岡山県美作市＆和気町 大芦高原〜妙見山＋ドイツの森 ハーシー近況
岡山県
Machapuchare
その他1人 
体力度について
- GPS
- 03:27
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 290m
- 下り
- 297m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 2:56
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 3:27
歩行距離11km、歩行時間3時間、歩行数16,900歩、消費カロリー990Kcal
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
なお、ササヤブ奥のイチョウ＜写真21＞撮影地点周辺の妙徳寺に向かって北に延びる道は車1台ギリギリの幅です。我々のすぐ前を普通車が1台、通っていきましたが、草が車にバシバシ当たるので途中で停車しました。徒歩なら普通に通れますが、車は無理です。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
危険箇所やヤブコギはありません。大半が舗装道路で、雨の日に傘を差して運動靴でも歩けます。未舗装なのは大芦高原内の一部、北浦展望台＜写真13,14＞への道、妙見山頂上＜写真17＞の南北に延びる地形図の実線の道の一部、天津神社＜写真26〜29＞の参道の階段の4か所です。 |
| その他周辺情報 | 「大芦高原温泉 雲海」は改修工事のため2026年1月31日まで温泉施設とレストランが休業です。バンガローでの宿泊は可能です。 おかやまフォレストパークドイツの森の入園時間は平日が10〜17時、土日祝は9時半〜17時です。入園料は中学生以上1,500円、4歳以上小学生まで1,000円、犬は500円です。ドッグランや動物とのふれあいは無料（餌代は有料）ですが、芝すべりやチューチュートレインなどは別途料金がかかります。 |
写真
拍手
04ニシキギ紅葉＆実…湖畔バンガロー2号棟の側です。枝に翼があるのでわかりやすいです。紅葉しますが、傷んで散る直前の葉が多かったです。直径数mmのオレンジ色の球体は実が弾けて出てきた種です。
09ヒツジ＆インドクジャク♂…ちょうど飼育員さんに餌をもらったところです。奥でインドクジャクのオスがうらやましそうに見つめていました。動画を撮りました。
10インドクジャク♂＆♀…手前がメスです。2年前はメスは見当たりませんでしたが、今回は3羽もいました。そのうちの1羽は小屋の中でうずくまっていましたが、まさか抱卵中？動画には全員映っています。
11アルパカ「ハーシー」…奥にいましたが、動画を撮っていると近寄ってきてくれました。しかし、飼育員さんが来られると、怒ってブーッと一声😱おそらく、ドイツの森の家族（ルーシー、エミリー、シェリー＜写真59,60,73,77〜79＞の元から連れ戻されたことが許せないのでしょう。2年前は一緒にいたヤギのあんこの姿は見えませんでした。
12セイタカアワダチソウ越しに大芦池…舗装道路に出てしばらくすると、ススキとセイタカアワダチソウが群生していました。奥には大芦池が見えています。動画も撮りました。
13北浦展望台横より雲海越しに那岐三山…展望台は入口が施錠され立ち入り禁止なので、横から北方面少し東寄りを望みました。期待通りの雲海です。左手前の山塊の左から2番目が盛上山、右手前の鉄塔が建っているのが愛宕山（あたごやま）、中央最奥の山塊の左の平らなのが山形仙、尖ったのが広戸仙（ひろどせん）、その右は滝山、さらに右は那岐山（なぎさん）、その右（中央）の尖ったのが慈母峰、さらに右には後山山系が見えているはずですが、うっすらでよくわかりませんでした。
14北浦展望台横より雲海越しに大山＆滝山＆那岐山＆慈母峰…＜写真13＞の中央少し左寄りをズームしてみました。中央手前は323m峰、すぐ右奥は標高321.9m三角点「赤坂」峰、その左奥の山塊の左端のほうが美作（みまさか）市内で周辺が茶畑の大山（おおやま）、最奥は左が滝山、中央が那岐山（なぎさん）、右は慈母峰です。動画も撮りました。
