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Yamareco

記録ID: 1375764
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アイスクライミング
日光・那須・筑波

日光雲竜瀑アイスクライミング

2018年02月07日(水) [日帰り]
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moco その他1人
GPS
--:--
距離
6.9km
登り
689m
下り
689m

コースタイム

日帰り
山行
10:15
休憩
0:00
合計
10:15
5:30
615
15:45
ゴール地点
行き:ゲート〜階段手前まで1:30
帰り:は逆を1:15
雲竜瀑:
8:15取りつき
13:00終了点
14:00下降完了
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2018年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
雲竜渓谷まではたくさんの方が歩かれているので何も困りません。雲竜瀑までの高巻は少し急ですがアイゼンをちゃんと使えれば行けるでしょう。
その他周辺情報 家庭の事情で直行直帰
これは中盤まで登ったところ。つららの隙間でレスト
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これは中盤まで登ったところ。つららの隙間でレスト
友知らず 十分に発達していてこちらの楽しめそうです。バーティカルだけど
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友知らず 十分に発達していてこちらの楽しめそうです。バーティカルだけど
私の番になりました。。。
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私の番になりました。。。
ですが、左のドーム状の氷は本当に薄い殻のような状態。荷重はかけられないので、右わきを進みます。
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ですが、左のドーム状の氷は本当に薄い殻のような状態。荷重はかけられないので、右わきを進みます。
大分上ってきました。落ちたら死ぬね
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大分上ってきました。落ちたら死ぬね
お目当てが見えてきました。上部の氷結を心配していましたが、一応氷はついているようです。
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お目当てが見えてきました。上部の氷結を心配していましたが、一応氷はついているようです。
てっぺんに登頂!奥は深い渓谷が続いていました。
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てっぺんに登頂!奥は深い渓谷が続いていました。
本瀑。あー恐ろしい...こんな大物を登るなんて...

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本瀑。あー恐ろしい...こんな大物を登るなんて...

トラバース
1ピッチ目後半。ルンゼ状の安定した氷を登るが、斜度がきつい(80度以上?)前半で疲れているので、アックステンションを多用しながら地道に登る。
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1ピッチ目後半。ルンゼ状の安定した氷を登るが、斜度がきつい(80度以上?)前半で疲れているので、アックステンションを多用しながら地道に登る。
リードの相方
1ピッチ目終了。2ピッチ目で終わりですが、ここから先は3級程度なので、余裕が出てきます。
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1ピッチ目終了。2ピッチ目で終わりですが、ここから先は3級程度なので、余裕が出てきます。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター バラクラバ ザック アイゼン 行動食 水筒(保温性) 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ ナイフ カメラ ハーネス ヘルメット ロックカラビナ カラビナ クイックドロー ロープスリング セルフビレイランヤード アッセンダー タイブロック ハンマーバイル アイスアックス アイススクリュー

感想

雲竜渓谷の内容はほかの方が挙げているので、覚えているうちにアイスの情報を。

1P目
1ピッチ60mロープをフルに使い、1P目で核心部を一気に抜ける予定だった。氷瀑正面から見て、右下のもふもふはハングしてる上に崩壊しそう(下敷きになったら間違いなくぺっちゃんこです)なので、左脇のペルグラをすすみ、1ピッチ目後半は中央左のルンゼ状が安定してそうだったのでそこを行くことにする。
実際には、1P下部は玉氷状になっており非常にもろかった。なんとか突破するが、ルンゼまでは右斜め上に向けて氷柱状のエリアをトラバースする必要があった。(個人的にはここが一番嫌らしかった。フォローで登ったが、万一落ちるとすごい振られるた)
1P後半になると固く安定したルンゼ状で登りやすかったが、すでに疲労が来ており、かなりアックステンションを使いながら休み休み登る。60mいっぱいのルートを一気に登るのは非常に疲れた。
他の記録を見るとこの後半が核心だと書かれていたが、今回はむしろ前半からトラバースで神経を使った。

2P目
1P目の難所を超えており、3級程度なので精神的には余裕が持てた。ただ、お昼近くになっており、日の光をガンガン浴びていたのでかなり緩そうなのが遠目にもわかった。実際滝の中央は氷のドーム状だったが、とても体重を預ける強度はなく、左脇をそろそろと登った。斜度はないが、氷雪状で足もバイルも心もとない。。。思いっきりバイルを打ち付けて、フォローだから〜!と自分に言い聞かせて登る。

終了点
他の記録では懸垂支点を作るのに苦労する。最終的にスノボーラードで降りる(考えただけでゾッとします)とかとかいろいろありましたが、確かに困るシチュエーションでした。脇の岩にハーケンが2か所あったのでそれを使おうとするが、ぐらぐら動く...最終的にバイルのハンマーで打ち直して使いました。
それが無理そうだったらアバラコフを無理やりつくるとかしかなかったかな。。。

その他
懸垂しながら2P目上部のドームを二回ほど踏み抜きびしょびしょになりました。
とりあえず、5年越しの目標だった雲竜本瀑を完登することができたのは、自分にとってとても大きな経験となりました。


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