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Yamareco

記録ID: 6756971
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
白山

白山(市ノ瀬・砂防新道)

2024年05月04日(土) 〜 2024年05月05日(日)
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
14:01
距離
28.3km
登り
2,376m
下り
2,387m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:32
休憩
2:05
合計
7:37
7:05
74
8:19
8:24
35
8:59
9:00
46
9:46
9:47
31
10:18
10:18
22
10:40
10:46
37
11:23
11:30
7
11:55
13:10
3
13:13
13:13
28
13:41
14:10
21
14:31
14:31
11
14:42
2日目
山行
5:27
休憩
1:40
合計
7:07
3:48
3
3:51
3:52
40
4:32
5:09
25
5:46
5:56
0
5:56
5:57
8
6:05
6:06
24
6:38
6:38
48
7:26
8:13
7
8:27
8:27
26
8:53
8:54
5
8:59
9:00
9
9:09
9:09
23
9:32
9:32
22
9:54
9:54
60
10:54
10:54
1
10:55
市ノ瀬ビジターセンター
・市ノ瀬-別当出合は徒歩で移動しました。(自転車利用者が多い)
・2日目の白山室堂-白山-白山室堂は写真撮影の為、かなりゆっくり歩いています。
天候 1日目:晴天、午後から南風あり。
2日目:晴天南風
過去天気図(気象庁) 2024年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
金沢市よりレンタカーを利用し、市ノ瀬ビジターセンター駐車場を利用。
※この時期バスの運行は無い。
コース状況/
危険箇所等
市ノ瀬-別当出合:舗装路歩き。冬季通行止めだが雪無し。自転車利用多い。