15上山夢ヘリポート…大きく「夢」と書かれていました。この南西、土道から少し逸れた辺りのヘリポートには「上山集楽」と書かれています。草が茂ってそちらへは行きにくくなりました。
16ノコンギク…ヨメナに似た花は直径2cm程でした。よく枝分かれした茎の先端につくのでよりびっしりと咲いて豪華に見えます。葉柄のない葉には毛が多く、葉裏に毛があれば可能性が高いです。ただし、条件がすべてそろわないこともよくあります。今回は朝霧が出て葉裏が濡れて毛がわかりにくかったです。
17妙見山頂上三角点「妙見山」…標高518.9mの頂上三角点「妙見山」は、道の西側に見えます。すぐ北に中国電力の妙見無線中継所の電波塔があるので、そちらに気を取られやすいです。通過点としか思えないような山頂で、展望は効きません。
18妙見山石積磐座…岡山県の埋蔵文化財地図によれば、東屋の北隣に直径2.8m、高さ1.6mの石積みがあり、「妙見山石積磐座」とされています。実物はひとまわり小さいような気がします。地元では「妙見大士宮」と呼び、住民の守護神としてお祀りしてきたようです。側にある妙見山路傍休憩地の東屋は撤去され基礎だけが残っていました。
20題目碑…上には「南無妙法蓮華経」の題目が彫られています。ただし、その下がなんとなく祠のような形で「妙光大士」、「開運」の文字が見えます。日蓮宗の僧侶の供養塔のような気もします。題目石と供養塔がセットになったような形は初めて見ました。
21ササヤブ奥のイチョウ…妙徳寺に向かって北に延びる細道から左折し、草が脚に当たる踏み跡をたどったらすぐにササヤブになりました。仕方なく、そこからズームして動画も撮りました。ちなみに、妙徳寺への道は車1台ギリギリの幅です。我々のすぐ前を普通車が1台、通っていきましたが、草が車にバシバシ当たるので途中で停車😅美作市指定文化財の毘沙門天立像や新岡山の巨樹老樹名木の調査対象となったツバキを見学予定だったのでしょうか。
22竜の鏝絵…鏝（こて）絵とは、左官職人がこてを用いて民家や蔵などの壁に施した漆喰（しっくい）の浮き彫りのことです。道の右側の蔵らしき建物の壁に竜が見えました。
23大芦高原キャンプ場東より雲海越しに大山＆滝山＆那岐山＆慈母峰＆阿草山…北方面少し東寄りです。もう9時半ですが、まだ雲海が見られました。左端が大山、その右は標高358.2m三角点「水ノ奥」峰、最奥は左が滝山、中央が那岐山（なぎさん）、すぐ右は慈母峰、右端は阿草山(あそうやま)です。
25大岩のスダジイ…階段をほぼ上りきった辺り左側に岩があり、そのすぐ奧です。鳥居横にあった案内板によれば、推定樹齢700年ですが、残念ながら中央の最も太い幹が折れて周辺に残骸が散らばったままです。見上げて動画も撮りました。
28大岩のカヤ？…右奥に本殿＜写真27＞が見えています。見上げても葉がよくわかりませんでしたが、針葉樹のようです。樹皮は似ていました。他に目立つ木がないのでこれかもしれません。推定樹齢200年だそうです。
32葉が小さいモミジ…直径3〜5cmとイロハモミジにしては少し大きめの葉で、葉柄も長めのようです。園芸品種はさまざまなのでよくわかりませんでした。動画も撮りました。
34コハウチワカエデ…6から7裂した葉の長さは5cm程が多く、葉柄は葉の長さの3分の2以上あります。ハウチワカエデは葉柄が葉の長さの半分以下と短く、ヒナウチワカエデやオオイタヤメイゲツは葉がより多く裂けた形です。
44タカサゴユリ…テッポウユリに似ていますが、葉の幅は数mmで花の外側に赤紫色の筋模様があります。テッポウユリとの交雑種のシンテッポウユリは、葉はタカサゴユリ似、花は外も真っ白でテッポウユリ似です。さすがにもう1輪だけでした。動画も撮りました。
46シラヤマギク…花の直径は2�兢�々です。花弁のように見える舌状花はまばらにつき、下のほうの葉がハート形なのでわかりやすいです。この1株だけでした。
48カイノキ…中国などが原産で、紅葉が美しいため植えられることも多いです。岡山県内では閑谷学校の2本が有名です。長さ5�儖幣紊両�葉は先端が急激に細長く尖らず、ヤマハゼに似ています。ウルシ科は先端に小葉が1枚だけつき奇数羽状複葉になることが多いのですが、カイノキは先端に小葉がつかないことが多いです。動画も撮りました。
