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Yamareco

記録ID: 1254378
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
支笏・洞爺

楓沢〜樽前山〜風不死岳

2017年09月10日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:50
距離
17.7km
登り
1,194m
下り
1,173m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:56
休憩
0:52
合計
7:48
距離 17.7km 登り 1,194m 下り 1,191m
9:40
9:43
104
11:27
11:29
17
11:46
3
11:49
11:50
27
12:17
12:46
13
13:04
19
13:23
30
13:53
13:56
39
14:35
4
14:39
14:53
95
16:28
風不死岳(北尾根ルート)登山口
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
風不死岳北尾根登山口に駐車。8時過ぎの時点で5台ほど停まっており,あと2〜3台といったところでした。
コース状況/
危険箇所等
楓沢の1回目の高巻き道にロープ場があるが,足場が脆いため削れてきていて,最上部は木の根が剥き出しになっており非常に登りづらいです。
R453の湖面と反対側に登山口への分岐があります。道幅は狭いですが普通の乗用車なら問題ないレベル。200mほど先にゲートと入山ポストがあり,その前に7〜8台停められるスペースがあります。
今回は楓沢から入るので,入山届を記入したらこの分岐方面へ戻ってきました。
2017年09月10日 08:40撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
9/10 8:40
R453の湖面と反対側に登山口への分岐があります。道幅は狭いですが普通の乗用車なら問題ないレベル。200mほど先にゲートと入山ポストがあり,その前に7〜8台停められるスペースがあります。
今回は楓沢から入るので,入山届を記入したらこの分岐方面へ戻ってきました。
R453をモラップ方面へ進みます。途中,湖畔の歩行者自転車道への分岐があり,そのスペースにも2〜3台は駐車可能。登山口のスペースがいっぱいならこちらを使うと良いかもしれません。
2017年09月10日 08:54撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
9/10 8:54
R453をモラップ方面へ進みます。途中,湖畔の歩行者自転車道への分岐があり,そのスペースにも2〜3台は駐車可能。登山口のスペースがいっぱいならこちらを使うと良いかもしれません。
前の写真の分岐を過ぎて間もなく,目的の楓沢にかかる紋別橋があります。
2017年09月10日 08:57撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
9/10 8:57
前の写真の分岐を過ぎて間もなく,目的の楓沢にかかる紋別橋があります。
プレートがあるので間違うことなし。この欄干の右側から入渓します。
2017年09月10日 08:57撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
9/10 8:57
プレートがあるので間違うことなし。この欄干の右側から入渓します。
沢に入ってすぐに大きな倒木があります。ちょうど大人の胸の辺りの高さで,越えるにも潜るにも一番面倒な高さ…… 結局一番右側から潜りました。
2017年09月10日 08:58撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
9/10 8:58
沢に入ってすぐに大きな倒木があります。ちょうど大人の胸の辺りの高さで,越えるにも潜るにも一番面倒な高さ…… 結局一番右側から潜りました。
次第にコケやシダの生い茂った岩肌が目立ってきます。
2017年09月10日 09:07撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
9/10 9:07
次第にコケやシダの生い茂った岩肌が目立ってきます。
雰囲気出てきますね〜
2017年09月10日 09:12撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
9/10 9:12
雰囲気出てきますね〜
少しずつ道幅は狭まり……
2017年09月10日 09:12撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
9/10 9:12
少しずつ道幅は狭まり……
それに比して両脇の岩肌が高くなっていきます。ここまでくると立派な洞門といった印象。
2017年09月10日 09:14撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
9/10 9:14
それに比して両脇の岩肌が高くなっていきます。ここまでくると立派な洞門といった印象。
昨夜の雨を受けて苔は瑞々しく濡れていました。
2017年09月10日 09:14撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
9/10 9:14
昨夜の雨を受けて苔は瑞々しく濡れていました。
クローズアップで撮ると水滴が綺麗。
2017年09月10日 09:15撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
9/10 9:15
クローズアップで撮ると水滴が綺麗。
この辺が回廊の幅が最も狭い部分。
2017年09月10日 09:21撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
9/10 9:21
この辺が回廊の幅が最も狭い部分。
岩の隙間に重なった倒木を伝って上へ登っていきます。
2017年09月10日 09:22撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
9/10 9:22
岩の隙間に重なった倒木を伝って上へ登っていきます。
F1に到着。行き止まりの洞窟へ続く道はトラロープが張られているので間違いようがありません。左側の巻き道へ進みます。
2017年09月10日 09:23撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
9/10 9:23
F1に到着。行き止まりの洞窟へ続く道はトラロープが張られているので間違いようがありません。左側の巻き道へ進みます。
ピンクテープを頼りに進みます。若干わかりにくいですが,注意深く踏み跡を探せば道迷いまではしないはず。
2017年09月10日 09:23撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
9/10 9:23
ピンクテープを頼りに進みます。若干わかりにくいですが,注意深く踏み跡を探せば道迷いまではしないはず。
ちょっとだけ踏み跡を外れると,有名な行き止まりの洞窟を上から眺めることができました。
