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記録ID: 1393421
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積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

鉢盛山 〜 野麦峠スキー場から往復 〜

2018年03月03日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:34
距離
12.0km
登り
828m
下り
1,098m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:38
休憩
0:53
合計
6:31
8:56
108
10:44
10:51
87
12:18
12:56
68
14:04
14:12
75
15:27
ゴール地点
天候 晴れのち高曇り
過去天気図(気象庁) 2018年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
◇二本のリフト("スカイライナー"→"スカイラビット")を乗り継いで、スキー場のトップまで上がりました。
・1回券を5枚購入し、一本目のリフト("スカイライナー")で3枚の1回券を、二本目のリフト("スカイラビット")で2枚の1回券を使用します。1回券は1枚300円のため、合計1,500円の料金がかかります。
・下山時は"スカイライナー"のみ利用可能で、無料でした。
・リフトの運行開始は、土日祝日では朝8:30(平日は9:00)。
・下山時利用できる下のリフト("スカイライナー")は16:00まで運行。
※登山でリフトを利用する際は、登山届をチケット売り場に提出し、下山時にチケット売り場で下山したことを口頭で報告します。
コース状況/
危険箇所等
◆スキー場トップからどちらに向かうのか少し分かりにくいかもしれません。
◆危険個所はほとんどなく、それほどの急斜面もありません。主要なピークは鉢盛山と小鉢盛山だけですが、小ピークがいくつかあり、アップダウンを繰り返すので、累積標高以上に体力と精神力を消耗します。
▼終始、スノーシューを装着して歩行しました。小鉢盛山までは堅めの雪で、スノーシューを装着した状態で、沈み込みは、平均で10cmほど、時折脛丈程度まで。小鉢盛山から鉢盛山の区間は柔らかめの雪で、スノーシューを装着した状態で、沈み込みは平均で脛丈程度でした。
◆下山時、"スカイライナー"の乗り場には、スキー場のゲレンデ("エキスパートコース")の脇を歩けばたどり着けます。
その他周辺情報 ◇(伊那市まで戻り、)大柴の湯で入浴。
・大人500円。
・カルキ泉です。
・洗い場が広く汗を流すには良い施設です。
リフトを二本乗り継ぎ、スキー場トップに到着。
スノーシューを装着し、スタートします。
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リフトを二本乗り継ぎ、スキー場トップに到着。
スノーシューを装着し、スタートします。
遠くに見えた白山を拡大。
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遠くに見えた白山を拡大。
目指す鉢盛山が見えます。
山頂付近に設置されている反射板がはっきり見えます。
目指す鉢盛山が見えます。
山頂付近に設置されている反射板がはっきり見えます。
御嶽山を拡大。
乗鞍岳を拡大。
スキー場のゲレンデ("エキスパートコース")に沿うようにして、樹林帯の中を少し下ります。
スキー場のゲレンデ("エキスパートコース")に沿うようにして、樹林帯の中を少し下ります。
焼岳と笠ヶ岳を拡大。
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焼岳と笠ヶ岳を拡大。
スキー場から離れて、鉢盛山を目指します。
標高が2000mが超えていることもあり、それなりの積雪があります。
スキー場から離れて、鉢盛山を目指します。
標高が2000mが超えていることもあり、それなりの積雪があります。
遠くに見えた南アルプス南部の3000m峰たちを拡大。
左から悪沢岳、荒川岳、赤石岳、聖岳。
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遠くに見えた南アルプス南部の3000m峰たちを拡大。
左から悪沢岳、荒川岳、赤石岳、聖岳。
概ね、ゆったりとした傾斜の道が続きます。
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概ね、ゆったりとした傾斜の道が続きます。
所々傾斜が少しきつい所もありますが、スノーシューでも直登できる程度です。雪質にもよるとは思いますが。
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所々傾斜が少しきつい所もありますが、スノーシューでも直登できる程度です。雪質にもよるとは思いますが。
途中の展望地から見えた鉢盛山
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途中の展望地から見えた鉢盛山
所々展望地があります。
写真は八ヶ岳方面。
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所々展望地があります。
写真は八ヶ岳方面。
甲斐駒ヶ岳、北沢峠越しの富士山を拡大
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甲斐駒ヶ岳、北沢峠越しの富士山を拡大
木々の間から見えた御嶽山
木々の間から見えた御嶽山
御嶽山を拡大。
暖かい日が続いていることもあり、木に積もった雪もだいぶ溶け落ちています。
暖かい日が続いていることもあり、木に積もった雪もだいぶ溶け落ちています。
立ち枯れの木と青空
立ち枯れの木と青空
御嶽山の展望スポットは、道中に何か所かありました。
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御嶽山の展望スポットは、道中に何か所かありました。
八ヶ岳全山
雪に覆われた静かな森
雪に覆われた静かな森
スノーモンスターの残骸
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スノーモンスターの残骸
溶けた雪が春を感じさせてくれる。
溶けた雪が春を感じさせてくれる。
途中で見えた木曽駒ケ岳を拡大。
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途中で見えた木曽駒ケ岳を拡大。
歩いてきた道を振り返る。
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歩いてきた道を振り返る。
小鉢盛山を拡大。
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小鉢盛山を拡大。
中央アルプス。
恵那山まで見えています。
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中央アルプス。
恵那山まで見えています。
まっさらな雪原に足跡を刻みながら登る。
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まっさらな雪原に足跡を刻みながら登る。
この雪でこんもりした所が山頂かな?
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この雪でこんもりした所が山頂かな?
鉢盛山到着!
画像は、山頂から見下ろした山頂標識。
山頂から展望を楽しみました。
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鉢盛山到着!
画像は、山頂から見下ろした山頂標識。
山頂から展望を楽しみました。
中央アルプス方面
中央アルプス方面
安曇野方面
少し南に視点を移して。
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少し南に視点を移して。
諏訪湖がはっきりと分かります。
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諏訪湖がはっきりと分かります。
北アルプス方面の展望を求めて西へと少し歩いてみました。
北アルプス方面の展望を求めて西へと少し歩いてみました。
信越国境の山々を拡大。
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信越国境の山々を拡大。
後立山連峰を拡大。
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後立山連峰を拡大。
反射板は山頂から西に少し歩いた地点に設置されています。
反射板は山頂から西に少し歩いた地点に設置されています。
反射板設置地点を過ぎると、御嶽山、乗鞍岳方面の展望が目に飛び込んできました。
反射板設置地点を過ぎると、御嶽山、乗鞍岳方面の展望が目に飛び込んできました。
乗鞍岳を拡大。
反射板からさらに西に少し歩いてみました。
展望を楽しんだ後、反射板の少し西の地点で風を避けゆっくり休憩しました。
反射板からさらに西に少し歩いてみました。
展望を楽しんだ後、反射板の少し西の地点で風を避けゆっくり休憩しました。
1月に登った十石山を拡大。
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1月に登った十石山を拡大。
穂高連峰を少し拡大。
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穂高連峰を少し拡大。
槍穂をさらに拡大。
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槍穂をさらに拡大。
大天井岳、常念岳付近を拡大。
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大天井岳、常念岳付近を拡大。
焼岳を拡大。
標高が2500m近いこともあって雪はまだまだたっぷりあります。
標高が2500m近いこともあって雪はまだまだたっぷりあります。
午後になり、雲が多くなってきました。
御嶽山付近は靄がかかりくすんで見えます。
午後になり、雲が多くなってきました。
御嶽山付近は靄がかかりくすんで見えます。
乗鞍岳は御嶽山よりも近いこともあり、まだまだ綺麗に見えています。
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乗鞍岳は御嶽山よりも近いこともあり、まだまだ綺麗に見えています。
剣ヶ峰を拡大。
下山します。
スキー場まで戻ってきました。
スキー場まで戻ってきました。
リフトの運行時間内に戻ってこれたので、ここがゴール。
リフトの運行時間内に戻ってこれたので、ここがゴール。

