西沢渓谷


- GPS
- --:--
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 476m
- 下り
- 463m
コースタイム
天候 | 晴れときどきくもり |
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過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
わかりやすく整備されていますが、濡れた岩場が少しすべります。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
昼ご飯
地図(地形図)
ヘッドランプ
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
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感想
台風が近付く天候の中、地元埼玉は雨。
山梨のくもり予報を頼みに、曇りでも楽しめそうな渓谷ハイクをしようと西沢渓谷へ。
何度か訪れていますが、周回コースははじめてです。
雁坂トンネルを抜けると、なんと日差しが眩しく晴れているではありませんか♪
意気揚々と準備をしていざ、出発です。
ゆるやかに林道を登り車止めの柵を越えると、周回コースの起点となるねとり広場に到着。
きれいなトイレと森林浴セラピーの案内、山之神が奉られている広場です。
そこからは木が生い茂る山道へとはいり、西沢山荘を経て二俣吊り橋へ。
吊り橋から見える堰堤には虹がかかり、その向こうには青空と雲が広がります。
橋の向こうでは緑のアーチが手招きをしてお出迎え、橋を揺らさないよう静かに渡りました。
ゆるやかにのぼり、やがて渓谷に沿うように道が続いていきます。
水量豊富なのか、水の音があたりをおおいつくして自然と一体になったような不思議な感覚。
これが森林浴セラピーなのかあ、と納得です。
大久保の滝、三重の滝と現れる滝に魅了されるのはもちろんのこと、フグ岩や人面洞など渓谷が作り出す造形もとても興味深く感じました。
竜神の滝、恋糸の滝、貞泉の滝と登るにつれて、岩がゴロゴロと足場が悪いところも増えていきますが、鎖やロープ、注意喚起の看板などが適切に設置されているので、安全に進みます。
水辺だからかカエルが突然足元に現れてびっくりさせられました。
母胎渕を過ぎたあたりの川辺にいい感じの岩を見つけたので、そこでコーヒーブレイク。
木漏れ日が優しく、川からは涼しい風が静かに流れ、本当にきもちのいい休日です。
渓谷ハイクもクライマックスで、カエル岩を過ぎて急坂を登ると上から見下ろすようなかたちで七ツ釜五段の滝が現れました。
水量が多いのか滝壺のブルーは波立ち、神秘的な雰囲気というよりは迫力ある流れが印象的でした。
滝をまたぐように橋を渡ると、流れを横から見ることができるように遊歩道が続きます。
間近で見るほどその迫力に圧倒され、自然の力を感じました。
そこから西沢渓谷遊歩道終点までは一気に登ります。階段も続き、ひと踏ん張り。
遊歩道終点にはトイレとちょっとした展望台が設置され、知らず知らず高さを稼いだことを実感できます。
そこからは森林軌道跡を緩やかにひたすら下ります。
足元も砂地のようになり、とても歩きやすい道です。
途中の大展望地からは鶏冠山のそのいびつな山頂を眼前にでき、青空と緑の山々のコントラストをしっかり目に焼き付けます。
少し雲が出てきていました。
いくつかの沢を迂回して大回りするように下り、山之神に最後の祈りを捧げ、ねとり橋を渡るとねとり広場に到着。
久々の山行にはちょうどいい、自然を感じながらのゆるハイク。
天気にも恵まれて、リフレッシュの休日となりました。
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