不明山 天皇原川右谷〜馬地観音の滝〜長澤集落跡〜仏峠

- GPS
- 05:36
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 653m
- 下り
- 653m
コースタイム
- 山行
- 5:01
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 5:37
| 天候 | はれ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
林道三王原線は、入口から伐採が進行中の約半分まで普通車でも入れるが、後半部はダートとなる。歩行には問題がない。 |
写真
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
ポール
|
|---|
感想
吉山から湯来へ越える不明峠(あけずたお)の北あたりを不明山といい、稜線を越えた湯来側には、かって長澤集落があった*。芸藩通志の佐伯郡和田村の絵図にも不明山と長澤村が記載されている**。阿戸の三王原から長澤を越えて水内や丹原へつづく峠路が天皇原川右谷に沿ってあり、その途中には滝の上に仏石の馬地観音があって、丹原、長澤、水内にむかう人々を見守っていたそうな(沼田風土記より)。今は、林道三王原線が通ってしまい、変わってしまっているだろうが、馬地観音の滝を探して、谷沿いを歩いてみた。堰堤を二つ越えると、意外や意外、岩盤の張った谷に、美しい滝が連続して現れた。最後は、狭いゴルジュとなり、細く美しい滝を巻いてのぼると、ゴルジュの突き当りに直瀑が落ちていた。その上には、お堂跡と思われる平地があり、これが馬地観音の滝と思われた。残念ながら、観音堂は失われてしまったようだが、左岸沿いには広い山道が続いて昔の峠路と思われた。平凡となった谷沿いを林道とショートカットの谷筋を交えて峠路を辿った。長澤集落跡は、棚田や住居跡に植林され、石垣以外に当時を偲ぶものはなく、神社跡も見つけられなかった。仏峠までは、林道歩きと尾根歩きを交えて歩いた。尾根まで植林された山は暗かったが、大平山698mの北側を巻く林道の伐採跡からは西中国山地の山並みがきれいに見えた。仏峠には、まだお地蔵さまがあり、くだり道は、荒れてはいたが、歴史を感じさせる広い道だった。最後は、太夫淵、岩鼻神社などの阿戸の史跡を散策しながら小春日和の山里を歩いた。長い周回ルートだったが、変化に富んだ面白い山行になった。
*https://ktgis.net/kjmapw/kjmapw.html?lat=34.499441&lng=132.345712&zoom=15&dataset=hiroshima&age=0&screen=2&scr1tile=k_cj4&scr2tile=k_cj4&scr3tile=k_cj4&scr4tile=k_cj4&mapOpacity=10&overGSItile=no&altitudeOpacity=2
**https://livedoor.blogimg.jp/tombosou/imgs/4/8/48e2d813.jpg
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