感想

1月に十石山に登った際に、八ヶ岳と南アルプスの手前にその存在を主張する大きな山が目に留まりました。手持ちの地図でその存在感ある山の名前を調べてみると、「鉢盛山」であることが分かりました。
どんな山なのだろうか、と興味がわき、登ってみたくなりました。
ただ、すぐにでも登りたい山かというと、そうでもありませんでした。
というのも、十石山から眺めた鉢盛山は山頂まで木々に覆われおり、展望に関してはあまり期待できそうになかったからです。

鉢盛山は、予想に反して、展望に関しても十分に楽しめる山でした。
確かに、山頂付近でも森林限界を超えていないので、360度の大パノラマというわけにはいきません。しかし、木々に邪魔されず展望が開けている所があり、パノラマを楽しめる方角は限定されますが、素晴らしい絶景が楽しめます。

この日は、安定した高気圧に覆われ、風が強くもなく、暖かい一日。
過ごしやすい気象状況に加え、道中にも所々展望地があるなど、展望も十二分に楽しめ、大変満足できる山行となりました。

300名山の鉢盛山は、無雪期は朝日村の役場に林道ゲートの鍵を借りて登るコースが一般的です。
その様にして過去に登った事があったのですが、ガスで覆われて何も見えませんでした。
今回は、積雪期限定のコースでリベンジです。
野麦峠スキー場のトップからスノーシューで歩くのですが、帰りのリフトの時間があります。
平昌オリンピックの女子パシュートのように、二人で交代しながら歩き体力を温存するようにしました。
作戦が功を奏し、山頂での絶景も見られて帰りのリフトも余裕で間に合い狙い通りの山行になりました。

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