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Yamareco

記録ID: 1385192
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山滑走
八幡平・岩手山・秋田駒

奥中山高原・西岳BCX

2018年02月20日(火) [日帰り]
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cafemonte その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:39
距離
11.0km
登り
116m
下り
488m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:20
休憩
0:00
合計
3:20
距離 11.0km 登り 121m 下り 489m
10:47
200
14:07
ゴール地点
全行程でクロスカントリースキーが最適。
せめてステップソールのテレマークスキーで。
いわゆる山スキーでは不便極まりない。
天候 晴れ、風少し強め
過去天気図(気象庁) 2018年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
東北自動車道西根ICから小一時間で奥中山高原
スキー場なので、駐車場はかなり広め
コース状況/
危険箇所等
スキー場のリフト利用なので、スキー場のルールに従って利用のこと。
観光天文台付近から開拓農道は雪上車の轍あり。
部分的にアスファルトが露出しかかっているところがあった。
基本的に冬期閉鎖道路なので、雪に埋まったガードレールに注意が必要。
積雪により電線が目線の高さにあるので、触れないように注意が必要。
その他周辺情報 スキー場内に温泉あり。
日帰り入浴(610円)。
奥中山高原スキー場
リフト券一回券310円×2で西岳山頂付近まで行ける。
リフトからの景色もなかなかよい。
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奥中山高原スキー場
リフト券一回券310円×2で西岳山頂付近まで行ける。
リフトからの景色もなかなかよい。
ゲレンデトップから西岳山頂
レーダードームがあり人工的な景観でもあるが、八幡平、岩手山、安比高原、七時雨山など西側の展望はすこぶるいい。
純粋に感動する景観だと思う。
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ゲレンデトップから西岳山頂
レーダードームがあり人工的な景観でもあるが、八幡平、岩手山、安比高原、七時雨山など西側の展望はすこぶるいい。
純粋に感動する景観だと思う。
今日はダウンヒルしません
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今日はダウンヒルしません
西岳山頂へ
雪質は至極よく、気持ちいいスタートを切る。
西岳山頂へ
雪質は至極よく、気持ちいいスタートを切る。
滑って行きたい衝動にかられるけれど、南斜面なので雪質はイマイチ
滑って行きたい衝動にかられるけれど、南斜面なので雪質はイマイチ
北岩手の名峰達
残念ながら岩手山頂は雲の中。
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北岩手の名峰達
残念ながら岩手山頂は雲の中。
レーダー雨量計
西岳山頂に立つ
全然苦労はしていない。
足下にあるのは方位盤。
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西岳山頂に立つ
全然苦労はしていない。
足下にあるのは方位盤。
風が冷たいけれど、青空が気持ちいい
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風が冷たいけれど、青空が気持ちいい
西岳山頂からちょっとだけ滑り下りる
西岳山頂からちょっとだけ滑り下りる
ここから電柱を頼りにゆるいダウンヒル開始
ここから電柱を頼りにゆるいダウンヒル開始
クロスカントリースキーでも余裕のダウンヒル
クロスカントリースキーでも余裕のダウンヒル
電柱も絵になるような、そんな気持ちになれた
電柱も絵になるような、そんな気持ちになれた
西岳を振り返る
時々急斜面
いい感じの丘があるぞ
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いい感じの丘があるぞ
少し登って西岳を振り返る
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少し登って西岳を振り返る
樺の森を抜ける
ここから数本ダウンヒル
それなりに楽しめた。
ここから数本ダウンヒル
それなりに楽しめた。
あいかわらず電柱が目印
あいかわらず電柱が目印
ウサギの足跡がたくさんあった
いつ見てもジャンプ力に脱帽する。
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ウサギの足跡がたくさんあった
いつ見てもジャンプ力に脱帽する。
電線が雪庇に埋もれている
電線が雪庇に埋もれている
スキーもよく走る
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スキーもよく走る
快適なスロープ
特に努力しなくても、適度なスピードで下ることができる。
快適なスロープ
特に努力しなくても、適度なスピードで下ることができる。
ああ、いいな、こういうの
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ああ、いいな、こういうの
ずいぶん滑り下りてきた
これでも全行程の1/3。
ずいぶん滑り下りてきた
これでも全行程の1/3。
風車
ゴーゴーと音をたてて回っている。
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風車
ゴーゴーと音をたてて回っている。
一戸から二戸に続く道
一戸から二戸に続く道
牧野に出て、視界が一気に開ける
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牧野に出て、視界が一気に開ける
西岳がもうあんな遠くに
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西岳がもうあんな遠くに
銀河牧場観光天文台
入館料は400円。
今日はお休みのようだ。
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銀河牧場観光天文台
入館料は400円。
今日はお休みのようだ。
この付近は、雪上車の轍がある
スキーにとってはありがたくもあり、邪魔でもあり。
ありがたいことにしておこう。
この付近は、雪上車の轍がある
スキーにとってはありがたくもあり、邪魔でもあり。
ありがたいことにしておこう。
いい斜面見つけた
いい滑りができた。
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いい斜面見つけた
いい滑りができた。
雪上車の轍が終わり、重く湿った雪に…
雪上車の轍が終わり、重く湿った雪に…
最後の登り、とウソをついて登ってもらう
最後の登り、とウソをついて登ってもらう
カーブミラーは遊び道具
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カーブミラーは遊び道具
こうやって遊ぶのもいい
2
こうやって遊ぶのもいい
そして、ついにクロスカントリースキーコースに合流
スキー以外での通行はご遠慮願いたい。
スキーヤーにとっては、せっかくの圧雪コースに足跡があると気分が台無しになる。
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そして、ついにクロスカントリースキーコースに合流
スキー以外での通行はご遠慮願いたい。
スキーヤーにとっては、せっかくの圧雪コースに足跡があると気分が台無しになる。
コースカッターも施され、実にすばらしいコース整備がされている
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コースカッターも施され、実にすばらしいコース整備がされている
クロスカントリースキーコースだけに、クロスカントリースキーはよく似合う
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クロスカントリースキーコースだけに、クロスカントリースキーはよく似合う
スキー場のゲレンデが近づいてきた
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スキー場のゲレンデが近づいてきた
最後の最後の登り
本当は、滑り込んで終わりたかったけれどね。
最後の最後の登り
本当は、滑り込んで終わりたかったけれどね。
スキー場のセンターハウス
これにてツアー終了
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スキー場のセンターハウス
これにてツアー終了

