記録ID: 9037529
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雪山ハイキング
甲信越
越後駒ヶ岳
2025年12月06日(土) [日帰り]

chee2005
その他1人 - GPS
- 14:29
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 1,136m
- 下り
- 1,138m
コースタイム
| 過去天気図(気象庁) | 2025年12月の天気図 |
|---|---|
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
◇歩き出しから深い新雪、終始スノーシュー、小倉山を越える辺りまで枝漕ぎ三昧 ◇先行のスキートレースあり、それを追うもスノーシューでは沈み、トレッキングポールのスノーバスケットではほぼ無力で大変難儀した。それでも今回前駒まででも辿り着けたのは先行してくださったnkzwさん、ぞうげさんおふたりのスキートレースのおかげです、本当にありがとうございました。 ◇モフモフズボズボ、モフモフオモオモ、モフモフサラサラ、モフモフズボズボ |
| その他周辺情報 | ◇ゆ~パーク薬師(@800円) |
写真
石抱橋からスノーシュー、ありがたいことに先行おふたりのスキートレースがあるものの、スノーシューではさらに深く沈む。登山口までの林道歩きだけですでにクタクタ、それでも日の出を迎える頃、朝色に焼ける空と荒沢岳を眺めれば上がる気持ち。
装備
| 個人装備 |
スノーシュー
ストック
アイゼン
ピッケル
|
|---|
感想
まとまった降雪のあった越後駒へ。
雪のシルバーラインを抜けやって来た銀山平にはやはり見覚えのある車が停まっている。車を降りたそこからスノーシュー、先行おふたりのスキートレースを追うも、雪は柔らかく深く、スノーシューでは一歩一歩さらに沈む上、トレッキングポールはバスケットをつけているにもかかわらずほぼ無力だ。まだかまだかとようやく登山口に辿り着くもすでにクタクタ、先が思いやられる。
それでも美しい朝空に気持ちは上がる。真っ白な中ノ岳と駒がピンクに染まる姿にしばし見惚れる。やっとの道行山では出迎えてくれた霧氷達、見渡す限りの雪の山々に疲れも忘れる。
しかしその先もしばしばの枝漕ぎ、硬くなるかと思いきやさらに柔らかく深くなる新雪に息も絶え絶えだ。
小倉山を越え前駒を眼前に捉える頃、おふたりは今頃どこだろうと山頂部に目を凝らすと、ちょうど1本のシュプールがスローモーションのように美しく描かれた。わぁ!と我がことのように興奮した嬉しい瞬間だった。ほどなくしておふたりが颯爽と滑り降りてくる。重ね重ねトレースのお礼を申し上げる。いつもありがとうございます。
その先は本当にしんどかった。スキーの浮力を思い知らされるばかり、辛抱のラッセルが続いた。もう12時だ、日が短い今、前駒を越え山頂へ向かうには装備を換えなければならない上、帰りもアップダウン、そして長い林道歩きが待っている。
一気に強まった風を受けながら前駒に上がった。今日はここが私のピークだ。目の前のナイフリッジの先に駒、なんという雄姿だろう。深い新雪にもがきやって来た雪煙舞うここで、目の前の駒ヶ岳に見惚れるばかりだった。
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