2017年09月10日 09:28撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
9/10 9:28
ちょっとだけ踏み跡を外れると,有名な行き止まりの洞窟を上から眺めることができました。
巻き道の途中に5〜6mの高さのロープ場がありますが,多分ここがこのコース随一の難所。斜度が60度くらいある上に,最上部の足場が崩れて木の根が剥き出しになっていました。ろくに足がかりもなく,最後はロープにほぼ全体重を預けて手の力だけで登らざるを得ない始末……
2017年09月10日 09:29撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
9/10 9:29
巻き道の途中に5〜6mの高さのロープ場がありますが,多分ここがこのコース随一の難所。斜度が60度くらいある上に,最上部の足場が崩れて木の根が剥き出しになっていました。ろくに足がかりもなく,最後はロープにほぼ全体重を預けて手の力だけで登らざるを得ない始末……
登り切って振り返ったところ。多分登山客が登る度に斜面が崩れていっているのでしょう。もう少ししたら登れなくなっちゃうんじゃないだろうか。
2017年09月10日 09:33撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
9/10 9:33
登り切って振り返ったところ。多分登山客が登る度に斜面が崩れていっているのでしょう。もう少ししたら登れなくなっちゃうんじゃないだろうか。
その後もピンクテープと踏み跡を頼りに進み,楓沢の本筋へ合流します。
2017年09月10日 09:34撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
9/10 9:34
その後もピンクテープと踏み跡を頼りに進み,楓沢の本筋へ合流します。
第2の洞門も良い雰囲気。
2017年09月10日 09:38撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
9/10 9:38
第2の洞門も良い雰囲気。
時折巨石が洞門を塞いでいますが,脇を抜けて進みます。
2017年09月10日 09:40撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
9/10 9:40
時折巨石が洞門を塞いでいますが,脇を抜けて進みます。
先人達の山行記録でも度々登場している倒木のはしご。木にハーケンが打ち込んであってロープがかけてあるので難なく上れました。
2017年09月10日 09:41撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
9/10 9:41
先人達の山行記録でも度々登場している倒木のはしご。木にハーケンが打ち込んであってロープがかけてあるので難なく上れました。
途中軽石のザレた斜面を横切ります。
2017年09月10日 09:55撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
9/10 9:55
途中軽石のザレた斜面を横切ります。
この後も何度か沢から外れて斜面を登ったり,沢に降りたり。
2017年09月10日 10:17撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
9/10 10:17
この後も何度か沢から外れて斜面を登ったり,沢に降りたり。
次第に両脇の壁がゆるやかになってきました。
2017年09月10日 10:19撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
9/10 10:19
次第に両脇の壁がゆるやかになってきました。
ここが一番狭かったところかな。
2017年09月10日 10:34撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
9/10 10:34
ここが一番狭かったところかな。
ついに沢を抜けました。地理院地図でいうと545m標高点の東側のあたり。ここで沢筋は二手に分かれます。右に進めば風不死岳登山道への近道。今回は樽前山を目指すため,左に進路を取りました。
2017年09月10日 10:39撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
9/10 10:39
ついに沢を抜けました。地理院地図でいうと545m標高点の東側のあたり。ここで沢筋は二手に分かれます。右に進めば風不死岳登山道への近道。今回は樽前山を目指すため,左に進路を取りました。
しばらくはこんな感じの鹿道っぽい踏み跡が続きますが……
2017年09月10日 10:41撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
9/10 10:41
しばらくはこんな感じの鹿道っぽい踏み跡が続きますが……
しばらくすると視界の開けた高山植物帯へ出ます。
2017年09月10日 10:44撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
9/10 10:44
しばらくすると視界の開けた高山植物帯へ出ます。
ここらからは,今回縦走する樽前山と風不死岳が一望できました。
2017年09月10日 10:52撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
9/10 10:52
ここらからは,今回縦走する樽前山と風不死岳が一望できました。
草原を突っ切ると正規の登山道に合流。
2017年09月10日 11:03撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
9/10 11:03
草原を突っ切ると正規の登山道に合流。
右に行けば風不死岳,左に行けば樽前山の分岐。
2017年09月10日 11:32撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
9/10 11:32
右に行けば風不死岳,左に行けば樽前山の分岐。
可愛い実を付けたシラタマノキがそこかしこに。
2017年09月10日 11:41撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
9/10 11:41
可愛い実を付けたシラタマノキがそこかしこに。
樽前山の外輪山へ登り始め,振り返ると風不死岳と支笏湖,勇払原野が一望できます。
2017年09月10日 12:03撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
9/10 12:03
樽前山の外輪山へ登り始め,振り返ると風不死岳と支笏湖,勇払原野が一望できます。
一方こちらは溶岩ドーム側。荒涼とした風景が対照的です。
2017年09月10日 12:04撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
9/10 12:04
一方こちらは溶岩ドーム側。荒涼とした風景が対照的です。
東山への道は遮るもののない尾根道なので,強風のときは気をつけた方が良さそうです。
2017年09月10日 12:11撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
9/10 12:11
