大山 三鈷峰・ユートピア 剣ヶ峰へは恐くて敗退


- GPS
- 07:48
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 1,094m
- 下り
- 1,099m
コースタイム
- 山行
- 4:30
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:30
- 山行
- 7:20
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 7:45
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
久しぶりに大山、三鈷峰、ユートピアに登りました。
土曜日午前中に仕事を終え大山下山野営場に向かいます。
野営場はまだシーズンオフらしく管理者がおらず無料で利用できました。
しかし翌朝、寝不足のまま登山口へ向け出発することに。
何故かと言えば、下山野営場に若い人たちのグループが幕営しており、多分ご来光を見るためでしょうか、2時半頃から大勢の大きな話し声や靴音で目が覚めてしまい、彼らが出発して静かになるまで寝付くことができませんでした。
出来ることなら夜中に出発する場合にはもう少し気を使ってほしいものです。
ユートピア小屋・三鈷峰へ向かう登山道は登りが急でキツイですが夏山登山道や行者登山道に比べ人も少なく、いかにも登山道という感じで好きなルートです。
一部崩壊地はありますが危険な感じではなく安心して歩けるルートですし、この登山道からは険しい大山北壁がよく見えてとても美しいです。
ただこの時期は虫が多く、休憩で止まると何処からともなく虫が集まり顔の周りを飛び回るので鬱陶しいです。
もし帽子の上から被る防虫ネットがあるなら持参したほうが良いと思います。
登山口から1時間ほど登ると樹林帯の隙間からユートピア小屋が望めるようになり、2時間程で稜線に飛び出します。
まずは三鈷峰へ向かうため稜線を左に進みます。
三鈷峰の手前に小さなピークがあり、その頂上からは三鈷峰の登山道が良く観察できます。
昨年の地震の影響でしょうか、山頂直下はかなり崩れており、今は登山道の南側にロープが張られているので山頂に登攀することができますが、山頂直下登山道北側の崩壊が激しく、その岩が崩れてしまうと南側のロープを張った所も足場が無くなる可能性があるので、そうなると今のように登攀できるか微妙です。
当日も神戸からいらしたご婦人が三鈷峰へは向かわれず手前のピークで折り返されていました。
山頂に到着するとちょうど反対側から登山者が登ってこられましたが、地図上にルートはなく、野田ヶ山あたりから三鈷峰に直登するバリエーションルートがあるのでしょうか?チョット興味があります。
山頂は登山道と同じく虫が飛び回っていて鬱陶しいのですぐにユートピア小屋へ向け下山を開始しました。
当日は可能ならユートピア小屋から天狗ヶ峰を経由し剣ヶ峰に登り、折り返して三ノ沢を下ろうかと思っていました。
三ノ沢から剣ヶ峰へのルートは幾度となく登っていますが、ユートピアからは初めてです。
話ではユートピア〜天狗ヶ峰ルートも崩壊はしているけれど地面はしっかりしているので槍ヶ峰〜剣ヶ峰を歩けるのであれば大丈夫と聞いていましたが、もう少しで天狗ヶ峰という辺りの崩壊が激しく、死ぬ気で行けば登りは何とかなるかと思いましたが、もしこの先で行き詰まり戻ることになるとこの崩壊地を下る自信がなかったので進むのを止めることにしました。
もしかしたら昨年の地震でさらに崩壊が進み現在の形になったのかもしれませんが私の技量ではムリなルートです。
当日もこのルートを使って天狗ヶ峰へ行かれた登山者がいると他のヤマレコユーザーさんの記録で読みましたが、ホント凄いです。
私はやはり剣ヶ峰へ行くのは三ノ沢からにしておきます。
敗退しユートピア小山に戻った後、野田ヶ山〜大休峠〜川床ルートも考えましたが、距離もいささか長いので今回はそのまま同じルートを大山寺に向け下ることにしました。
大山は使うルートによって色々な表情を見せてくれるので楽しいです。
次回は川床からユートピアコースか文珠越〜鳥越峠辺りをウロウロするのも良いですね。
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