苗場山


- GPS
- --:--
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,224m
- 下り
- 1,218m
コースタイム
- 山行
- 7:10
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 7:40
天候 | 晴のち小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
早朝に湯沢町に着く。コンビニで食料を調達し、苗場山の登山口に向かう。林道に入って間もなく、遮断機があり監視員に入山目的を聞かれて登山者カードを渡され記入するとゲートが開き入山OKであった。駐車場は満車なので、チェーンを空けてスキーゲレンデ内に駐車するように言われた。くねくね道を十数キロ登り、駐車場に着くと満車であり、ゲレンデ内駐車は2台目だった。舗装された道を20分ほど登ると和田小屋があり、ここまで車が入る事も出来たようだった。ゲレンデを横切り林の中に入るとゴーロの登山道となり、道端に咲くゴゼンタチバナ・岩鏡などの高山植物を見ながら上を目指す。曇天であるが林の中は風が無く蒸し暑い。そしてブヨが汗ばむ体に付きまとい、目・口・耳・鼻に侵入しようとしてうるさい。手で振り放ちながらも足元は大きなゴーロ岩を見極めながら登った。低木帯に変わってくると、木道となり、下の芝に着く。ウットデキのテラスが3〜4設置された休憩ポイントだ。振り返ると下界に大きく水をたたえた、カッサダムがみえ、ゴンドラの鉄塔や駅が見えた。東に目をやると、仙の倉山や谷川岳に雲が掛かっていた。中の芝、上の芝と続き、股すり岩を下ると、平坦な道となり神楽ケ峰に着いた。目の前に大きな壁が現れ、苗場山には一旦下り急な壁を登り返す道となっているのが見えた。うんざりしながら道を下ると、雷清水が湧き出ていて、冷たい水を一口頂く。前方の壁のような道を登っている登山者を見ながら一息ついた。高山植物を見ながら鞍部に下り、最後の急壁は、歩幅を狭くしてしたばかり見ながら、黙々と歩く。時折涼風が背中をかすめて気持ちがいい。手に持つストックの力も借りながら登りきると、平らな草原が広がり、池塘の間を木道が導く天空の楽園?があった。晴れていれば感動はひとしおの事だろうと思いながら木道を歩く。ワタスゲやナエバキスミレが風に揺れながらたたずんでいる。傾斜の無い道を10分ほど歩くと、登山者がたくさん休憩している山頂に着いた。山頂小屋(自然交流センター)で休もうと3分ほど歩くと、玄関にはメニュー表があり、休憩300円となっていたので写真を撮って引返して山頂周辺で休憩とした。やや風があったので木陰に陣取り合羽を着た。足が疲労気味だったので、両足にテーピングを施して下りに備えた。視界はあるが曇り空で遠くの景色があまり見えず、足早に山頂を後にする。するとポツポツと雨が降りてきた。急な壁を慎重に下り、雷清水で一休みした。雨はポツポツだが降ったりやんだりする為、合羽を着たり脱いだりしながら中の芝まで来た。まだまだ登ってくる人がいるが、山頂小屋で宿泊するのだろうかと思いながら見送った。林の中のゴーロはぬかるみとコラボして滑りやすくなっており、ストックを前に突きだしながら一歩一歩下る。スキー場のゲレンデに出ると和田小屋が見え安堵した。最後の舗装道路は、膝をかばいながら下った。
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