50宮田池西畔より妙見山＆モミジ斜面…左の電波塔が妙見山頂上三角点「妙見山」＜写真17＞のすぐ北にある中国電力の妙見無線中継所の電波塔です。右のモミジ斜面＜写真51,52＞は上のほうは散ってしまっているようですが、見に行ってみることにしました。
51妙見山南西麓モミジ斜面…真ん中辺りの最も色づいている木を見上げて動画も撮りました。散っている木や茶色くなっている木もあり、全体的には見頃を少し過ぎているようでした。
55大芦高原モミジロード…距離は短いですが、高原内ではこの辺りが最もきれいでした。木陰で暗めに見えるのが残念です。肉眼ではもう少し明るく見えました。歩きながら動画も撮りました。
56コブハクチョウ…いなくなったかと思っていましたが、寄ってきてくれました。コブハクチョウは意外にもきつい性格で、側にいるだけでかみつかれそうになったことがあります。ここのは1羽で寂しいからか、かなり友好的です。動画を撮りました。
58「おかやまフォレストパークドイツの森」街エリアの30周年記念オブジェ…かなり久しぶりです。正午頃は予想以上に人が多く、団体さんもおられました。人の流れに従い、とりあえず街エリアへ。広場にこれがありました。右奥に見えているのはバイキングレストラン「クローネ」です。13時半過ぎに入店し食事＜写真100〜106＞しました。
59牧エリアアルパカ「ルーシー」休憩中…芝滑りゲレンデ前を通って牧エリアへ。まず目に入ったのが、ル、ルーシー・・・。夫のハーシー＜写真11＞が元気だったので、まさかこんなことになっているとは思いませんでした。すぐに起き上がりましたが、ほっとしたのも束の間、またこの状態に。立っていたのは十数秒くらいだったでしょうか。後で飼育員さんにお話を伺うことができました。
60アルパカ「シェリー」食事中…2月22日に4歳のお誕生日会が行われたそうです。ハーシー＜写真11＞とルーシー＜写真59,78＞の子供でドイツの森生まれです。食欲の秋到来😅
64馬親子「ひな」＆「ひめ」…ポニー乗馬場です。左が道産子のひな、右が今年1月23日に誕生した子供のひめです。もう親とあまり変わらない大きさになっていましたが、まだ親子仲良しです。
65餌をもらう「プラリネ」…動物ふれあい広場です。中に入ってヤギやヒツジなどの餌やり（餌は有料）ができます。プラリネは昨年やってきた23歳のおじいちゃんだそうです。
66うっふん座りするハイイロカンガルー…このように後ろ足を投げ出して横になり、上体を起こしたポーズは、カンガルーが休憩中によくやります。俗に「カンガルーのうっふん座り」と呼ばれており、物憂げな表情で見つめられるとドギマギする男性もいるとか😅ちなみに、この歳になるとお色気は感じられなくなるらしく、連れと二人で爆笑しました😄
67ハイイロカンガルー…カンガルー＆カピバラ広場も中に入って触れます。休憩コーナーに入っている個体はそっとしておいてとのことです。この2匹は小さめでした。動画を撮りました。周りでは小さな子供がそっと別個体をナデナデ中😊大人は黙って見守りました。
70ヒツジ…動物ふれあい広場に戻り、今度は中に入りました。ヒツジは2か所に数匹ずついました。ざっと見ただけですが、さすがにフレッドやもみじなど、連れが顔を覚えている個体は見当たらなかったそうです。ヒツジの囲い込みショーもなくなり、ヒツジたちは毎日のんびり過ごしているのでしょう。
71ヤギ「弁慶」…ヒツジの囲いの中に1匹だけいました。HPの紹介文によれば、ヒツジのお尻が大好きなのだとか😓繁殖を抑えるために他のヤギと離してあるのかもしれません。
72「ヤギのアスレチック」で餌をもらうヤギ…ヤギは一段高い所に上がれるようになっており、そこで餌を待っています。滑車で干し草の入ったボウルを引き上げて食べさせる仕組みです。動画を撮りました。
73「ねえ、シェリー、こっち向いて」…動画を撮りましたが、アルパカのシェリーはこの通り。この後、飼育員さんに声をかけられ、ルーシー＜写真59,78＞や子供たちの近況をおききしました。
75ジャージー牛「ひまり」…乳しぼり体験担当も交代していました。さおりは、近づくなと威嚇するので写真も撮りづらかったのですが、ひまりはおおらかな性格のようです。ちなみに、乳しぼり体験は無料で15時〜15時半（14時50分から整理券配布）、先着20名です。