砂防新道:別当出合付近は雪無し。標高1680m付近から雪道となる。日が昇ると雪が緩んで滑りやすい。

甚之助避難小屋-黒ボコ岩:今回コースの核心部。急斜面とトラバースがある為、慎重に進みたい。

黒ボコ岩-弥陀ヶ原-室堂:ほぼ雪道だがツボ足でも歩ける。見晴らしがいい。

室堂-御前峰:室堂付近は積雪もあるが、途中より山頂まで雪がほぼ無くなり、ツボ足で往復できる。

御前峰-大汝峰北側周回:積雪箇所が多く、12本爪アイゼンをつけた方がいい。

※水場は市ノ瀬休憩所と室堂のみ。別当出合や中飯場の水道はこの時期使えない。
そして大変蒸し暑かった為、室堂までに2L消費してしまった。

※この時期に営業中の有人宿泊施設は室堂のみ。ただし、調理された食事の提供は無く素泊まりのみ。カップ麺は販売しているらしいが、ゴミは全て持ち帰り。
避難小屋よりずっと快適だが、夏山の手厚い小屋泊を期待してはいけない。それでも雨風を凌げ、水場・お手洗い・布団が使えるのは有難い。
その他周辺情報 永井旅館:市ノ瀬ビジターセンター前にあり、日帰り入浴できるらしい。
白峰温泉総湯:日帰り入浴できる。とろみのあるアルカリ泉。
福井県勝山市:白峰から南下すると県境が近い。蕎麦や恐竜に興味ある人にお勧め。
金沢市内からレンタカーで市ノ瀬ビジターセンターへ。
※この時期バスはありません。
2024年05月04日 06:23撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/4 6:23
金沢市内からレンタカーで市ノ瀬ビジターセンターへ。
※この時期バスはありません。
白峰温泉からも距離があり、石川県の中でも端に位置するということがよくわかりました。
2024年05月04日 06:23撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/4 6:23
白峰温泉からも距離があり、石川県の中でも端に位置するということがよくわかりました。
しばらくは舗装路歩きです。
2024年05月04日 07:09撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/4 7:09
しばらくは舗装路歩きです。
通行止めと書かれていると、本当に行っていいのかと少し思ってしまう。
2024年05月04日 07:10撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/4 7:10
通行止めと書かれていると、本当に行っていいのかと少し思ってしまう。
こちらも歩いてみたいが、今回はこのまま舗装路へ。
2024年05月04日 07:19撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/4 7:19
こちらも歩いてみたいが、今回はこのまま舗装路へ。
目標らしき稜線が見えてきました。
…遠い。この前の仙丈ヶ岳くらいの距離あるんじゃないか…だとしたらなかなか険しい道のりだ。。
2024年05月04日 07:42撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/4 7:42
目標らしき稜線が見えてきました。
…遠い。この前の仙丈ヶ岳くらいの距離あるんじゃないか…だとしたらなかなか険しい道のりだ。。
別当出合が見えてきました。
2024年05月04日 08:18撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/4 8:18
別当出合が見えてきました。
ここで水を確保するよう促す貼紙があるものの、水が出ません。
2024年05月04日 08:20撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/4 8:20
ここで水を確保するよう促す貼紙があるものの、水が出ません。
よくみる登山口の写真
2024年05月04日 08:21撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/4 8:21
よくみる登山口の写真
観光新道の入口だけ見てみたらいきなり水びだし。
2024年05月04日 08:28撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/4 8:28
観光新道の入口だけ見てみたらいきなり水びだし。
吊り橋を渡って砂防新道へ。
2024年05月04日 08:29撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/4 8:29
吊り橋を渡って砂防新道へ。
よくある樹林帯の入口
2024年05月04日 08:31撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/4 8:31
よくある樹林帯の入口
傾斜はそれなりにある。
2024年05月04日 08:37撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/4 8:37
傾斜はそれなりにある。
やっぱり水は出ません。
2024年05月04日 08:59撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/4 8:59
やっぱり水は出ません。
それにしても暑い。
2024年05月04日 08:59撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/4 8:59
それにしても暑い。
フキノトウかな。
2024年05月04日 09:01撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/4 9:01
フキノトウかな。
残雪が現れ始めたが、まだ滑り止めは必要なし。
2024年05月04日 09:02撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/4 9:02
残雪が現れ始めたが、まだ滑り止めは必要なし。
風があれば涼しいのだが、あまり風が無い。
2024年05月04日 09:12撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/4 9:12
風があれば涼しいのだが、あまり風が無い。
雪道らしくなってきた。
2024年05月04日 09:26撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/4 9:26
雪道らしくなってきた。
先行者の皆さんはここで滑り止めを着けていたので自分も倣います。
2024年05月04日 09:28撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/4 9:28
先行者の皆さんはここで滑り止めを着けていたので自分も倣います。
避難小屋
2024年05月04日 10:13撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/4 10:13
避難小屋
滑ってこの辺りに落ちたら助からなさそう。
2024年05月04日 10:14撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
5/4 10:14
滑ってこの辺りに落ちたら助からなさそう。
避難小屋を過ぎたら急な雪の斜面です。
2024年05月04日 10:21撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/4 10:21
避難小屋を過ぎたら急な雪の斜面です。
トラバースはいやらしいが、踏み跡はしっかりしている。
2024年05月04日 10:49撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/4 10:49
トラバースはいやらしいが、踏み跡はしっかりしている。
このトラバースから直登までの区間がおそらく核心部
2024年05月04日 11:05撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/4 11:05
このトラバースから直登までの区間がおそらく核心部
なかなかの斜度がある。
2024年05月04日 11:20撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/4 11:20
なかなかの斜度がある。
急斜面を登り切ったら黒ボコ岩へ。
2024年05月04日 11:24撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/4 11:24
急斜面を登り切ったら黒ボコ岩へ。
黒ボコ岩から先、弥陀ヶ原は平和な雪原。
2024年05月04日 11:25撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/4 11:25
黒ボコ岩から先、弥陀ヶ原は平和な雪原。
室堂へ向けて登りがあるものの、滑落の心配はしなくてよさそう。
2024年05月04日 11:41撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/4 11:41
室堂へ向けて登りがあるものの、滑落の心配はしなくてよさそう。
雪が無くなった。
2024年05月04日 11:45撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/4 11:45
雪が無くなった。
室堂へ。
2024年05月04日 11:54撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/4 11:54
室堂へ。
御前峰
2024年05月04日 11:57撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
5/4 11:57
御前峰
室堂に冬期小屋があるらしいことを確認。
2024年05月04日 12:11撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/4 12:11
室堂に冬期小屋があるらしいことを確認。
室堂の水場は水量が豊富のよう。
2024年05月04日 12:14撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/4 12:14
