伊豆大島 三原山(岡田起点・元町終点)

- GPS
- 06:52
- 距離
- 25.2km
- 登り
- 973m
- 下り
- 966m
コースタイム
- 山行
- 6:31
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 6:51
| 天候 | くもり |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
船
|
写真
感想
久しぶりの伊豆七島。東海汽船はちょっとだけ進歩していて。ネットで予約すると、カウンターではなくQRコードで発券される。その後乗船名簿を手書きするのは変わらないけど。
天気予報と睨めっこをしていて、直前に晴れそうだと分かり、予約を入れたのだけれど、岡田港に着く時は雲が優勢。日の出は6:30なので、港に着いた時点ではまだ暗い。
一般登山道としては岡田から三原山へのルートは設定されていないが、そこそこ踏まれているようなので、バリエーション覚悟で岡田から登る。伊豆七島は式根島を除いて、海底火山が地上に現れ、山頂部だけが島になったような作りなので、平地は少なく、すぐにそこそこの登りになる。
暫くは車道。元々岡田は港としては条件のいい天然の良港だけれども、平地は少なく、集落もすぐ途切れる。
薄暗い中、裏寂しい車道を歩く。標高で200mほど登ると車道の脇に小さな広場があり、そこから道が伸びている。荒れた道かと覚悟していたが、軽四駆であれば入れるほどしっかりした道で、実際2本の轍がくっきりと見える。そのうち、この轍の意味が何となく分かってくるようになるのだが。
日の出の時間を過ぎたとはいえ、森の中はまだ薄暗い。森の中からは良く物音がする。鳥の場合もあれば、おそらくキョンの場合も。
キョンというと、クライミングの世界にそういうムーブがあるが、それとはこの生き物とは関係ないらしい。キョンは見た目は可愛いが鳴き声が恐ろしいと聞く。そんな感じの声が方々から聞こえたし、車道には大型犬程ある、鹿様の生き物が姿を見せてもいた。警戒心が強く、すぐ隠れてしまったが。
暫く、このしっかりした轍道を歩くと、右手にトラロープが張ってあるのに気づく。「害獣駆除のため銃器や罠が仕掛けてあるので、立ち入らないように」と言う警告札があちこち掛けてある。つまり、思うに轍は駆除の関係者が車で入るための道ではないかと。
キョンは千葉ではかなり問題となっているが、それ以上に深刻なのが伊豆大島だといわれている。
道は所々荒れた感じの場所もあるが、概して傾斜も緩く、一般登山道より歩きやすいくらい。ここを登山道にしないのは何かあるのだろうか?ちなみにコース中、ピンクテープは結構な頻度で見かけた。ちゃんと手が入っている様にも見える。
鹿避けの柵を二回越えて少し行くと車道に出る。ここからはもう道としては問題ない。所々椿の咲く車道を進むと、大島温泉ホテル。大島と隣の利島は椿で有名だけれど、椿って二月頃だと思っていた。
大島ホテルから車道を少し下り、砂礫の道に入ると三原山のカルデラを延々と歩く。正面に三原山や櫛形山が見えてはいるが、なかなか近づかない。日本では既視感の無い光景が続く。三原山と櫛形山の鞍部まで来ると、先ず櫛形山に登る。砂礫の登り。ペースを一定に保って地道に登ると、やがて山頂に着く。三原山の山頂が近い。海側の見晴らしも上等だが、曇っているのが残念。ここから一旦カルデラまで下って、三原山の肩を半周ほど周り、やっと三原山に取り付く。辺りは裏砂漠。日本で唯一国土地理院の地図に「砂漠」の表記がある。ここも他ではあまり見ない景色が続く。
三原山への登りは、お鉢巡りのルートに合流するまでは砂礫の急登。富士山の様な粒の大きなスコリアでは無いので、足元は締まっていて、息は上がるが案外歩きやすい。お鉢巡りに合流すると、観光客でも歩けるような、実際普段着で歩いている人の方が多い、緩いアップダウンを経て、新山の山頂。中央火口の眺めが抜群。そこから少し登り下りして、剣ヶ峰。少し進んで1986年噴火時の火口を見る。展望台まで降ると、舗装道路になって、お鉢巡りは終わり。
辺りはゴツゴツした火山岩の累積した荒涼とした大地で、荒々しい景観はダイナミックで迫力があり、あまり目にする事が出来ない。そういう意味では一度来る価値のある山なのは間違いない。頭の中で、何処かで見たことあるなぁと記憶を辿ると、キリマンジャロの砂漠地帯(mountain desert)によく似ていた。日本に限っていえばほぼ唯一無二の存在。
下山は元町へ車道を歩いて下る。安全だがつまらない道。殆ど車は通らないので半ば独占状態。眼下に見える元町港や大島空港がだんだん大きく見えてくるのが、慰め。
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picotan














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