77アルパカ「シェリー」＆「エミリー」…右は9月28日に6歳になったエミリーです。気づくと親子3頭がそろっていたのですが、動画にはバラバラに映っています。柵の前の紹介文には、エミリーの「肩の茶色い模様はウンコじゃないよ。」とありました。誰も思わへんって😅飼育員さんのお話では、11月末に姉妹そろってお見合いの予定があるそうです。
78アルパカ「ルーシー」…2012年生まれで、その年にハーシー＜写真11＞の後妻としてここにやってきました。なんとか歩く姿を動画に撮りました。飼育員さんによれば、病気をしてから免疫力が落ちてしまい、今年の猛暑はエアコンの側でなんとか乗り切ったそうです。2年前にハーシーがここに戻ったのは、一家そろって過ごす時間を作ってあげようとのことでした。うまくいけば来年夏には孫が誕生するので、それまでもってくれればという話を、彼女は寝たまま聞いていました。ルーシー、会えてよかった😭
79アルパカ「シェリー」…姉のエミリーのほうはハーシー似の茶色い毛が少しありますが、シェリーは顔もルーシー似で体も真っ白です。動画を撮っていると寄ってきてくれましたが、背丈が成人女性並みなので、小さな子が怖がっていました😅
84石窯パン＆ピザ工房「ベルク」…営業時間はピザが11〜15時、石窯パンは土日祝の11時頃からです。石窯パンは10年以上前に購入したときは15×20×10cm程の楕円形でクルミチーズが900円でした。おそらく、値段以外は変わっていないでしょう。焼き立ては噛み応えも少しありますがおいしかったです。翌朝にはかたくなってしまうので、いつもベンチで焼き立てを完食してから帰っていました。以前から冬は整理券なしでも買えたのですが、今回はかなり余っているようでした。13時20分頃には園内放送で焼き上がったとのお知らせがありました。今回は買いませんでしたが、おすすめです。
86大きな森のブランコ…丘の縁にあり、ブランコをこぐと丘から飛び出すような感じになります。ハイジの気分が味わえるそうです。平日は13〜14時、土日祝は10時半〜11時半、13〜14時、15〜16時の3回で、各回40名の制限があります。開始15分前からチケット販売開始で1回300円です。通りかかったのは13時15分頃ですが、係の方はおられずかなりの行列ができていました。
87村の展望台より街エリア＆竜天山…北方面です。手前は現在は何もない花畑、奥は街エリアで一直線の道の奥の白っぽいのが30周年記念オブジェ＜写真58＞、建物は街のパン屋さん、その右手前の大きな建物がマイスターショップ「ミューレ」、最奥左端が竜天山です。動画も撮りました。
88バラ園入口のバラ…11月半ばなので期待していませんでしたが、かなり咲いていました。ちょうど見頃ですがつぼみもあり、まだしばらく楽しめそうでした。なぜか貸し切りでのんびりできました。
89バラ「フリージア」…直径7cm程の花です。フリージアって、花の種類変わってまうやん😅1973年にドイツで作られた香りの強い品種で、根強い人気があります。香りには気づきませんでした。すみません🙇
94レモンマリーゴールド…宿根マリーゴールドともいいます。花の直径は3cm程で満開でした。花はキバナコスモスなどに似ていますが、葉はマリーゴールドに似ています。
99モミジバフウ葉＆実…5裂する葉は通常は10cm以上になりますが、これは半分程の大きさでした。直径2cm程のこげ茶色のトゲトゲの実は落ちているのもそれなりにありました。
100バイキングレストラン「クローネ」料理1…11〜15時（ラストオーダー14時）、大人2,100円で制限時間は60分です。12時15分頃には満席だったので13時半過ぎに行ったら、まだ半分近く埋まっていました。白身魚のエスカベッシュ風は、ふわふわの磯部揚げのようでした。スペインなどの料理のようです。
101バイキングレストラン「クローネ」料理2…ひじきの煮物やきんぴらごぼうなどの和食、春巻きなどの中華など和洋中ありますが、ドイツ料理はどこ？赤と緑の円盤状のものは色天といい、おでんのネタの練り物のようでした。どれも岡山県民好みの薄味でおいしいです。