室堂の水場は水量が豊富のよう。
応対してくれた小屋番さんによると、御前峰までは滑り止め無しで行けるとのこと。
2024年05月04日 13:20撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/4 13:20
応対してくれた小屋番さんによると、御前峰までは滑り止め無しで行けるとのこと。
上がっていくと雪は道に無い。
2024年05月04日 13:28撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/4 13:28
上がっていくと雪は道に無い。
無事に登頂。
前回は雲の中だったので、晴れた日に来られてよかった。
2024年05月04日 13:44撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
5/4 13:44
無事に登頂。
前回は雲の中だったので、晴れた日に来られてよかった。
14:00頃から冷たい南風が吹くようになった。
今日は御前峰だけで室堂へ戻ります。
2024年05月04日 14:29撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/4 14:29
14:00頃から冷たい南風が吹くようになった。
今日は御前峰だけで室堂へ戻ります。
今日は白山荘でお世話になります。
この時期、食事の提供は無いので自炊です。
2024年05月04日 14:34撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/4 14:34
今日は白山荘でお世話になります。
この時期、食事の提供は無いので自炊です。
夕方までいい天気だった。
2024年05月04日 18:32撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
5/4 18:32
夕方までいい天気だった。
翌朝は御前峰山頂にて。北アルプスの向こうから日が登る。
2024年05月05日 05:00撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/5 5:00
翌朝は御前峰山頂にて。北アルプスの向こうから日が登る。
御前峰山頂の標柱と大汝峰
2024年05月05日 05:02撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/5 5:02
御前峰山頂の標柱と大汝峰
御前峰を目指します。
2024年05月05日 05:23撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/5 5:23
御前峰を目指します。
剣ヶ峰
2024年05月05日 05:28撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/5 5:28
剣ヶ峰
大汝峰から眺める剣ヶ峰と御前峰
2024年05月05日 05:43撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/5 5:43
大汝峰から眺める剣ヶ峰と御前峰
大汝峰から北側、向こうは富山県西部。
2024年05月05日 05:48撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/5 5:48
大汝峰から北側、向こうは富山県西部。
大汝峰山頂
2024年05月05日 05:50撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/5 5:50
大汝峰山頂
広くてなだらかな坂を下るのが気持ちいい。
2024年05月05日 06:02撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/5 6:02
広くてなだらかな坂を下るのが気持ちいい。
夏道も少しだけ出ている。
2024年05月05日 06:09撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/5 6:09
夏道も少しだけ出ている。
室堂へ向かって戻ります。
2024年05月05日 06:24撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/5 6:24
室堂へ向かって戻ります。
左側は石川県の平野部。
2024年05月05日 06:48撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/5 6:48
左側は石川県の平野部。
別山と室堂。
2024年05月05日 07:14撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/5 7:14
別山と室堂。
荷物を片付けたら下山です。
弥陀ヶ原の広い雪原が気持ちいい。
2024年05月05日 08:19撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/5 8:19
荷物を片付けたら下山です。
弥陀ヶ原の広い雪原が気持ちいい。
核心部の下りは緊張するものの、まだ雪がほどよい硬さで歩きやすかった。
別山よく目立つ。
2024年05月05日 08:32撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/5 8:32
核心部の下りは緊張するものの、まだ雪がほどよい硬さで歩きやすかった。
別山よく目立つ。
下山のトラバース
2024年05月05日 08:46撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/5 8:46
下山のトラバース
避難小屋への下り坂
2024年05月05日 08:53撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/5 8:53
避難小屋への下り坂
アイゼン着脱ポイントへ。
2024年05月05日 09:13撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/5 9:13
アイゼン着脱ポイントへ。
とにかく暑い。
2024年05月05日 09:20撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/5 9:20
とにかく暑い。
下山は早い。
2024年05月05日 09:31撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/5 9:31
下山は早い。
雪山らしさはどこにも無い。
2024年05月05日 09:39撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/5 9:39
雪山らしさはどこにも無い。
吊り橋渡れば別当出合。
2024年05月05日 09:52撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/5 9:52
吊り橋渡れば別当出合。
こうして見ると遠い。
2024年05月05日 09:52撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/5 9:52
こうして見ると遠い。
ここまで戻ってきた。
2024年05月05日 09:54撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/5 9:54
ここまで戻ってきた。
自転車利用者の多さがよくわかる。
2024年05月05日 09:55撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/5 9:55
自転車利用者の多さがよくわかる。
帰りの舗装路歩きが長い。
2024年05月05日 10:48撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/5 10:48
帰りの舗装路歩きが長い。
ようやくビジターセンターまで戻ってきた。
2024年05月05日 10:53撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/5 10:53
ようやくビジターセンターまで戻ってきた。
市ノ瀬ビジターセンター向かいの白山温泉永井旅館。
ここでも日帰り入浴できるらしい。
2024年05月05日 10:57撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/5 10:57
市ノ瀬ビジターセンター向かいの白山温泉永井旅館。
ここでも日帰り入浴できるらしい。
ビジターセンター前の水道で靴を洗わせていただきます。
2024年05月05日 11:00撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/5 11:00
ビジターセンター前の水道で靴を洗わせていただきます。
もう一つ水道あった。
2024年05月05日 11:01撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/5 11:01
もう一つ水道あった。
福井県境が近いので、勝山へ。
お目当ては越前おろし蕎麦です。
2024年05月05日 12:15撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/5 12:15
福井県境が近いので、勝山へ。
お目当ては越前おろし蕎麦です。
ほぼ風無しの暑い中、約2時間待ちです。
2024年05月05日 13:29撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/5 13:29
ほぼ風無しの暑い中、約2時間待ちです。
越前おろし蕎麦・ざる蕎麦。
2024年05月05日 14:02撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/5 14:02
越前おろし蕎麦・ざる蕎麦。
再び石川県へ戻って白峰温泉総湯で汗を流します。
2024年05月05日 14:48撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/5 14:48
再び石川県へ戻って白峰温泉総湯で汗を流します。

