記録ID: 130480
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無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂
富士山
2010年08月01日(日) [日帰り]

kanepyon
その他2人 コースタイム
須走口五合目3:10-9:00山頂〜お鉢めぐり11:30-13:30須走口五合目
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2010年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
前年のリベンジとなる富士登山。 メンバーは1名脱落して3名。 昨年のように前日ゴルフなんてナメた真似はせず、前日に御殿場から須走口五合目までタクシーで登り、菊屋に宿泊。 あまり眠れないまま、起きたのは2時30分。 ずっと布団の中にいたとはいえ、これでは睡眠不足。 でも、計画では3時出発だったので、とりあえず起きる。 荷物の量が多くて心配だったが、色々と身につけていると、かなり荷物は少なくなる。 今回は暑くなりそうなのに、ペットボトル3本というのがちょっと不安。 山小屋でおにぎりを受け取り、3時10分スタート。 まだ暗いので、ヘッドライトを点けての登山だが、これがやはり見づらい。 1時間くらいはそんな状態で歩いたが、結構疲れた感じがする。 5時前になってようやく日が昇って来た。 そして朝ごはん。 ここまでは青梅マラソンのTシャツの上にラン用の長袖を着ていたのだが、どうにも暑い。 止まっていると冷えるのだが、歩いているときはとにかく暑い。 6時すぎともなると、暑いし日焼けが心配だし、やはり予想通りの灼熱地獄。 結局長袖を着たのは1時間程度で、あとは青梅マラソンTシャツのみで山頂まで行ってしまった。 去年の暴風雨と大違い。 この時点で目指したのは去年リタイヤした本7合目。 3200メートル地点となるわけだが、ここからが本当のスタートだけに、まずはそこまでたどり着かないといけない 去年は最後苦しみながら4時間程度でたどり着いた本7合目も3時間くらいで通過。 「去年は入れてもらうのにかなり待ったし、インスタントの豚汁がやたら美味かったなあ」なんて言いつつも、あっさり通過。 この天候では当然か。 ここから先が本当の勝負。 今日はいい天気だったので、そこから上の状況がよくわかる。 しかも7合目前後から勾配が急になっている。 しかもこの暑さ。 しばらく登ると休憩し、持ってきた水分をゴクゴク。 山頂までもつかどうか不安。 それでも持ってきたグミや梅をかじったり、チョコレートを食べながら着実に登る。 去年はたくさん買ったものがほとんど役に立たずにもどってきた。 それだけに今年の登山は充実感がある。 サングラスも着用したし。 でも、とにかく暑い。 8合目からは他の登山道からも合流し、かなりの混雑。 またはとバスをはじめとして、多くのツアー客がご来光を見たあとに下りてくるタイミングでもあり、とにかく3500メートルをこえる場所とは思えないような大混雑。 そんな中を着実に頂上に進む。 そしてその時はやってきた。 登り始めて6時間弱。 最後は渋滞で残り200mに30分以上かかってしまったが、9時すぎには須走口山頂にたどりつくことができた。 去年のリタイヤから丸1年。 一人欠けたものの、その思いを達することができた。 軽く記念撮影した後は、金剛杖に焼き印を入れて、お鉢めぐり。 実は今日登ってみるまで、富士山の山頂がどうなっているのか知らなかった。 なんとなく火口っぽいものがあったり、いくつかの登山道の頂上があったりというのはイメージしていたが、頂上そのものが1周1時間以上もかかるものだとは知らなかった。 そのあたりは、今回の計画をたてた中心者の計画どおりに、お鉢めぐりを開始。 足取りは軽い。 じっくりと富士山頂を味わうかのように1周し、剣が峰の最高地点も写真撮影のための渋滞もしっかり待って到達。 これで完全にやりきった感じ。 ここまでくると、かなりの高揚感があり、会う人ごとに話しかけたくなったりするから不思議なもんだ。 とにかく山頂は気持ちよかった。 3700メートルを超える地点で、あんなに普通にすごせるとは思っていなかった。 とはいえ、8合目以降寝転がっている人をたくさん見た。 もちろん夜通し登った疲れで寝ている人もいるんだろうが、高山病の人もいるんだろう。 我々は3人とも高山病にならずにすんだ。 あらためて聞いてみると、今回5合目に泊ったのは、昨年寒さに加えて高山病っぽい症状だったメンバーが決めたらしい。 結果的には5合目に9時間以上いてから出発したのはいい方に作用したんだろう。 装備も今回は丁度良かった。 もちろん防寒具の類はほとんど必要なかったが、水や食料はぴったりだった。 水は帰りのタクシーで飲みきったし、食料としては頂上で食べた羊羹は最高に美味かった。 カロリーメイトは無理矢理消化した感もあるが、袋がパンパン。 山頂には2時間くらい滞在して、11時30分から下山開始。 実は昨年は登りの最後が苦しかったので、下りは楽だった印象しかない。 しかし、今年はとにかくきつい。 いけどもいけどもゴールは見えてこない。 実際のところは2時間ちょっとでおりたんだから、速い方なんだろう。 気持ちが「早く終わりたい」だから仕方ないか。 最後は脚がパンパンになりつつ、無事終了。 予約したタクシーが丁度来ていたので飛び乗り、2時30分に御殿場駅着。 あさぎりの切符を確保すると、銭湯で入浴、ラーメン屋とこなして、あさぎりで最後の乾杯。 とにかく今回こうした前の職場のメンバーと楽しい思い出をつくれたことが嬉しい。 また登山にいく約束もできたし。 素晴らしく充実した2日間だったが、惜しむらくは明日を休みにしなかったこと。 筋肉痛はもちろん、とにかくしんどい1日になりそうだ。 |
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