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Yamareco

記録ID: 1001769
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾

鉾ヶ岳。ロープと斜面の殿堂

2016年11月06日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
6.8km
登り
1,118m
下り
1,116m

コースタイム

日帰り
山行
6:30
休憩
0:20
合計
6:50
7:30
160
スタート地点
10:10
20
金冠
10:30
10
大沢岳
10:40
11:00
10
11:10
140
大沢岳
13:30
50
三重の滝
14:20
ゴール地点
天候 小雨〜曇り
過去天気図(気象庁) 2016年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道8号線から県道246号線(西飛山能生線)に入り島道大沢線を経て
島道鉱泉へ
コース状況/
危険箇所等
かなりの悪路です。
登山口からしばらく上ったところに倒木あり(くぐって通る)
危険個所にはロープが張ってありますが、ないところも。
標高1300mからは雪あり
島道鉱泉から溝尾コースで登り、島道コースで下りました。
雨だったので途中の写真はなし。
2016年11月06日 07:26撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
11/6 7:26
島道鉱泉から溝尾コースで登り、島道コースで下りました。
雨だったので途中の写真はなし。
金冠山。鉾ヶ岳の山頂付近にある岩山です。垂直に近い上り下りとナイフリッジを乗り越えてここまで。
2016年11月06日 10:10撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
11/6 10:10
金冠山。鉾ヶ岳の山頂付近にある岩山です。垂直に近い上り下りとナイフリッジを乗り越えてここまで。
山頂付近は落葉の上にうっすら雪。これがまた滑る
2016年11月06日 10:59撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
1
11/6 10:59
山頂付近は落葉の上にうっすら雪。これがまた滑る
鉾ヶ岳山頂には避難小屋。
2016年11月06日 10:45撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
11/6 10:45
鉾ヶ岳山頂には避難小屋。
もちろん誰もいません。
2016年11月06日 10:45撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
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11/6 10:45
もちろん誰もいません。
下ります。
2016年11月06日 11:07撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
11/6 11:07
下ります。
紅葉はまあ、いい感じでした。
2016年11月06日 11:13撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
11/6 11:13
紅葉はまあ、いい感じでした。
溝尾コースと島道コースの分岐。大沢岳。
2016年11月06日 11:17撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
11/6 11:17
溝尾コースと島道コースの分岐。大沢岳。
日本海が望めたりします。
2016年11月06日 11:38撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
11/6 11:38
日本海が望めたりします。
肝が冷えるような急斜面の連続。
たまに現れる鮮やかな紅葉が心の支えです。
2016年11月06日 12:04撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
2
11/6 12:04
肝が冷えるような急斜面の連続。
たまに現れる鮮やかな紅葉が心の支えです。
素晴らしい黄色ですが、この時もすべり台のような斜面で踏ん張ってます。
2016年11月06日 12:28撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
2
11/6 12:28
素晴らしい黄色ですが、この時もすべり台のような斜面で踏ん張ってます。
モミジの種類が多かった印象
2016年11月06日 13:16撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
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11/6 13:16
モミジの種類が多かった印象
三重の滝。ちなみに渡渉も3か所くらいありました。渡る前は崖を下り、渡った後も崖を登るような渡渉です。
2016年11月06日 13:28撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
3
11/6 13:28
三重の滝。ちなみに渡渉も3か所くらいありました。渡る前は崖を下り、渡った後も崖を登るような渡渉です。
2016年11月06日 13:42撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
11/6 13:42
また滝。尾根を乗り越えて下るたびに急峻なロープ場という悪路ですよ。
2016年11月06日 13:57撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
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11/6 13:57
また滝。尾根を乗り越えて下るたびに急峻なロープ場という悪路ですよ。
このコース唯一の平坦路。島道コース分岐近く。
2016年11月06日 14:06撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
11/6 14:06
このコース唯一の平坦路。島道コース分岐近く。
ようやく帰還。
2016年11月06日 14:22撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
11/6 14:22
ようやく帰還。
帰り際、振り返って。
いやあ、冒険っぽい山行でした。
二度目はない、かなー
2016年11月06日 14:35撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
11/6 14:35
帰り際、振り返って。
いやあ、冒険っぽい山行でした。
二度目はない、かなー
撮影機器:

感想

新潟の少しマイナーな山、鉾ヶ岳。
ちょっと天気悪かったけど行ってきました。

島道鉱泉の駐車場は狭く、せいぜい3〜4台までですね。
登山口からしばらくは普通の山道、倒木をくぐった後から急斜面が始まり、これ以降は急斜面しかない、そんな山でした。

溝尾コースに入った直後からロープ場が連続し、平らな場所なんてなくなります。地面の土質は極めて脆く、足をかけてもボロボロと崩れるため、ロープか登山道わきの樹木をつかまないとうまく登れません。途中、山肌が崩れた跡もありましたからすごく不安定な山なんでしょう。

途中、急斜面だけではなくトラバースのような道もありますが、獣道のように細く、谷側に傾いてるので気を抜くとズルッと足を取られて滑落する危険があります。
金冠が近づくにつれ岩が多くなり、痩せ尾根を伝うような道に。1か所、完全にナイフリッジになっている一枚岩があり「足を滑らせたら命はないな」と神経を使いました。
金冠自体は、鉾ヶ岳に生えている岩のコブなので登りも下りもほぼ垂壁。ロープで上り下りします。

大沢岳からは勾配はやや緩くなり、ロープも必要なくなりますが、今度は雪が薄く積もっていてやっぱり滑ります。

狭い山頂には避難小屋が一つと三角点。景色はヤブに遮られてあまり良くなさそう。この日はガスだったので結局なにも見えませんでしたが。

下山路、島道コースは登りで使った道以上にロープが連続。下って下って下りまくる急斜面でした。こちらもザックを下す場所さえないくらいの傾きっぷり。しかも道が分かりにくいため、気を付けないと道じゃない斜面を下る羽目になります。ピンクテープを見失わないように。

ようやく高度を下げてきたと思うと、今度は渡渉です。沢に下りる時もロープを使い、渡ってから登山道に戻るときも川岸の崖を登る、そんなコースです。たしか3回くらいは沢を渡りました。渡渉のうちの一つはダムの縁を横断するような場所でしたから、足を滑らしたら下流に転落ですね。ヒヤヒヤしました。

ちなみにこの渡渉の連続、支尾根を何度も横断するような道筋なのでアップダウンが激しいです。しかも下りは確実にロープが掛かっているような急斜面。ほんとに気が抜けません。

なんとか島原鉱泉まで下山して、ようやく一安心。もうしばらくはロープ場や鎖場はいいかなって感じですね。足で歩いていた時間よりロープや木を掴んで恐る恐る進んでいた時間のほうが長いくらい。

いやあ恐ろしい山でした。

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