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ハイキング
御在所・鎌ヶ岳

金勝竜王山 (T)

2017年06月20日(火) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
9.1km
登り
404m
下り
394m

コースタイム

10:15 道の駅発 林道
10:25 金勝寺着
金勝寺拝観
10:50 金勝寺発 林道
11:00 駐車場着
11:10 駐車場発 登山道
11:25 竜王山三角点着
休憩
11:35 竜王山発 登山道
11:50 駐車場着
馬頭観音参拝
12:00 駐車場発 林道
12:10 金勝寺着
12:20 金勝寺発 林道
12:30 道の駅着
天候
過去天気図(気象庁) 2017年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
竜王山を望む
こんぜ道の駅 ここから林道に向かう
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こんぜ道の駅 ここから林道に向かう
道の駅を左折してすぐに、林道の入口がある
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道の駅を左折してすぐに、林道の入口がある
左へ進むのだが、ハンドルが切れないくらいの狭いヘアピンカーブのため、一旦右に進んで戻ってるという、いわばスイッチバックの林道である
左へ進むのだが、ハンドルが切れないくらいの狭いヘアピンカーブのため、一旦右に進んで戻ってるという、いわばスイッチバックの林道である
仁王門への階段は趣深いものがある
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仁王門への階段は趣深いものがある
仁王門の左右に大きな仁王像
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仁王門の左右に大きな仁王像
金勝寺 本堂
巡回コースを一巡して仁王門に戻る
巡回コースを一巡して仁王門に戻る
金勝寺より10分弱 駐車場に到着
10台近くの駐車ができる
トイレも数台設置されているが、できれば先ほどの金勝寺を利用したい
金勝寺より10分弱 駐車場に到着
10台近くの駐車ができる
トイレも数台設置されているが、できれば先ほどの金勝寺を利用したい
駐車場は展望にも優れ、望遠鏡も設置されている
正面に三上山、近江富士の名の通りどこから見ても秀麗である
左の山麓に競馬の聖地、栗東トレセンが望める
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駐車場は展望にも優れ、望遠鏡も設置されている
正面に三上山、近江富士の名の通りどこから見ても秀麗である
左の山麓に競馬の聖地、栗東トレセンが望める
左は馬頭観音堂への道
まずは右、竜王山への道を進む
左は馬頭観音堂への道
まずは右、竜王山への道を進む
ここからの竜王山へは、このような広い尾根の上を進む山道である
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ここからの竜王山へは、このような広い尾根の上を進む山道である
アップダウンがあるが、木漏れ日の尾根道は、風も通り快適であった
大変きれいに整備された道である
アップダウンがあるが、木漏れ日の尾根道は、風も通り快適であった
大変きれいに整備された道である
ここを登り切り、左に折れると山頂である
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ここを登り切り、左に折れると山頂である
いったん左折する
頂上の手前の巨岩上に金勝寺八大龍王の祠が祀られている
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いったん左折する
頂上の手前の巨岩上に金勝寺八大龍王の祠が祀られている
頂上に出たが 展望はあまりよくなかった
頂上に出たが 展望はあまりよくなかった
竜王山(604.7m)4等三角点が設置されていた
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竜王山(604.7m)4等三角点が設置されていた
頂上から展望は樹木の間からに限られていたが、ちょうど真正面に三上山が望めた
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頂上から展望は樹木の間からに限られていたが、ちょうど真正面に三上山が望めた
山麓に栗東トレーニングセンター 日本の競馬を育て鍛える馬場が見える
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山麓に栗東トレーニングセンター 日本の競馬を育て鍛える馬場が見える
巨石が連なる国見岩 金勝山が金勝アルプスといわれるアルペン的な景色である
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巨石が連なる国見岩 金勝山が金勝アルプスといわれるアルペン的な景色である
階段も下りは歩きにくいので、両側を通りたくなるが、花崗岩が風化しているため、細かい粒の石車に乗って滑りそうにる
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階段も下りは歩きにくいので、両側を通りたくなるが、花崗岩が風化しているため、細かい粒の石車に乗って滑りそうにる
駐車場に戻り、馬頭観音堂にお参りした
駐車場に戻り、馬頭観音堂にお参りした
さすが栗東トレセンから見上げる山なのか 騎手になれますようにという絵馬がいくつも見られた
さすが栗東トレセンから見上げる山なのか 騎手になれますようにという絵馬がいくつも見られた
国道方面からの遠景
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国道方面からの遠景

感想

 梅雨入り以降続いていた晴天も今日で終わるとの天気予報を聞いた途端、またもや山の虫が騒ぎ出した。
 今回の近江低山巡りは、栗東の金勝(こんぜ)にある、由緒ある湖南の名刹 金勝寺(こんしょうじ)を経て、金勝山の竜王山にした。今回もまたまた林道をフル活用して、駐車場からの標高差はわずかで 山気分といい景色にあえたらいいなと思いながら、こんぜ道の駅をスタートした。
 金勝寺への林道で珍しいものを見つけた。山の鉄道でみられるあのスイッチバックの林道である。ハンドルが切れないくらいの狭いヘアピンカーブのため、左に曲がるためには 一旦 右に曲がって、道の少し広くなっているところでUターンしてくるというのだ。
 金勝寺は、開山も大変古く 天平年間 聖武天皇の勅使によるものというから、まさに古刹である。湖南地域の仏教の中心となった大きな寺院だったらしい。平日ということもあってか、訪れた時には私一人で 歴史ある静さの中の名刹を独り占め状態であった。なお、この後訪れる予定の馬頭観音堂におられた観音像は、現在ここの本堂に安置されている。境内の隅々まで心配りのなされた寺院で、お話を伺った若い住職のお人柄がうかがえた。
 ここからはまた林道利用で馬頭観音堂の駐車場まで車で進めた。展望の利く場所からは、三上山が正面に見られた。ここからは登山道を進んだが、標高としては頂上とあまり差がなく、広い尾根筋が山頂に伸びているため、アップダウンを繰り返すものの、道も花崗岩の風化した細かな砂利を敷いたように伸びており、木漏れ日と尾根のそよ風の中を頂上まで気持ち良い散歩道であった。頂上の木々の間から見える三上山は大変印象的だった。
 金勝山はまた金勝アルプスという名を持っている。花崗岩が風化した巨岩が多く積み重なり、アルペン的な山容が見られるためであろうが、この山容は古代の自然破壊というのにも考えさせられる。というのも、古来この地は、都に近いため、造成に使う木材を大量に伐採しはげ山状態になってしまい、急激に風化が進んだためという。
 今回もまた、改めてふるさと近江の歴史の奥深さと魅力を感じさせられる山歩きとなった。帰りにも、金勝寺に立ち寄って帰途についた。

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