恵庭岳　崩落危険地帯侵入禁止か❓-ヤマレコ

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更新日：2025年05月15日　訪問者数：425

恵庭岳　崩落危険地帯侵入禁止か❓

法の支配による登山禁止

危険だから登山禁止にできるのは法律は
災害対策基本法63条の警戒区域（市町村長に命令権原がある、警戒区域設定権）
憲法は法律より上位、憲法に反する法律は作れない。（憲法98条）

憲法13条と災害対策基本法63条の関係

憲法13条は国民の自由に関する規定であり、個人の尊重、幸福を追求するのため意思決定を尊重されており、公共の福祉に反しない限り自由であるので、危険地帯の侵入も認められ行政(国)は尊重する義務を負う。

一方、災害対策基本法63条は憲法違反ではない。
憲法13条には国民の生命を守る義務が行政(国)にあるからである。

憲法13条の国民の自由を守る行政(国)の義務と国民の生命を守る行政(国)の義務はバランスが取られている。

災害対策基本法63条の警戒区域の設定は「災害が発生し、又はまさに発生しようとしている場合」という条件がついており、応急処置で恒久的にできるものではない。

恵庭岳　崩落危険地帯立入禁止の経緯

恵庭岳登山禁止

平成13年8月3日（金）北海道新聞の記事
恵庭岳登山禁止を発表したのは2001年だから、もう25年も前の事です。

恵庭岳登山禁止看板が変えられた訳。山頂登山者への差別を無くす為、情報発信します。 - YouTube

恵庭岳登山禁止看板が変えられた訳。山頂登山者への差別を無くす為、情報発信します。登山者の意思決定権や自由および幸福追求権による登山する権利が理解されました。登山者の人権を守る会は登山者への差別を無くす活動をしています。皆さまのご理解とご支援をお願いいたします。平成24年10月

令和4年山岳パトロール情報（恵庭岳）北海道警察

当初、立入禁止だった文言は、恵庭岳を愛するボランティアの要請により「立ち入らないようにしましょう。」に変わっています。
立入禁止は誤解を生み、SNSで恵庭岳山頂登山者への誹謗中傷を招くからです。

しかし、警察・行政（環境省・林野庁・千歳市）の国民の生命を守ろうとする意思表示は尊重しなければならないと思います。

崩落危険地帯の侵入は正当か。他人の生命を危険に晒す行為は違法。

憲法が保障する移動の自由（憲法22条）
しかし、憲法12条に国民は常に公共の福祉のために利用する責任があり、自由の濫用はあってはならないと規定しています。

公共の福祉とは国民相互間の人権の衝突の調整で、公共の利益ではありません。
登山の場面で言うと、他の登山者の命を危険にさらすような事はしないという事です。

ソロで山行記録をSNSに投稿しないのであれば公共の福祉には違反しないでしょう。（投稿する場合は注意喚起する事が必要）

誰かを連れて行く場合はその人の命を危険にさらすような事は、してはいけないという事です。

警察・行政（環境省・林野庁・千歳市）の登山者の生命を守ろうという意思を尊重しよう。

崩落危険地帯への正当理由のない侵入は警察・行政の登山者の生命を守ろうという意思に逆らうことで正当とは言えないと思います。

恵庭岳山頂へ登りたいのであれば、崩落危険地帯の侵入がまったくないよう、ルート設定されている恵庭市からのコースから登るのが、警察・行政の意思に逆らわない事になると思います。

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