東山への道は遮るもののない尾根道なので,強風のときは気をつけた方が良さそうです。
登り始めて3時間半ほどで樽前山頂へ到着!
2017年09月10日 12:18撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
9/10 12:18
登り始めて3時間半ほどで樽前山頂へ到着!
東山山頂から見た西側の眺望。太平洋から羊蹄山まで一望できます。
2017年09月10日 12:19撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
9/10 12:19
東山山頂から見た西側の眺望。太平洋から羊蹄山まで一望できます。
昼食はセコマのえびみそラーメンをチョイス(笑)美味かった〜!
2017年09月10日 12:30撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
2
9/10 12:30
昼食はセコマのえびみそラーメンをチョイス(笑)美味かった〜!
山頂滞在30分で風不死岳へ向け縦走開始。左に見える山肌が禿げたピークは932m峰,手前の風不死岳への分岐を見落とすと無駄に(?)登るハメになります。
2017年09月10日 13:04撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
9/10 13:04
山頂滞在30分で風不死岳へ向け縦走開始。左に見える山肌が禿げたピークは932m峰,手前の風不死岳への分岐を見落とすと無駄に(?)登るハメになります。
ここがその分岐…… わかりにくっ!
2017年09月10日 13:11撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
9/10 13:11
ここがその分岐…… わかりにくっ!
看板の文字も禿げてるし……
2017年09月10日 13:12撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
9/10 13:12
看板の文字も禿げてるし……
ヒュッテ方面への分岐を過ぎると……
2017年09月10日 13:13撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
9/10 13:13
ヒュッテ方面への分岐を過ぎると……
いきなりこんな藪こぎ状態に。
2017年09月10日 13:14撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
9/10 13:14
いきなりこんな藪こぎ状態に。
2箇所目の分岐を過ぎるとさらに木々が深くなります。
2017年09月10日 13:18撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
9/10 13:18
2箇所目の分岐を過ぎるとさらに木々が深くなります。
「登山路」の看板はあるけど,下手したら踏み跡を容易に見失いそう……
2017年09月10日 13:24撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
9/10 13:24
「登山路」の看板はあるけど,下手したら踏み跡を容易に見失いそう……
たまにこんな感じでロープ場があったり……
2017年09月10日 13:40撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
9/10 13:40
たまにこんな感じでロープ場があったり……
鎖場があったり。ただしこの鎖は使用禁止。
2017年09月10日 13:41撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
1
9/10 13:41
鎖場があったり。ただしこの鎖は使用禁止。
少し右側へ進んだところに新しい鎖があるので,これで上がります。
2017年09月10日 13:42撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
9/10 13:42
少し右側へ進んだところに新しい鎖があるので,これで上がります。
樽前山頂から2時間で風不死岳山頂へ到達!
2017年09月10日 14:40撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
9/10 14:40
樽前山頂から2時間で風不死岳山頂へ到達!
登っている最中は殆ど眺望はありませんが,山頂に立てばこの通り支笏湖を一望できる最高のロケーション。ここまでの苦労も報われるというものです。
2017年09月10日 14:41撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
9/10 14:41
登っている最中は殆ど眺望はありませんが,山頂に立てばこの通り支笏湖を一望できる最高のロケーション。ここまでの苦労も報われるというものです。
道すがら144.50をワッチしていると,なんと美唄から北海道ハムフェアの記念局・8J8HAMが出ているではありませんか!早速CallするとワンコールでQSO成立! さすが好ロケーション。
2017年09月10日 14:53撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
9/10 14:53
道すがら144.50をワッチしていると,なんと美唄から北海道ハムフェアの記念局・8J8HAMが出ているではありませんか!早速CallするとワンコールでQSO成立! さすが好ロケーション。
山頂へは15分ほど滞在して下山開始。この風不死岳からの下山が最も傾斜のキツいセクションでした。ロープ場無数。疲労も蓄積してきているので慎重に下ります。
2017年09月10日 14:59撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
9/10 14:59
山頂へは15分ほど滞在して下山開始。この風不死岳からの下山が最も傾斜のキツいセクションでした。ロープ場無数。疲労も蓄積してきているので慎重に下ります。
エゾオヤマリンドウ。
2017年09月10日 15:03撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
9/10 15:03
エゾオヤマリンドウ。
ヨツバヒヨドリかな?
2017年09月10日 15:05撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
9/10 15:05
ヨツバヒヨドリかな?
んー,なんだろ。わからん。
2017年09月10日 15:42撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
9/10 15:42
んー,なんだろ。わからん。
1時間半で下山しましたが,最後の最後でこの倒木……
2017年09月10日 16:21撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
9/10 16:21
1時間半で下山しましたが,最後の最後でこの倒木……
ゲートが見えました!おつかれさま。
2017年09月10日 16:27撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
9/10 16:27
ゲートが見えました!おつかれさま。
撮影機器:

