日光雲竜瀑アイスクライミング



- GPS
- --:--
- 距離
- 6.9km
- 登り
- 689m
- 下り
- 689m
コースタイム
- 山行
- 10:15
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 10:15
帰り:は逆を1:15
雲竜瀑:
8:15取りつき
13:00終了点
14:00下降完了
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雲竜渓谷まではたくさんの方が歩かれているので何も困りません。雲竜瀑までの高巻は少し急ですがアイゼンをちゃんと使えれば行けるでしょう。 |
その他周辺情報 | 家庭の事情で直行直帰 |
写真
装備
個人装備 |
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
バラクラバ
靴
ザック
アイゼン
行動食
水筒(保温性)
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
ナイフ
カメラ
ハーネス
ヘルメット
ロックカラビナ
カラビナ
クイックドロー
ロープスリング
セルフビレイランヤード
アッセンダー
タイブロック
ハンマーバイル
アイスアックス
アイススクリュー
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感想
雲竜渓谷の内容はほかの方が挙げているので、覚えているうちにアイスの情報を。
1P目
1ピッチ60mロープをフルに使い、1P目で核心部を一気に抜ける予定だった。氷瀑正面から見て、右下のもふもふはハングしてる上に崩壊しそう(下敷きになったら間違いなくぺっちゃんこです)なので、左脇のペルグラをすすみ、1ピッチ目後半は中央左のルンゼ状が安定してそうだったのでそこを行くことにする。
実際には、1P下部は玉氷状になっており非常にもろかった。なんとか突破するが、ルンゼまでは右斜め上に向けて氷柱状のエリアをトラバースする必要があった。(個人的にはここが一番嫌らしかった。フォローで登ったが、万一落ちるとすごい振られるた)
1P後半になると固く安定したルンゼ状で登りやすかったが、すでに疲労が来ており、かなりアックステンションを使いながら休み休み登る。60mいっぱいのルートを一気に登るのは非常に疲れた。
他の記録を見るとこの後半が核心だと書かれていたが、今回はむしろ前半からトラバースで神経を使った。
2P目
1P目の難所を超えており、3級程度なので精神的には余裕が持てた。ただ、お昼近くになっており、日の光をガンガン浴びていたのでかなり緩そうなのが遠目にもわかった。実際滝の中央は氷のドーム状だったが、とても体重を預ける強度はなく、左脇をそろそろと登った。斜度はないが、氷雪状で足もバイルも心もとない。。。思いっきりバイルを打ち付けて、フォローだから〜!と自分に言い聞かせて登る。
終了点
他の記録では懸垂支点を作るのに苦労する。最終的にスノボーラードで降りる(考えただけでゾッとします)とかとかいろいろありましたが、確かに困るシチュエーションでした。脇の岩にハーケンが2か所あったのでそれを使おうとするが、ぐらぐら動く...最終的にバイルのハンマーで打ち直して使いました。
それが無理そうだったらアバラコフを無理やりつくるとかしかなかったかな。。。
その他
懸垂しながら2P目上部のドームを二回ほど踏み抜きびしょびしょになりました。
とりあえず、5年越しの目標だった雲竜本瀑を完登することができたのは、自分にとってとても大きな経験となりました。
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