102バイキングレストラン「クローネ」料理3…合鴨とキノコのうま煮、スペイン料理のアヒージョ、フランス料理のラタトゥイユ、フランス料理のテリーヌ（バジル風味でなめらかでした）など。自家製ソーセージはゆでたての温かいのが出てきました。村エリアの店でも買えます。以前はレモン風味の白いソーセージなども食べ放題でした。
103バイキングレストラン「クローネ」料理4…これはお初です。めんはそば、うどん、ラーメンの3種類あります。小さな鍋に出汁と好みの野菜などの具を入れて固形燃料で温め、最後にめんを入れて出来上がりです。
104バイキングレストラン「クローネ」料理5…ピザやパンは自家製のようです。ピザは厚さ1cm程で小麦味のする生地にジャガイモとトマトソース。中にサツマイモ風味のクリームが入ったロールケーキ、クリームが濃厚なマロンケーキ、甘さ控えめのホットケーキなどデザートも充実。
105バイキングレストラン「クローネ」料理6…アイスはミルク、マイルドな抹茶、なぜか青いのにグレープフルーツ味。市販のようですがおいしいです。カップやグラスはなく紙やプラスチック製のコップでした。子供への配慮でしょうか。
106バイキングレストラン「クローネ」料理7…ソーセージのおかわりのついでに、今回はやめようと思っていたカレーも。濃い味ですが甘みのほうが強く、子供も食べられそうです。そして、見つけてしまった松茸ご飯😍松茸はほとんどありませんでしたが、香りはしっかりしました。今年の松茸はこれが最初で最後かもしれません。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下（厚手）
手袋（防水加工）
軍手
雨具
スパッツ
日よけ帽子（フード付き）
雨用帽子
登山靴（防水加工）
靴ひも予備
ザックカバー（防水用）
地形図
コンパス
マップケース
筆記用具
タオルハンカチ
カメラ
飲料水（スポドリ＆茶）
水筒（保温）
非常食（栄養補助食品）
スマホ（地図アプリ使用）
eTrex22x（GPSナビゲーター）
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感想
【大芦高原（妙見山）の雲海と紅葉〜ハーシーとの再会〜】
今回は大芦高原から妙見山、南のソーラーパネル沿いを周回しました。ちょうど2年ぶりです。この日の一番の目的は紅葉の観賞、二番目はアルパカのハーシーとの再会です。紅葉の時期にもかかわらず訪問される方が少なく、静かな環境で大芦高原の自然（紅葉）を満喫することができました。
駐車場を出て奥池の畔にある湖畔バンガロー周辺の紅葉を観賞しました。まだ少し早めのようでした。
奥池の東畔から大芦池の南にあるミニ動物園へ。すると、2年前に再会＜「続・悲劇のハーシー」にて後述＞を果たしたアルパカのハーシー＜写真11＞の姿が目に入りました。奥にある舎内にいたので最初はわかりにくかったのですが、やがて我々の存在に気がついたのか、こちらに寄ってきました。後述しますが、ハーシーは今から14年前の2011年11月に「おかやまフォレストパーク ドイツの森」にやってきましたが、2022年11月19日にここに移ってきました。
彼は2年前よりもかなり落ち着いたようで、唾を吐く（アルパカなどのラクダの仲間は気に入らないと唾を吐きかけます）気はさらさらなく、じっとこちらの顔を見つめていました。
「ああ、ハーシー、よかったー。」
連れが声をかけていると、彼は急に走って離れていきました。何かわからず、とりあえずその場を少し離れると、ブーッと鳴き声が😱
「ええっ、何、クジャク？」
インドクジャクはミャウーという鳴き声しか聞いたことがなかったので、連れはクジャクの別の鳴き声かと思ったようです。再びブーッ！ハーシーは耳を前に傾け、明らかに臨戦態勢😱彼の目の前には、2年前にお会いした飼育員さんが・・・。あのとき、ハーシーはまだお客さんには完全に慣れておらず、少し動くとビビって跳ねることがありました。しかし、飼育員さんには優しい目をして少し近寄りじっと見つめるなど、明らかになついているようだったのです。なんでこじれたんやろ？
実は、昨年2月初めにハーシーが繁殖のためにドイツの森に戻っていると知りました。これでまた家族そろって暮らせると喜んでいたのですが、妙見山の記録にたまにハーシーの写真が載っていることがあり、気になっていました。烏骨鶏のお世話を始められた飼育員さんに連れが声をかけさせていただき、お話しすることができました。
