笹ヶ丸山 草谷~丹原~高山~中源峠 丹原越にいにしえを追う

- GPS
- 05:42
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 786m
- 下り
- 785m
コースタイム
- 山行
- 5:33
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 5:43
| 天候 | はれ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
草谷川右俣沿いの古道は荒廃している。丹原越から、丹原への道は最初は急下降で踏み跡もないが、谷まで降りると左岸に道がある。高山から中源峠までは良い道がある。中源峠から草谷林道までは、はっきりした道はない。 |
写真
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
ポール
|
|---|
感想
明治時代の地形図を見ると、湯来下村の草谷川の右俣にそって、一車線の道が丹原越へ延び、さらに長澤集落を通って、沼田郡の阿戸に通じていたようである*。草谷川右俣は、地形図では、稜線まで、おおむね緩やかな流れであるが、二俣付近のみ谷幅が狭くなっている。古道は、ここをどう越えていたのだろうか?一車線の道幅があったのだから、道が残っているのではないだろうかと、古道を探索して、丹原越に出、丹原集落跡に下って、高山集落跡から中源峠へ登り返す周回ルートを辿ってみた。草谷川二俣の先で草谷林道は終わり、その先には、石垣で護岸された1mほどの幅の広い道が残っていた!例の谷が狭い部分は、ゴルジュとなって、右俣本流には8m、左岸枝谷には3段20mの滝が両門風にかかっていたが、古道は右岸を巻いていた。谷の狭い部分では、倒木や落石で荒れていたが、谷が広がると、石垣の広い道が復活し、丹原越まで続いていた。明治の地図では、丹原への広い道は、616m峰と623m峰の中間鞍部から降りているが、ショートカットして丹原越から地形図の急傾斜の破線を降りた。最初は踏み跡はなかったが、谷まで降りると左岸に古道の続きとみられる広い道があり、丹原集落跡に続いていた。丹原から高山分岐までは遠く、丹原は阿戸村に属していたことが納得できた。高山から中源峠までは、幸いにも良い道が残っており、冬の陽が落ちる前に中源峠に立ち、草谷まで戻ることができた。
*https://ktgis.net/kjmapw/kjmapw.html?lat=34.513180&lng=132.343544&zoom=15&dataset=hiroshima&age=0&screen=2&scr1tile=k_cj4&scr2tile=k_cj4&scr3tile=k_cj4&scr4tile=k_cj4&mapOpacity=10&overGSItile=no&altitudeOpacity=2
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