記録ID: 9048065
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ハイキング
関東
企画展『戦後80年、戦争を伝える』
2025年12月09日(火) [日帰り]

体力度
1
日帰りが可能
- GPS
- 03:36
- 距離
- 2.6km
- 登り
- 2m
- 下り
- 5m
コースタイム
| 天候 | 曇り |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
撮影機器:
感想
横浜のニュースパークで開催されている企画展を見てきました。その中でも特に心に残ったのが『マリヤナ時報』です。
▶︎ マリヤナ時報の背景
戦時下の日本政府は、戦況悪化や敗戦の可能性、食糧難や物資不足、さらには空襲被害の深刻さといった、国民が不安を抱くような事実を検閲によって徹底的に隠していました。
その結果、国民は「実際の戦況」と「政府が発表する戦況」が大きく乖離した世界に生きることになります。
そうした状況の中で、米軍が空中から投下したのが『マリヤナ時報』でした。
これは、日本政府が隠していた情報を“外側から伝える”役割を担ったものでした。
▶︎ 現代と重なる情報の不透明性
『マリヤナ時報』を見て感じたのは、どの時代も、国や体制にとって不都合な情報は表に出にくいという構造が変わらないことです。
それによって、国民は真実に触れる機会を失い、状況を正しく把握できなくなる点は、過去も現在も共通しています。
▶︎ 情報源よりも“情報を読み解く目”が重要
現代は、戦時中とは違い、SNSをはじめ複数の情報源から多様な情報を得られる時代です。
しかし、オールドメディアの情報には、組織の方針に沿った“編集”が入り、
SNSには玉石混交ながら、公式発表よりは正確な情報が早く取れるという特徴があります。
だからこそ大切なのは、どの情報源を使うかよりも、情報の裏側にある“意図”を読み取り、歴史の教訓と照らし合わせて自分で考える力ではないか。
展示を通じて、そんなことを強く感じました。
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なほりん




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