皇海山


- GPS
- --:--
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 1,837m
- 下り
- 1,833m
コースタイム
- 山行
- 0:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:00
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
沢沿いの道で危険個所はないが、赤土の所は雨上がりなどはズルズル滑る |
その他周辺情報 | 鋸山は見ての通りの直登であり覚悟が必要 |
写真
感想
4:00明るくなる前から小鳥のさえずりは聞こえ初めた。5:00には出発した。
登山口から2〜3分歩くと沢沿いの道となる。カラ松林の中を沢沿いに3〜4回渡渉しながら沢を登りつめる。シャクナゲなどが出てくると、沢の水が無くなりゴーロ歩きとなる。段差のある岩を乗り越えながら最後は、赤土の急傾斜に付けられたロープに助けながら登ると笹が生い茂った道となった。急登を10分ほどで南東に視界が開けた不動沢コルに到着。南に連なる鋸山の山容が険しく見えた。ここからシラビソやコメツガの林の中を、木の根や倒木をかわしながら急な登山道を登る。赤テープで誘導されており、迷うことはない。視界が無いのできついが上へ上へと登って行くと、天に向かって立つ青銅の剣があり、間もなく山頂であった。シラビソの木に覆われ、視界は無く、10人ほどが食事をしていた。証拠写真を撮り早々に山頂を下った。
9:25再び不動沢のコルから鋸山のゴツゴツした山容を見て気持ちを引き締めた。コメツガの林の中をシャクナゲを見ながら15分ほど進むと、鋸山の直下に着き、そこから右左鋭く落ち込んだ直登ルートが始まる。岩は手懸かりがあり安心できるが、赤土はズルズル滑る。ロープが数本張られているが、それを頼らずに両手両足で何とか山頂に登りきる。鋸山11峰との事で360度のパノラマが楽しめた。ここから見る皇海山は全容が見え、登っている時には感じなかった威厳すら感じる堂々とした山だ。昨日登った武尊山や日光白根山、赤城山等が見えた。
急な下りは登り以上に厳しい為、ストックをたたみ、ロープのお助けを借りながら慎重に下る。不動沢コルからの沢下りも、ゴーロに足を取られないようストックを使いながら膝への負担を和らげながら下った。皇海橋の駐車スペースはほぼ満車状態に車が止まっており、警察署員が数人いた。事故?車上荒らし?と聞くと、「林道で車がパンクして動けなくなった人が何処に居るのか確認できないでいる」との事だった。「昨日の事なのにまだ見つかっていないのか」とかわいそうに思えた。昨日のJAFが来たことをお話しすると、「JGFから連絡が入って探しているのですが、根利ルートから入り直さないとこちらからはいけないのですね」と情報提供に感謝された。栗原川林道を下る。JAFから話を聞いたので昨日以上に慎重に角のある石に乗らないようにハンドルを切る。警察車両が入ってきて、路肩に退避してもらった時は、警察署員が丁寧に石をどけてから退避していた。1:30かけて栗原川林道を抜けるとホッとして肩の力が抜けた。
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