「そうなんですよー、戻ってきちゃって。」
「寄ってきてくれたから、ああ、ハーシー落ち着いてよかったーと思ってたんですけど。」
「いや、お客さんじゃから寄ってきてくれるんですわ。僕らには全然なつかんのです。」
「・・・。」
お仕事中なので、これで引き上げました。おそらく、ハーシーの唾吐きが再開して連れ戻されたのでしょう。ワシを家族から引き離しやがったと飼育員さんを恨み続けているのかもしれません。彼の代わりにドイツの森で家族に会うことにし、飼育員さんにご挨拶して先に進みました。
このミニ動物園を出て次に向かったのは北浦展望台です。大芦高原は「大芦高原温泉 雲海」の名前からも分かるように、雲海が見られる高原として有名で、秋から冬にかけてがベストとのことです。自動車で駐車場に向かう途中、車窓から雲海が垣間見えていましたので、この展望台からもよく見えるのではないかと期待していました。
展望台は入口が施錠され立ち入り禁止ですが、横からでも十分見えます。ちょうどおひとりおられましたが、場所を譲ってくださいました。予想は見事に的中し、神秘的かつ山水画のような風景＜写真13,14＞が目の前に広がりました。
展望台の標高は420mあまりしかなく、眼前に見えている雲は目線より低い高度400m以下で広がっていることになります。この日は晴天で、早朝から放射冷却によりまず霧が発生し、日が昇るにしたがって雲となりました。上空に暖かく乾燥した空気があったため、雲はそれ以上上昇できず、高度400m前後の高さで水平に広がったものと思われます。大芦高原では秋から冬にかけてこうした地表と上空の寒暖差が生じやすいのでしょう。
ちなみに、展望台で雲海が見られた時間は午前8時45分前後、さらに南東の舗装道路＜写真23,24＞で9時半頃にも楽しめました。
展望台を出て妙見山頂上＜写真17＞経由で紅葉スポットを2か所訪問しました。
1つめは大岩の里周辺＜写真30〜35＞です。十数本ですが、色づき具合は並木が全体的には4割、その他は散り急ぎが2本、7〜8割が数本で黄色いまま散っている様子はありませんでした。
2つめは、もみじロードといわれるエリアです。東端＜写真39＞から赤いモミジ＜写真43＞撮影地点北西の池の東までソーラーパネル沿いですがモミジ並木があります。黄色いまま散っている葉もかなりありました。ここはこれ以上赤くならないのかもしれません。タイミングは微妙に遅かったようですが、朱色から黄色までの色彩の異なるモミジのコラボは、なかなか見応えがありました。また、動画でも紹介していますが、モミジが散るシーンが見られ、これはこれで風情がありました。
【「ドイツの森」の動物・バラ・食〜ルーシーとの再会〜】
大芦高原を出た後、「おかやまフォレストパーク ドイツの森」を訪問しました。大芦高原にいるアルパカのハーシー＜写真11＞のもとに2012年6月に嫁いできたルーシーとの再会、そして、ハーシーとルーシーの娘であるエミリーとシェリーは見るのも初めてなので楽しみでした。
コスモスが終わり花畑には何もない状態なので客は少ないだろうと思いきや、正午過ぎには駐車場は7割程埋まっているようでした。し、失礼しました🙇
入園料は大人1,500円。通常800円、冬は400円で開園30分以内ならタダという時期があったのを知っているだけに、ちょっと衝撃が・・・。まあ、当時はカンガルー＜写真66,67＞もカピバラ＜写真68＞もいませんでしたし、他の動物もほぼ触れなかったので、楽しみが増えたということで😊
入口付近は予想以上に人が多く、団体さんもおられました。人の流れに従い、とりあえず街エリアへ。バイキングレストラン「クローネ」は大人2,100円するので、空いているだろうと中に入ると、まさかの満席😅ドイツの森、ナメたらアカン。
飲食店が並ぶ街エリアは人が多かったので脇目も振らず通り抜け、牧エリアでまず目に入ったのがアルパカのいる広場。紹介文に「ルーシーはおばあちゃんなのでよく寝ています。」とありましたが、いや、ハーシー＜写真11＞より若いし・・・って、ル、ルーシー・・・＜写真59＞。