装備

個人装備
Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 サングラス ナイフ カメラ

感想

出張で訪れた北海道。最終日が1日空いたので,新千歳空港に近い樽前山・風不死岳に登ることにしました。事前のリサーチで楓沢の苔の洞門が雰囲気バツグンとあったので、楓沢→樽前山→風不死岳→北尾根から下山、というルートに。(リサーチにはヤマレコの先輩諸氏の記録に加え,yahさん http://yah55.exblog.jp/23313838/ ,sakagさん http://sakag.web.fc2.com/kaede17-1.htm のページを参考にさせて頂きました!)

楓沢は本当に絶景!! 昨日の雨で苔が濡れて、一段と増した瑞々しさが神々しささえ感じました。途中の巻道が解りづらかったけど、先人達の残してくれたピンクテープで道迷いせずクリア!ただ、途中のロープ場は足場が崩れて木の根が剥き出しになっててとても登りづらかった…… 最後はほとんど手の力だけで登る感じになったのですが,まさかこんな感じとは思わず確保のための用具も持ち合わせていなかったため,ちょっと危なく感じました。楓沢が有名になって登山客が増えた影響なのでしょう。

樽前山もまた違った意味での絶景でした。支笏湖から勇払原野、太平洋から遠く渡島半島まで一望! さらに振り返れば噴気の上がる溶岩ドームが雄々しく聳え、活火山としてのダイナミックさを間近に感じることができました。外輪山に上がればさすがに風が強く肌寒かったですが、気温的にも概ね丁度よい具合でした。

風不死岳は…… まぁスタート地点に戻るためには縦走せざるを得なかったんですが、この山単独で登ろうとはあまり思えなかったかな^_^; とにかく傾斜がキツい!笹こぎがツラい!ヒグマ怖い!そして登っている間ほとんど眺望が無い!!(苦笑)地元・丹沢の大倉尾根(通称バカ尾根)にも通ずる苦行感にあふれた山容で、登りながら無我の境地に達しました…… 何よりツラかったのは最後の下り。疲労もピークで膝がガクガクになりました。

でも終わってみれば8時間近い山行になったわけですが、大満足! ヒグマにも遭わなかったしね(笑) 北海道の山は本当に原生林がそのまま残されていて植生も本州と異なり、とても楽しく登ることができました(ロープ手繰ってるときは「なんでこんなことしようと思ったんだろう……」と自問自答してましたが・苦笑) また北海道へ来る機会があれば、今度は大雪山系の山に挑戦したいなと思ってます!

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