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 防寒着 雨具 ゲイター バラクラバ 毛帽子 ザック アイゼン ピッケル 行動食 非常食 飲料 ライター ヘッドランプ 予備電池 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス ナイフ カメラ ポール ヘルメット
備考 バラクラバ、毛帽子、ヘルメットは使わなかった。

感想

昨年9月に登ったときは霧で景色を楽しみきれず、コース取りも微妙だった白山。

白山の名前は、遅くまで雪が残って白いことに由来するというし、せっかく再挑戦するなら雪のあるうちと決めていました。

そして雪の白山はアクセス面でハードルがあって、最も使われる別当出合の登山口までは通行止めでこの時期直接行けないし、これは昨年使った平瀬道も同様です。
その他の登山道も長かったり、そもそも閉鎖中だったりと障害が多いです。

長丁場が予想される上に東京からは決して近場でもないので、短く見積もっても三連休以上は欲しいと思っていました。
そうなると五月の連休が最も有力で、涸沢から下りた帰りに上高地から石川県へ直接向かうことにしました。
白山の東麓は飛騨だというのに、高山から富山を経由して金沢入りです。なんとも言えません。

そしてこの時期、市ノ瀬までバスは無いのでレンタカーです。
この時期の白山室堂は素泊まりのみというので、途中の24時間スーパーで食料などを調達してから向かいます。


【猛暑と水場】
天気も良く、動くととても暑いです。
着ている服は汗まみれです。裸になりたいくらい。
仮に周りに誰も歩いていないにしても、擦ったり転んだりした場合を考えると脱ぐわけにもいかないのですが、5月初めにこんなに暑いなら、真夏の盛りはいったいどうなってしまうのかと思いながら歩きました。
昨年9月の平瀬道も暑かったですが、さすがに裸になりたいとは思いませんでした。

水分補給にしても、少しずつ喉を濡らす程度とは認識していながらも頻度は多くなります。途中で水場が欲しいところです。

別当出合に着いてみると、室堂まで補給できないのでここで注ぐようにと注意書きが貼られているのですが、この時期なんと水道が止まってます。
市ノ瀬には水道があるのですが、別当出合までに減っているようだと先が厳しくなります。

どうしても無いなら、観光新道に入ってすぐの道が滝で水びだしになっているので汲むか、雪を溶かして濾過するか、どうにかして川まで下りるかというくらいだと思います。果たして下りられるのかわかりませんが。

【距離と標高差】
今回の往復距離が約28km、標高差が約2380mとなかなかのボリュームです。
最近の経験では仙丈ヶ岳地蔵尾根が数値的には近く、駐車場から登山口まで林道歩きを強いられるという点もよく似ています。
これと同等と考えるなら体力的には苦戦間違い無しです。

ただし登り返しがない分、心情的には楽な気がするし、所要時間も仙丈ヶ岳地蔵尾根ほどはかからず、体力的にもその気になれば日帰りできそうなくらいの疲れ具合だと思いました。
道の形状の問題なのか、状態の問題なのか、あるいは自身のコンディションが…絶好調ではないはずなのですが、仙丈ヶ岳の時と比べればずっとよかったのか。

【雪道と山頂部】
標高1680m付近からほぼ雪道となり、急斜面やトラバースもありました。
甚之助避難小屋-黒ボコ岩の区間が核心部といえると思います。
暑さで雪も緩んでいる中で通るのは若干恐ろしいのですが、前日・前々日の奥穂と北穂と比べれば遥かに短く易しいです。

黒ボコ岩を過ぎて弥陀ヶ原まで着けば、あとは平和な広々した雪原です。
弥陀ヶ原から先はピッケルも使わないし、アイゼンも使わず歩ける区間が長いです。
(御前峰-大汝峰などはアイゼン着けた方がいいです)

御前峰、大汝峰などの山頂部の景色も美しく、来てよかったの一言に尽きます。
景色の変化、道の変化の楽しさも魅力の一つだと思います。

おそらく今季の雪山納めはここになりそうなのですが、まさしく最後に相応しい体験だったといえます。


【全体として】
数値やアクセスを見ると、この時期は少し行きにくい気もするのですが、穴場だと思いました。
何故だか時間的にも体力的にも厳しくは感じず、余裕のある行程でした。
しっかり歩いている人はいるし、誰にも会わなくて不安になるということもありませんでした。

核心部を考えると誰でも安全に歩けるとは言いにくいのですが、ぜひお勧めしたい山の一つです。
ぜひ今度は別の道で、やはり雪のある時期に訪れたいと思います。

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山滑走 白山 [日帰り]
白峰ゲート〜市ノ瀬〜室堂〜白山
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 白山 [日帰り]
白山(白山禅定道〜釈迦新道周回)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

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