感想

クロスカントリースキーでバックカントリーを。
そういうリクエストに応えるために、クロスカントリースキーだからこそのバックカントリーフィールドとしてチョイスしたのが奥中山高原の西岳。
標高1,018mの山頂へ行くには、スキー場のリフト2本を乗り継ぐと、いとも簡単に行けてしまう。
北緯40°付近にある1,000m峰なのと、西に聳える八幡平のおかげで雪質、量ともに申し分なし。
なにより、山頂まで車道が通じているために、ルートファインディングが非常に楽なのもいいところ。
さらに、さらに、クロスカントリースキーでのダウンヒルに自信がない人でも平気な緩斜面中心のコースであることも見逃せない。

この日、天気予報としてはあまりよくはなかったし、1,000m級の山でないと山頂付近は雲に隠れてしまっていた。
そのため、八幡平や岩手山、早池峰などの名峰を眺めることはできなかったけれど、隣にある七時雨山や南に姫神山がその姿をくっきりときれいに見せてくれた。
これだけでも十分な展望だし、青空と白銀の世界が広がる景色にずっと魅了されての行程だった。

山頂から冬期閉鎖道路をたどり、牧野を抜けて、スキー場のクロスカントリースキーコースへと続くこのルート。
逆回りはわりと苦行なのでリフトアクセスによる山頂からの下山ルートがおすすめ。
このルートで最もシビアなテクニックが要求されるのは、スキー場の第5リフトを降りて、第4リフトへ少しだけ圧雪路を滑り下りなければならない区間。
せめてボーゲンくらいはできるようになってから。
ついでに書くと、第5リフトを降りて第4リフトを目指す際、誤って第3リフトに乗らないように注意が必要。

クロスカントリースキーは、決して競技用のものではなく、むしろこうしたバックカントリーで真価を発揮するものだと思う。
雪山登山の一技術として、是非チャレンジしてみて欲しいと願う。

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