彼女は体毛もボサボサで覇気がなく、明らかに老け込んでいました。突っ伏して寝ているのか、ぐったりとして動きません。いや、これ、死んで・・・。二人ともかたまってしまいましたが、ルーシーはむくっと起き上がりました。ただし、生まれたての子馬のように脚が小刻みに震え、すぐまた横になってしまいました。明らかに弱っているのが見て取れました。先程、大芦高原で会ってきたハーシーがまだ元気そうだっただけにショックでした。
とりあえず、生存は確認できたので、一緒にいる娘のエミリーとシェリーは・・・食欲の秋やな＜写真60＞😅エミリー＜写真77＞は2019年9月28日生まれの6歳。紹介文には、エミリーの「肩の茶色い模様はウンコじゃないよ。」とありました。誰も思わへんって😅シェリー＜写真60,73,77,79＞は2021年2月22日生まれの4歳。顔もルーシー似で体も真っ白です。お昼時はアルパカももぐもぐタイムなので、顔を見るのは諦めて他の動物を見に行きました。
動物ふれあい広場は中に入ってヤギやヒツジなどの餌やり（餌は有料）ができます。干し草をスコップに載せて食べさせたり、入れ物に入れてやる子供たちが多かったです。
カンガルー＆カピバラ広場も中に入って触れます。休憩コーナーに入っている個体はそっとしておいてとのことです。手を伸ばして触っている方もおられましたが、心の広いカンガルーは触るなとは言いませんでした😊まあ、ほどほどに。
ポニーの「ハク」＜写真69＞が休憩中の乗馬場で引き返し、再びアルパカのいる広場へ。我々がルーシーのそばにずっといるのを見て、飼育員さんが近づいてきて声をかけてくださいました。ルーシーは病気をしてから免疫力が落ちてしまい、今年の猛暑はエアコンの側でなんとか乗り切ったそうです。2年前にハーシーがここに戻ったのは、一家そろって過ごす時間を作ってあげようとのことでした。
「ハーシーねえ、（唾吐きは）直ると思ってたんですけど、ダメでしたねえ。」
やはり、そういうことでした。気に入らないお客さんには唾を吐いてしまうので、ふれあいがウリのここには置いておけないとなったのでしょう。
明るい話もあり、11月末に娘2頭そろってお見合いの予定があるそうです。
「ただ、エミリーがちょっと・・・。」
「ああ、気難しいんですね。」
「そう、ハーシーに似てるんですよー。」
ハーシー、そういうキャラにされちまったか😓「続・悲劇のハーシー」にて後述しますが、多少は人間側の接し方の問題もあると思います。
うまくいけば来年夏には孫が誕生するので、それまでルーシーがもってくれればという話を、彼女は寝たまま聞いていました。ルーシー、会えてよかった😭
すべての生き物に寿命があるのは至極当たり前のことではありますが、2012年、まだ1歳にもならない頃より知っているルーシーには少しでも長生きしてほしいと願い、心の中でエールを送りました。
ルーシーに別れを告げ、遊エリアのボート池を一周。池の周囲のモミジ全体では半分くらいの色づき具合でした。
村エリアにある石窯パン＆ピザ工房「ベルク」＜写真84＞の石窯パンは土日祝限定で11時頃から焼き上がります。10年以上前に購入したときは15×20×10cm程の楕円形でクルミチーズが900円でした。1,400円には驚きましたが、昨今の物価上昇を考えれば良心的です。おそらく、値段以外は変わっていないでしょう。焼き立ては噛み応えも少しありますがおいしかったです。翌朝にはかたくなってしまうので、いつもベンチで焼き立てを完食してから帰っていました。以前から冬は整理券なしでも買えたのですが、今回はかなり余っているようでした。バイキングの予定があったので買いませんでしたが、おすすめです。
最後に寄ったバラ園には、約100種約1,000株のバラが植えられています。秋のバラは花色が濃く、ひとつひとつが深みのある色に咲き誇ります。11月半ばなので期待していませんでしたが、かなり咲いていました。ちょうど見頃ですがつぼみもあり、まだしばらく楽しめそうでした。HPにも見頃情報が出ていたのですが、なぜか貸し切りでのんびりできました。同じように見えても品種が違うことが多いのですが、名札がないものも多く、とりあえず目についた花を適当に撮りました。ドイツで作られた品種もあり、やっとここでドイツらしさを感じられました。ドイツの森の花といえば、色とりどりの約5万本のチューリップですが、バラの花もいいものです。
