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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11/13 14:37
暗い植林地に映えるカエデの大木の紅葉。
中電巡視路を辿って、県道71号線に降りていく。途中、送電鉄塔から、どんよりとした空の下、笹ヶ丸山方面を見る。
2025年11月13日 14:58撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
11/13 14:58
中電巡視路を辿って、県道71号線に降りていく。途中、送電鉄塔から、どんよりとした空の下、笹ヶ丸山方面を見る。
とても良い道が続く、下山途中のシロモジ?の黄葉。
2025年11月13日 15:12撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
11/13 15:12
とても良い道が続く、下山途中のシロモジ?の黄葉。
天皇原川左谷の右俣渡渉点下の5mほどの滝を登山道から見る。
2025年11月13日 15:20撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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11/13 15:20
天皇原川左谷の右俣渡渉点下の5mほどの滝を登山道から見る。

装備

個人装備
ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 着替え ザック 昼ご飯 行動食 飲料 コンパス 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ナイフ ロープ ヘルメット カラビナ スリング エイト環 ハーネス 渓流シューズ 防虫スプレー 防虫ネット

感想

吉山川支流の阿戸の天皇原川は、右谷は林道三王原線にそって馬地観音の滝や長澤集落跡を経て、丹原との境界尾根に延び、左谷は、不明峠にあがる県道71号線を縫いながら、二ッ山830mの東山麓に延びている。広島市西部の谷の中で、この山域が自分にとっての空白部となっていた。左谷は地形図上では、険しい谷とは見えないが、小さな段差と屈曲を繰り返しながら二ッ山の南尾根につきあげている。また、広島県の滝を紹介している「花鳥風月庵」*では、「天皇原川の滝」として、県道71号から見た杉林越しの斜滝らしきものが紹介されている。これらから、まったくの凡沢でもないだろうと、多少の期待を込めて、県道の護岸を下った。結果、植林帯の中の小渓流ではあったが、意外にも、いくつかの大きなスラブ滝やゴルジュ内の段滝などもあって変化があり、面白い遡行となった。滝の周辺では、残された渓畔林の紅葉が映えて美しかった。詰めの最後は、急峻なナメのルンゼ状となっていたが、左岸の整備された中電巡視路に抜けて東郷山からの縦走路に合流し、初めての二ッ山の頂を踏むことができた。尾根上は植林帯で、くもり空と相まって暗く、ときおりある紅葉が浮かび上がってきれいだった。中電巡視路から、最後は県道を下ったが、これがクネクネと曲がって結構長く、道は悪くても谷沿いに下った方がよかったかもしれない。
*https://hajime.halfmoon.jp/taki-hiroshima.html

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