計画ID: p5913342
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日高山脈
百名山最難関、幌尻岳 チロロ林道日帰り登山
2025年09月14日(日)
[日帰り]
体力度
7
1~2泊以上が適当
- GPS
- 17:25
- 距離
- 24.7km
- 上り
- 2,468m
- 下り
- 2,472m
行動予定
日帰り
- 山行
- 16:55
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 17:25
- 距離
- 24.7 km
- 登り
- 2,468 m
- 下り
- 2,472 m
チロロ林道 00:00 - 01:39 北海道電力取水場 - 02:07 二ノ沢出合 - 04:16 トッタの泉 - 05:46 ヌカビラ岳 - 06:26 北戸蔦別岳 - 07:05 幌尻山荘分岐 - 07:37 戸蔦別岳 - 08:56 幌尻の肩 - 09:37 幌尻岳 10:07 - 10:35 幌尻の肩 - 11:56 戸蔦別岳 - 12:20 幌尻山荘分岐 - 13:03 北戸蔦別岳 - 13:33 ヌカビラ岳 - 14:22 トッタの泉 - 15:34 二ノ沢出合 - 15:59 北海道電力取水場 - 17:25 チロロ林道
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コッヘル
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
携帯トイレ
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---|
山行目的 | 登山 |
---|---|
注意箇所・注意点 |
日本百名山最難関の日帰り登山コース 一般登山道とは考えない方が良い 高度な渡渉技術と体力そしてヒグマ対策と登山に対する総合力が要求される 登山口との標高差1423メートルに対して獲得標高2460メートルと延べ1000メートル以上(GPSログに表れないアップダウンを含めると実際にはもっと多い)の激しいアップダウンがある エスケープルートも無く、渡渉があるため天候不順時には下山不能となる可能性もある これら自信のない方へは標準二泊三日の新冠ポロシリ山荘ルートをお勧めする 二岐沢出合 登山口〜二岐沢取水ダム 3.2キロの林道歩き ヒグマの出没が有名な区間なので要注意 二岐沢取水ダム〜二岐沢二ノ沢出合 二岐沢の広い河川の左岸(登山時は沢に対して右手)を進む 小さな沢を幾つも横断する 大岩の乗り越えや高巻きヘツリのロープ場、中洲への渡渉もあるが難易度は高くない 二岐沢二ノ沢出合〜尾根取付 この登山の核心部 二岐沢から分離した二ノ沢の渓流を登る 渓流の渡渉地点が多数あり 登山靴では難易度の高い渡渉が2か所あった ストック必須 沢靴なら難易度はぐっと下がるのでお勧め 尾根取付付近に沢靴をデポするのが良い 尾根取付〜ヌカビラ岳肩 ヌカビラ岳肩へ向けて1.5キロ標高差690メートルを平均勾配46パーセント急登で一気に駆け上がる その為下山時に於いては歩行技術の差によって所要時間が大幅に変わる区間となる 下山時にはスリップ・転倒しないよう丁寧な足運びが要求される 取りつき付近は急登ロープ場が連続する。高度を上げても大きな段差などが点在する トッタの泉までは道床に水が流れたり湿った個所が多くスリップにも要注意 トッタの泉の湧き水はとても冷たくおいしい トッタの泉を過ぎ暫くすると左手前方に見える岩稜を有するヌカビラ岳肩へ向けて尾根をトラバースしながら高度を上げる 森林限界を超えるとヌカビラ岳肩はもぅすぐ この登山唯一の二つのハシゴ場を経てヌカビラ岳肩に到着する ヌカビラ岳肩の尾根に踊り出ると目の前に幌尻岳へ続く稜線の美しい大パノラマがパァ〜と開けると共にこの先長い前途のキツさを思い知らされる… ヌカビラ岳肩〜額平岳〜北戸蔦別岳 この登山のボーナスステージ 約1キロのなだらか稜線歩き 腰から胸の高さにかけてのハイマツ帯が多い 幌尻岳続く美しい稜線を眺めながら、北に目をやると遠くに十勝連峰や夕張の山々の稜線を眺めることができる 最後の北戸蔦別岳への標高差70メートルの登りがキツく感じるかもしれないが、この先を急登を思えば問題にならない… 北戸蔦別岳〜戸蔦別岳 幌尻岳山頂へかけ急登アップダウンの連続する体力勝負の区間 下山時にはとても辛い区間となる まずは北戸蔦別岳から120メートルを駆け降りる その次に巨大岩峰へ登り返しつつ岩峰と無名ピークの西側をトラバースするが、この付近では岩稜帯小さなアップダウンが続く この区間、登山道幅員狭いハイマツ帯があり、下山時には刈り切られたハイマツの先が身体に刺さり難儀した 無名ピークから一旦降り幌尻山荘分岐をすぎコルを過ぎると戸蔦別岳へ標高差120メートル登り返す 戸蔦別岳山頂到着すると大パノラマが展開する 足元に七ツ沼が足元に広がり真正面に幌尻岳の肩から幌尻岳の小ピークそして幌尻岳山頂へ続く吊り尾根が広がる ここから見える幌尻岳の小ピークをよく認識しておいた方が良い 幌尻岳の肩に乗越した際に小ピークを幌尻岳山頂と誤認しやすい。この小ピークにたどり着いた際にまだ先のある幌尻岳山頂見た際にがっかりするのでよく見覚えていた方がよい(すれ違った方が全員がそれを忠告若しくはガッカリしたと言っていた) 戸蔦別岳〜幌尻岳 急登アップダウンの連続する体力勝負の区間 下山時にはとても辛い区間となる 戸蔦別岳山頂から七ツ沼分岐へ向け標高差約200メートルを一気に降る 下山時はこの急登登り返しが一番辛い この降りは上部がつづら折りになっており急登には間違いないが、勾配は幌尻岳の肩ほどキツくはない 七ツ沼分岐から吊り尾根を歩く 吊り尾根上は小さなアップダウンが連続し見た目以上に時間がかかる 幌尻岳の肩急登の取り付き1733メートルから幌尻岳の肩1930メートルの標高差約200メートルまで吊り尾根の急登を一気に駆け上がる 幌尻岳の肩に到着すると進路に幌尻岳の小ピーク2010メートルが見える。これを幌尻岳山頂と誤認しがちだが、勘違いしてはいけない この幌尻岳の小ピークには巻き道と直登ルートの二つがある 小ピーク2010メートル乗越すと幌尻岳山頂が見え、そこからもぅ一歩き(15分弱)で幌尻岳山頂2052メートルへ到達する ※自分一人ではコントロールできない熊対策※ ヒグマ対策については多人数で行動するのが基本 この山域で熊トラブルがあった場合、遭難者個人の問題だけでなく、当該熊の殺処分や林道通行止め規制など色々と多岐にわたって影響が出る可能性が高い 単身山行は控え、複数人で行動して欲しい |
その他 |
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