最後に街エリアにあるバイキングレストラン「クローネ」で昼食＜写真100〜106＞をとることにしました。11〜15時（ラストオーダー14時）、大人2,100円（税込み）で制限時間は60分です。12時15分頃には満席だったので13時半過ぎに行ったら、まだ半分近く埋まっていました。来るたびに値上がりしているような気がしますが、現在のビュッフェの相場としては安いほうではと、一瞬思ってしまいます。しかし、よく考えると入園料として1,500円支払っています。この入園料も以前なら800円だったのですが・・・😓
ちなみに、なんと、犬にも入園料500円が課せられます🐶ドッグランは無料なので、まあ安いほうかもしれません。
食事ひとつするにも以前よりもハードルが上がってはいるものの“食欲の秋”には勝てず、60分間、久しぶりにドイツの森での食事を堪能しました。和洋中楽しめますが、洋食はスペイン料理やフランス料理などで、以前から疑問に思っていましたが、ドイツ料理はどこ？ザワークラウトくらいはあってもいいような気がしますが、どれも岡山県民好みの薄味でおいしいのでいいとしましょう😊
自家製ソーセージやローストポークは油断しているとすぐになくなりました。しかし、客が数組になっても補充してくださり、おかわりをすることができました。そこで見つけてしまった松茸ご飯😍隅っこに黙って置いてあるので、スルーするところでした😅
以前のように入園無料デーを設けていただけると、赤磐（あかいわ）市か美作（みまさか）市の山行の帰りに、クローネで〆の食事をするのですが。いや、14時までに入店となれば県北の山は無理か😅
【「続・悲劇のハーシー」】
さて今回、大芦高原とドイツの森の両方を訪れた背景にアルパカのハーシー＜写真11＞とルーシー＜写真59,78＞の存在があります。詳細やハーシーとの接し方については、前回述べました。
2023年10月30日https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6121152.html
2011年11月、ハーシーは愛妻のアイリスとともに「おかやまフォレストパーク ドイツの森」にやってきました。しかし、1年も経たないうちに彼女が急死、失意のどん底にいた彼の元に翌年6月、その年生まれのまだあどけないメスのルーシーがやってきました。深く傷ついていた彼は天真爛漫な幼な妻にメロメロになり、彼女をとられてなるものかとお客さんに威嚇したり唾を吐いたりするようになりました。
2019年、21年には娘が誕生し、強引なふれあいをしてくるお客さんなどから妻子を守るため攻撃的にならざるを得ないことも多く、ますますストレスがたまっていったのでしょう。アルパカにも心のケアが必要だったようです。
ドイツの森内で隔離されていたこともありましたが、唾吐きが直らなかったため2022年11月19日に彼だけが大芦高原にお引っ越し。彼との再会は2年前のことでした。
飼育員さんにこれまでのことをお話ししたところ、遅くとも、昨年2月初めまでにはドイツの森の家族の元に帰れたようです。しかし、それは繁殖のためではなく、余命いくばくもないルーシーのためにも一家そろって過ごす時間を作ってあげようとのことでした。
ほとんど起きていられないほど衰弱した妻を見た彼はどんな気がしたでしょうか。ずっと側で守りたいと思ったに違いありません。おそらく、そこでまたお客さんへの唾吐きが復活、大芦高原に連れ戻されたのでしょう。気を許していた飼育員さんに裏切られたと思い、顔を見るたびにあのブーッという鳴き声を発して猛抗議。あれからずっと恨み続けているようです。よかれと思ってした一時帰宅が彼をさら傷つけることになったのかもしれません。
守るべき家族が側にいないのでお客さんでストレスがたまることは少なくなったようですが、彼はどう思っているのでしょうか。楽しいはずの再会で考えさせられました。幸せって何だっけ・・・。
希望もあります。孫の誕生です。エミリーとシェリーが新たな家族の物語を紡いでくれるかもしれません。
アルパカ物語はまだ続きます。今度はハッピーになれますように。
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