本日2百名山・大台ケ原（2座目）
三重県
奈良県
iceberg
体力度について
- GPS
- 03:33
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 623m
- 下り
- 629m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 3:03
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 3:34
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2018年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
写真
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ニホンジカはシカ
カモシカはウシです
後で分かったのだが、大台ケ原駐車場はここを左だった
この時点では全く気付いていない・・・
実は下山道を完全に間違え、ふらふらになって戻ってきた
気づいた時にはこの地図の外に
装備
| 備考 | 大峰は行者環トンネル西口から約50分 大台ケ原ドライブウェイでは大型バスの後ろに付いたため20分程連なっての走行 バスがどいてくれた後は快調に飛ばす いかんせん、こちらは10年前の軽四、50馬力そこそこでは後続車にあおられる 「まあ、どこでも抜いていって下さい」と自分のペースで走る トヨタのプロサクが途中で抜いていった |
|---|
感想
さあ、本日2座目は近畿の百名山「大台ケ原」
朝の「大峰山」からの道中は立派な国道169号線を通り観光バスが行き来する大台ケ原ドライブウェイでアクセス
駐車場には11時過ぎに到着
多くの登山者の車、そしてバスから下りて準備中の人々、さすがは人気の山
こちらもゆっくり準備開始
今回のルートを確認、周りの人を見ると、そんなに重装備はしなくて良い感じ
水と行動食、地図だけはチェックして出発前の「ミニ羊羹2本」を食す
ビジターセンター側の登山口で20名程のパーティーがガイドさんの説明・指示を受けている
プロのガイドの話を横で聞かせてもらう
なるほど！と頷く場面多々、こういう話はちゃんと聞いておくに限る
その後皆さん元気よく「日出ケ岳」から登る時計回りのコースに出発されて行った
さてこちらはどうしたものか？
後を追うとしたら途中で「すみません」と言って抜かせてもらう事になりそう
ならば迷惑をかけるのも何だし、大蛇グラから回る逆ルートにしよう
が、しかし、登山口はどこだ？
ビジターセンターの受付のお姉さんに伺うと「食堂の右横ですよ」の答え
礼を言って登山口へ、なるほど、ここか
さあ、登山開始！
良く整備された道から始まり、すぐさま石作りの長い階段を下りる
このコース、時計回りの最後にこの坂を登るのはかなりしんどいぞ！
と思いつつ更に下る
するとシオカラ谷と言う所に着く
吊り橋はやはり撮影ポイント
女性1名がモデルとなって撮影中
お邪魔かな？としばし待機
渡ってから振り返るときれいな吊り橋だ
さてここから登りの始まりか、少し大きめの岩がゴロゴロしている急な登りを進む
多くの下りの人とすれ違う
早くに登り始めた人たちが下山してきているんだな
大蛇グラはまだか？
そもそもどんなとこなんだ？
下調べも何もしていない、なんか大きな失敗をするんじゃないかな・・・
大蛇グラの分岐に到着
戻って来た人にに聞くと「ここから10分程ですよ」と教えられる
ワクワクしながら進むと多くの人が停滞中
この先か？と思って開けた場所に出る
何だこの崖は！
これは怖い、ちょっとクラッときた
長居せずに早々に退散だ
なんて所だ、と思って左手の壁を見ると2名が取りついている
あの世界には絶対足を踏み入れない！と心に誓って分岐まで戻る
さあ、この後は「日出ケ岳山頂」だ！
多くの人が休憩している正木ケ原を過ぎ、右手に見える展望エリアに到着
確かに見晴らしは良い
ゆっくりせずに山頂を目指す
長い木段を登りきり、無事山頂央へ、素晴らしい！
しかし、何かうるさい
山にある音ではない、力いっぱい人工的な音「ジーーーーー」
おいおい、ここでドローンは無いだろう
おまけに展望台の上は登山には似つかわしくない人間が占拠している
山頂にアクセスしやすい山も考え物だ
少し休んで、さあ下山だ
登山口と書いてある看板を右手に降り始める（看板、実は大杉谷の登山口だった）
道は少し険しい、そしてあまり整備されていない
途中5〜6名のパーティーが休憩している
お先にと言って先に進む
ん、何か様子がおかしい
標識を発見
「登山口まで13.2Km」「シャクナゲ平」？？
13.2Kmもあったっけ？
何かいやな予感をして地図を広げる
やっちまった！
下山口を間違えた
「日出ケ岳まで880m」
どっと疲れが出た
仕方ない、戻ろう
しかし、足が終わり始めている
頂上で行動食を摂っていない、もちろんお昼に用意していたおにぎりも食べていない
その時点では「上から30分で駐車場か、何も食べなくても大丈夫だろう」
このおごりが致命傷だった
登り返しで足が言う事をきかない、おまけにシャリバテが出た、だんだん動けなくなってきた
いい気になって「大峰山」で足を使い切ったせいだ
ウィダーインゼリーを飲む、180Kcal、ダメだすぐにエネルギーにならない
大丈夫、まだ陽は高い、少し休もう
下から数名登ってくる
事情を話すと「もったいなかったね〜」と、その通りだ
とにかく人がいるところまで戻ろう、ここで寝ていたら誰も気づいてくれない
何とか日出ケ岳に戻る事が出来た
あらためて行動食を摂る、もう一個ゼリーと「一本元気」を口にねじ込む
10分程休んだら元気が出てきた
坂の途中で逢った男性に「下りの道はすぐ下の看板の横ですよ」と教えられる
足が終わっているのでゆっくりとその場所まで
なんでこの看板をちゃんと見なかったんだろう、大反省だ
下りの道は本当に立派な舗装路、コンクリート道
今日はこれ以上無理はしない、ゆっくり前の男女2名の後をついていくことにする
約30分、ちゃんと駐車場に着く事が出来た
本当に良かった
車の前で座り込み「疲れたー」と言ったら先ほどの男女に笑われた
やはり丁寧な登山をしないとだめだな、とつくづく思う次第
片付けをしながらふと横の車を見ると「石川ナンバーのランクル」
少し話しをする
その後すぐ、今度は朝に大峰山で逢った長崎の方が到着
明日、こちらを一緒に回ろうって話をしていたんだった
既に登ったことを話し、お互い「気を付けて」と言って別れる
落ち着いたところで、さあ戻る事にするか
ここから金沢までは8時間、何とか今日のうちに戻れるか
と、今回はかなりの失敗と大変疲れた登山となりました
午前中の山
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